小説 | ナノ

 36話




「「怪しい動きをした」と俺が判断したらすぐ爆破する!」

「ヒーローらしからぬ言動…」

モヤが爆豪の拘束を逃れようともがくが爆豪が阻止する

「攻略された上に全員ほぼ無傷…すごいなあ最近の子供は…恥ずかしくなってくるぜ敵連合…!脳無、爆発小僧をやっつけろ出入り口の奪還だ」

主犯格らしき不気味な男が脳無に指示を出すと脳無は凍らされていた半身を割って砕き砕けた半身を凄まじい速さで再生していく

「これは“超再生”だな、脳無はお前の100%にも耐えられるよう改造された超高性能サンドバッグ人間さ」

脳無が半身を完全に再生させると指示された通りに爆豪の元へ向かう

「勝己くん!危ない!」

ナマエが駆け出すより早く脳無は攻撃を当てる

「勝己くん!?」

いつの間にか 緑谷の隣へ移動していた爆豪
ナマエの目にも一切見えなかった
その間にオールマイトは爆豪を庇い脳無の攻撃を受け後方へ飛んでいた

「3対6だ」

「モヤの弱点はかっちゃんが暴いた…!」

「とんでもねぇ奴らだが俺らでオールマイトのサポートすりゃ…撃退出来る!」

「微力ながら、援護します!」

5人が前へ出るが「ダメだ!逃げなさい!」とオールマイトが制止する

そして5人の説得も聞かずオールマイトは脳無へと向かった
脳無とオールマイトがぶつかった瞬間から何百発を超える攻撃が繰り広げられる

真正面からの凄まじい殴り合いにナマエ達は動けないでいた

「ヒーローとは常にピンチをぶち壊していくもの!敵よ、こんな言葉を知ってるか!?Plus Ultra!」

血を吐きながら、脳無の攻撃を受けながらオールマイトは脳無に押し勝ち飛ばされた脳無は天井を突き抜け空へと消えた

「これが…プロ…ナンバーワンヒーロー…」

ナマエは呆然と消えた脳無を目で追っていた

「やはり衰えた…全盛期なら5発も撃てば充分だったろうに…300発以上も撃ってしまった」

戦いに勝ったオールマイトは、笑っていた






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