08
色々な書類に名前を書いたり、ここでの動きについて教わったりしている間に夕方になった。
非日常でもお腹は通常運転で、お腹がなってしまった。
ヒカルさんは、ご飯にしようかと笑った。
埋まりたい。
ご飯は火翼さんが作ってくれるらしい。イケメンで料理できるとかハイスペックすぎるって。
お皿運びだけ手伝うとお礼を言われて鼻血がでるかと思った。
ここにきてよかった…!
「よし、揃ったな。
んじゃいただきます」
ヒカルさんの声につづき、みんな食べはじめた。
ダイニングにはヒカルさん、火翼さんと、水色の髪の人、ポケモンが5匹と馬が一匹いた。割と大所帯で驚いています。
赤ちゃんポケモンが三匹くらいいて中々に賑やかしい。今まで、そんなにポケモンに興味はなかったけど、とてもかわいいと思う。
テレビでみる赤ちゃん動物を思いだした。
「だーから、落ち着いて食べなって。飯は逃げないんだから。
あ、火翼、来週は翠玻が来るって。」
「来るな」
「いや、帰るくらい許してやれって」
スイハと聞いた瞬間に火翼さんから禍禍しいオーラがでてきた。
火翼さんがそんなになるって、スイハという人はどれほどの人なのか。
怖いようで、少し来週が楽しみになった。
「食べ終わったら名前さんとポニータは自己紹介ね」
一気に食べるスピードが落ちたのは仕方ないと思う
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