09
「少し痩せすぎているかなって心配だったから、このくらいがいいと思うよ?かなこちゃん」
「でも…胸はもっとあった方がいいでしょ?」

……っ!?私がそう言うと素早く身体を反転させされて、胸を触られた。

「…ねえ、誰がそんな事言ったんだい?かなこちゃん。まさか…、ミクリ…?」
「…っ、もう!まだその事言うの!?」

ミクリさんがそんな事言うワケないじゃない、そう言うとじゃあ…って尋問は続く。

「もしかして…、カゲツ?」
「違…っ!」

カゲツさんは見てないって言ってたけど、あの状況じゃ絶対見られたよね…。途端に顔を赤らめると、こらしめなきゃな、なんて言う。

「カゲツさんじゃないから…!」
「じゃあ…ユウキくん?それとも、ミツルくん?」

……。いつまで続くの…。もういいでしょ、そう言ってもやめてくれる気はない…むしろ楽しそう。

「なら…アクア団?」
「……っ!」

ヤバい…、動揺しちゃった…!もちろんそれを見逃さないダイゴさんは、耳元で甘くこう囁くんだ…。

「他の男に胸を触らせるなんて…悪い子だね?かなこちゃんは」
「あ…っ、あれは事故なの…!」
「男はそういうの覚えているよ…?」
「え……!?」

や、やっぱりそういうものなの…!?!?アオギリさんもそうだけどさ、あの時…。やだ…どうしよう、恥ずかしくて身体が変な反応を…!


bkm
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