10月31日。ハロウィンである今日、学校でハロウィンパーティなるものが催されていた。学校でこういうのやるなんて珍しいなぁ、なんて思いつつも、色んな人の色んな仮装が見られるのは割と楽しかったり。パーティ会場には仮装した生徒達が大勢居て、各所に置かれたテーブルに用意されたお菓子を食べたり、写真撮影をしたりと楽しんでいた。

「あ、忍足くん居たよ!」

 一緒に行動していた友達が、遠くに侑士が居るのを見つけた。遠目に見つけたその姿は、やっぱりいつもと違う。頭に耳がついてて、可愛い。
 友達に行ってきなよ、と背中を押されて、恐る恐る侑士の元へと近付いた。

「ゆ、侑士!」
「ん、あぁ、なまえか。」

 侑士を呼ぶと、柔らかく笑って名前を呼んでくれる。甘くて低い声にドキッとしつつ、侑士の姿を見る。獣っぽい耳としっぽをつけていて、唇からちらりといつもはない八重歯が覗いていた。

「狼なの?」
「あぁ、狼男。何でもええ言うたら跡部に渡されてん」
「そうなんだ。似合ってる」
「おおきにな」

 大きな尻尾がもこもこしてて、触り心地が良かった。撫でていると、ほっぺをつねられる。顔を上げると、クスッと笑われた。

「なまえは、赤ずきんちゃんやな。」
「うん! 友達がアリスなんだけど、ワンピース色違いなんだぁ」

 そう、私の仮装は赤ずきん。髪を三つ編みにして、赤と白のワンピースを着て、赤い頭巾を被っている。手に持った籠には、ワインやパンの代わりにお菓子をたくさん入れてきた。持ってきたものも、貰ったものもいれてある。

「似合っとるよ。めっちゃ可愛えやん」
「えー、なんか照れるなぁ。侑士も、すごいかっこいい」
「おおきにな。・・・ほな、トリックオアトリート。」
「ふふ、なにそれ。じゃあ、これあげる」

 私は籠からビター系のチョコレートを取り出して、侑士に手渡した。侑士はそれを受け取ると、チョコをポケットに入れて優しく私の頭を撫でた。

「お菓子もええけど、イタズラさせてくれてもええんやで」
「何言ってんの、もう。トリックオアトリート!」

 からかってくる侑士の頬を軽く摘んでそう言うと、わかったわかった、とくしゃくしゃ頭を撫でられる。子供扱いされてるみたいなのが不満で唇を尖らせると、人差し指で突かれた。

「・・・あ」
「ん、どうかしたの」
「アカン、お菓子部室に置いてきたわ。一緒に取りに来てくれへん?」
「えー。」
「ええやん、頼むわ。なまえの好きなクッキー買っといたんやから。」
「・・・わかった」

 申し訳なさそうに手を合わせてる侑士に、仕方なく頷いた。でも、会場から抜け出せるのは少しありがたいかもしれない。・・・さっきから周りの女の子の視線が痛いのだ。
 会場から出た途端、さりげなく手を繋がれる。私よりも大きくて温かい手にほっとして、手を握り返した。


「あー、やっぱりあったわ。ほらこれ」
「わ。やったー! これ大好き!」
「せやろ? なまえ用やで」

 侑士はロッカーからお菓子の入った箱を取り出して、その中からクッキーを取り出して私にくれた。私は部室のソファに座り、早速クッキーを口にした。少ししてから侑士も隣に座って、クッキーを食べ終えた私に触れるだけのキスをした。

「ん、わっ、ちょっと」

 侑士は私の身体を捕まえて、そのまま私をソファに押し倒してきた。唇をペロッと舐められて、口を少し開くと舌が中に入り込んでくる。それと同時に、ビターなチョコの味。さっき私があげたチョコだ。溶けたチョコの味が口内に入り込んで来て、ぎゅっと侑士の肩をつかむ。歯列をなぞられて、舌を絡まされて侑士の牙が私の舌を撫でた。

「もう、っ」
「赤ずきんちゃんが狼の言う事信じたらアカンって言うやろ」
「ちょっ、最初からそのつもりで」
「お菓子に釣られるなまえが悪い」

 反論しようとする私を遮るようにまた唇を塞がれて、侑士の手は厭らしく私の身体を撫で回す。口の中をねっとりと舌に犯されて、だんだん思考がとろけていく。ああ、やっぱり侑士に甘いんだ、私。

「トリックオアトリート。」
「っお菓子、置いて来ちゃった」
「せやったら、悪戯やろ?」

 大人しく食べられとき。そう耳元で囁かれて、侑士の手が胸元のリボンを解いた。あっという間に胸元肌蹴されて、ブラを引き抜き取り上げられる。ワンピースの中に手を差し込んで、やわやわとおっぱいを揉まれた。

「折角可愛え格好しとるんやから、脱がしたら勿体無いやんな」
「んぅ・・・きゃっ」

 ちゅぷっ、と侑士の唇がおっぱいに吸いついた。柔らかさを楽しむ様な吸い付き方で、何度も。固くなってるものには敢えて触れずに、白い肌に何度も口付けて、時折強く吸い付き痕を付けた。

「侑士、っ」
「なまえのおっぱい、柔らこうてマシュマロみたいやわ」
「ばか、っきゃん」
「乳首、食べられたそうにしとって可愛えで」

 侑士の口がついに乳首に吸いついて、固くなったそれを唇と舌で弄くられる。甘い痺れに酔わされて、侑士の頭を手で抑えてしまう。牙が乳首を掠めて、身体がはねた。
 侑士の手がだんだん下へと降りていき、スカートの中に入り込んだ。いやらしく太ももを撫でられて、身を硬くする。しばらくお尻から太ももにかけてを集中して撫でられて、ドキドキと鼓動が早くなる。侑士の手が内腿を撫でた時、溢れだしていた液体が触れた。

