映画『エクスカリバー(1981)』
〔感想〕- 映像が結構綺麗。完成度高めだと思われる。
- 使っている音楽がかっこいい。「カルミナ・ブラーナ」は本当におすすめ。小澤征爾指揮のものがつべに上がっているので、是非是非聞いて頂きたい。
- 話は原典押さえていたり、押さえていなかったり。割と救いのある話に仕上がっている。
- ケイ兄さんイケメン。(ただしオッサンスキーによる発言)(*1)
- グィネヴィア可愛い。
- ユリエンスがイケメン。(ただしオッサンスキーによる発言)(*2)
- ランスロットは相変わらず人気者です。でも正直「こいつヘタレだな」って思った。(*3)
- ガウェインの扱いが酷い。(*4)
- モードレッドが美少年。
- パーシヴァルが割と活躍する。
- ちゃんと「出てきたなー」という感じがするのは、アーサー、ウーサー、マーリン、モーガン、それから上記に名前が挙がっている面々という感じがする。ゴルロイスとイグレーン入れてもいいかもしれない。
以下ネタバレ含む- *1:ケイ兄さんはずっとアーサーに付き従っていて「本当にいい人なんだなあ」という感じがする。お父さんも勿論出てくるけど、お父さんはちょっと存在感薄めかな。
- *2:「11人の支配者」の中で唯一まともに顔と名前が一致できる程度に出てくる。因みにカメリアドに襲撃かける頭みたいになっちゃってる。そこでのユリエンスとアーサーのやりとりが本当にかっこいいのでこれは必見。
- *3:グィネヴィアとの不義密通をアーサーが気付いたと知った瞬間に全裸で逃亡するその後ろ姿がな……ヘタレの一言に尽きます。でもやっぱり人気の騎士だからか、最後モードレッド戦で颯爽と登場、大活躍の後アーサーと仲直りして騎士として死ぬ。美味しいとこ持っていきやがるぜ。
- *4:ランスロットとグィネヴィアの不倫を告発したのがガウェイン、みたいな描かれ方をされているが、実際はガウェインの弟アグラヴェインとモードレッドが行っている。しかもその後ガウェインの摘発が正しいか、グィネヴィアの貞淑をかけてガウェインとランスロットが対決するのだが、手負いのランスロットに敗北させられるし。しかも活躍するのはそれくらい。ちょっと酷くないかなー!?
(20130202)
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