3 いきなりだった。 きっと、頭を殴られた衝撃で見た幻覚だと。 そう思ったのに… (そんなん望んでないけど) 「…カス、ゆるめろ」 「い゛っ…あ゛っ、あっ…痛いっ……」 怒張したボスが俺の中に入ってくる。8年も使われてないソコは、ひょっとしたら初めての時よりも痛みを感じている。 ツプッ 「ふっ……う゛ぁ…っ」 見開いた目尻から涙がポロリと落ちた。 ザンザスは遠慮なく、ガツガツ腰を動かした。 「はっ…カス。処女膜、再生したんじゃねえか?」 喜んでるのか怒ってるのか。ザンザスの表情は読めない。 あちこち痛いし、ボスがいる現実を飲み込もうと賢くもない俺の頭は許容量オーバーして真っ白になってる。 「何年経った?」 伸びた長い髪を引っ張ってザンザスが言った。 「はっ……は…ちね…ん」 ザンザスの腰の動きが止まった。 [mokuji] [しおりを挟む] TOP |