「垂れてきとるで、なまえのやらしい汁」
「言わないでぇ・・・っひゃう」

 侑士の指先が、ショーツ越しにまん筋を撫でた。張り付くほどショーツにしみていて、おまんこが濡れ切ってしまっていることが嫌でもわかる。侑士の指がショーツ越しにおまんこをぐりぐりと刺激してきて、どんどん液体が溢れ出る。そのまま侑士が指をショーツ越しに埋めてきた。

「やらぁ、っ侑士、ああぁ」
「まんこビクビクしてんで? ほんまにやらしい子ぉやな、赤ずきんちゃん」

 侑士は私のショーツを剥ぎ取り太ももを大きく開かせ、スカートを捲り上げた。すでにぐちゃぐちゃになっているおまんこが侑士の目にさらされて、羞恥からおまんこがきゅんと疼いた。

「ほんま、びしょ濡れやな・・・栓したろ」
「ふえ、っひゃん! あぁあ」

 侑士が突然、おまんこに吸いついたのだ。侑士の舌がべろりとおまんこを舐めたかと思うと、舌をおまんこのナカに挿入してナカをベロベロ舐め回すのだ。舌の動きに翻弄されて腰が跳ねる。

「なまえの汁、甘いで? っじゅる」
「ひあぁあ、っなわけ、えっあああんっ」
「イきそうになっとる? じゅる、ええで、イきや」
「らめ、出りゅぅ!! らめえええぇえっ!!」

 ビクンッビュルルッ!! 腰が跳ねて、勢いよく潮を噴き出しながらイッてしまった。おまんこがヒクついていて、侑士はそれにちゅっとキスをしてから、私が噴き出した潮を舐めとった。

「ひゃ、っ」

 おまんこに、侑士のおちんぽがあてがわれた。侑士が身体を倒してきて、私にちゅっと口付ける。くちゅくちゅとおちんぽの先端をおまんこに擦り付けながら、首筋に吸いついた。噛みつくようなキスで、歯がちくちくと当たってちょっと痛い。けど、その痛みすら快感に思えてしまって、自分のはしたなさに恥ずかしくなる。そしてそのまま、ゆっくりとおちんぽがナカに挿入ってきた。

「ひあぁあ、っ食べられちゃうぅ・・・」
「せやで、っえっちで可愛え赤ずきんちゃんは、狼さんに食べられてまうんやで?」
「あぁああっ!」

 ずぷん、と奥までおちんぽが刺さって、ぎゅうっとおまんこが締まる。侑士の方を見ると目があった。侑士は妖しく笑って、舌舐めずりをする。その様子にドキッとしたかと思うと、おちんぽが動き出した。

「ひゃあぁんっ! ああぁっらめえぇっ気持ちい、気持ちいの、っ」
「悪い赤ずきんちゃんやな、っ狼のちんぽでこないよがって」
「言っちゃやらあぁっああぁんっ」

 侑士の首に腕を回すと、途端に唇を奪われる。噛み付くようなキスにゾクゾクする。食らいつかれるかのようなキスに、本当に食べられてるみたいでおまんこがきゅんきゅんする。侑士のおちんぽが奥をガンガン突き始めて、ビクビクとおまんこが震えた。それに気づいたのか、おちんぽの動きがどんどんと早くなっていく。

「らめぇええ奥ぅっ! 激ししゅぎちゃうっきもひぃいいいっ」
「っは、奥、ビクビクしてんで? っいっぱい突いたろな」

 ゴンゴンと容赦なくおちんぽが子宮口を叩いて、だんだん頭が真っ白になっていく。ビクンビクンと突かれるたびに身体が跳ねて、限界が近づいてくる。ナカで動くおちんぽも、どんどん硬さが強くなっていた。

「らめえぇえっもうイッちゃううぅっイくのぉおおっ」
「っは、ええで、俺も、イきそうや、っ」
「ああぁああんっイくぅっおーかみしゃんのおちんぽれイっちゃうぅううっ!!」
「っく、あ、ああ、っ」

 ビクンッ!!びゅるっびゅるるるっ!! おちんぽが奥を突いた時、おまんこを大きく跳ねさせてッてしまった。同時に侑士も果てて、最奥でおちんぽが脈打ち精液が注ぎ込まれるのを感じる。イッた余韻で大きく息をしていると、侑士に優しくキスをされた。ずるりとおちんぽが引き抜かれて、ぱっくり開いたおまんこからはどろっと液体が溢れ出るのを感じた。



 後処理を終えて、衣服も直してから二人でソファに座り、侑士の方へ寄りかかる。ぽんと肩を撫でられて、侑士にすり寄った。

「もう、パーティ戻る気分になれないんだけど」

 もっとパーティ楽しみたかったのになぁ、と思いつつ、手鏡で自分の首筋を見る。赤い痕がたくさんついてて、それを侑士の歯型が囲っていた。

「ま、ええやん。お菓子くらい俺が買うたるし・・・それに」
「え?」

 ぎゅ、と両手で横抱きにされて、驚いて侑士の顔を見上げると、ちゅっと触れるだけのキスをされる。

「なまえのこないに可愛え姿、他の男共に見せんでええわ」
「べ、別に私のことなんて・・・」
「ほんま、鈍いな。・・・まぁええわ。」

 侑士は私を抱きしめる力を強めて、がしがしと私の体を撫でた。大事そうにしてくれるのが嬉しくて、そのままぎゅっと抱きしめ返した。

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すず様リクエストありがとうございました
リクエストのネタがまず堪らなくて、ハロウィンに間に合わせようと頑張ったのですが・・・いかがでしたでしょうか。
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