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いきなりだった。


きっと、頭を殴られた衝撃で見た幻覚だと。
そう思ったのに…
(そんなん望んでないけど)




「…カス、ゆるめろ」

「い゛っ…あ゛っ、あっ…痛いっ……」


怒張したボスが俺の中に入ってくる。8年も使われてないソコは、ひょっとしたら初めての時よりも痛みを感じている。


ツプッ


「ふっ……う゛ぁ…っ」

見開いた目尻から涙がポロリと落ちた。
ザンザスは遠慮なく、ガツガツ腰を動かした。



「はっ…カス。処女膜、再生したんじゃねえか?」


喜んでるのか怒ってるのか。ザンザスの表情は読めない。
あちこち痛いし、ボスがいる現実を飲み込もうと賢くもない俺の頭は許容量オーバーして真っ白になってる。



「何年経った?」


伸びた長い髪を引っ張ってザンザスが言った。



「はっ……は…ちね…ん」



ザンザスの腰の動きが止まった。


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