18
「おおう!あっぱれ!!」
「あ……、ありがとう、ございます……!」

終わった……。ハラさんに……、勝ったんだ……っ。一生懸命頑張ったポケモンたちを回復してくれると、ハラさんはモーションをつけてカクトウZを授けてくれた。それだけじゃなくて、アローラ地方の旅を手助けしてくれる、ライドポケモンに乗るためのライドギアもくれた。

「アローラ地方ではな、ポケモンに乗せてもらい、力を貸してもらうのですな!」

乗り方の説明を受けて、ライド専用のスーツを着て実際に乗って。ちょっと怖かったけど、こうやってアローラでは、ポケモンたちが冒険の手助けをしてくれるみたい!これからの出会いが、楽しみかも!

「アローラのあちこちを走り回り、ケンタロスに惚れてくだされ。ライドギアを使えば、ライドポケモンはどこでも駆けつけ、助けてくれますからな!」
「……はい!」
「Zパワーを使わずに勝つなんて、すごいですよ」

それからイリマさんがおめでとうと言いに来てくれて、アローラフォトクラブで写真を撮ることをお勧めされた。ハウからはショッピングモールをお勧めされた。

「ハウの本気の勝負、あたしも見たいな!」

ハウとハラさんの勝負を見守って。やりたいことが終わったらいよいよ、別の島へ出発するんだ……!

「じゃあね、ママ!アーカラ島に行ってくる!」

行ってらっしゃいな!元気に送り出してくれるママはやっぱり頼もしい。ハウオリシティに戻って、ショッピングモールで夕飯を、アローラフォトクラブで写真を撮って楽しんでたら、大試練を終えたらしいハウがやって来た。

「さーて!次の目的地!アーカラ島に行きますかー!」
「えっ?写真、撮らないの?」

そう聞くと撮影とかスタンプって、オシャマリのいいところ引き出すまでいつまでもやっちゃうからあたしを退屈させちゃう、って。ハウ、やっぱり優しい人なんだね!

「さー、どんな試練がおれたちを待っているのかなー!」

ハウ、楽しそう!そうこうしてるうちに博士が来て、ヨットの準備はできてるって教えてくれたけど、それなんだけどさー、って。


bkm
prev next
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -