▼ にゃんこの日ですから。
アズール視点
今日は天気もよく絶好の散歩日和だったから散歩をしているとセレナや女の子達がいた。
僕は気になったから彼女らにというかセレナに話しかけた。
「今何してるの?」
「なんだっていいでしょ。でも仕方ないからヒントよ。今日は何月何日?」
「今日は2月22日、だよね」
「正解よ。これで考えてね」
と言うとセレナはまた輪の中に行ってしまった。 輪の中にいるのは猫?
猫―猫?猫…
「あっ!にゃんにゃんにゃん!」
自分で言っといてなんだけど恥ずかしい。にゃんを3回連呼は恥ずかしかった。
ごほん、ともかくセレナ達が猫とたわむれていることは分かった。遠くからでもセレナが猫を撫でている光景を見ると微笑ましくなってくる。
あぁ僕もセレナに撫でられたいな
ん!?なにを言ってるんだ僕!!これじゃ変態みたいじゃないか!!
い、いや、僕が猫になれば…ってなれないよ!!
一人悶えてるとセレナが寄ってきた。
「はい、今日が何の日か分かったかしら?じゃあ特別に猫、抱かせてあげるわ!」
セレナから託された猫は凄く可愛かった。僕が頭を撫でてやると気持ち良さそうに目を細める仕草はセレナに劣らずの可愛さだ。
「ね、可愛いでしょ」
「ああ、そうだね」
君もだけどね!セレナ!
2人で猫を愛でていると輪の方から話し声が聞こえた。
―2人に赤ちゃんが出来たらあんな感じかしら―
と。
聞こえたこっちは2人で沈黙し気まずい。
するとセレナが勢いよく立ち上がり、
「も、もうそろそろ行くわ!その猫愛で終わったら輪の中に返して来てね!」
「あっ、ちょッセレナ!?」
走りさって行った。
猫は呆然としている僕をスルーして僕の腕の中から消えていった。
―――
短い…(´・ω・`)あと糖度が低いかも…
1日遅れの猫の日
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