×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -

3.聞き飽きた愛の言葉

(馬鹿の一つ覚えか)

「なァ名前…」
「ギャッ!」
「んな驚くこたねェだろ」
「そりゃいきなり耳元で喋られたら誰だって驚きます!」
「俺という存在に気付かないお前が悪い」
「どんな理不尽な言い訳?」
「結局お前が悪い」
「高杉君が気配を殺して来るからでしょ!」
「あァ?」
「日本語が分からない?バカ杉って呼んであげようか」
「そんなことしてみろ。公衆の面前で犯してやるゼ」
「なっ、そんな脅し怖く無いもん」
「ククク…そりゃいい。普段強がってるやつほど快感に落ちた時の表情は堪んねェもんだゼ?」
「今までどんな女の人たちを相手にしてたの?頭大丈夫?(って大体の予想が付く自分がヤダ!)」
「名前、高杉にそんなこといっても無駄ですぜィ」
「あ、沖田くん」
「高杉は根っからのSでさァ。まぁ俺には劣りやすが。」
「え、沖田くんもSなの?(っていうか高杉君に勝るSって…かなりのドS!?)」
「ちなみに土方コノヤローはドMでさァ」
「んなわけあるかァ!!」
「チッ、さっさと死ね土方」
「お前が死ねェェェェ!!」
「ったく…」
「結局、高杉君は何が言いたかったんでしょうか?(会話中断しちゃって訳わかんなくなっちゃったよ)」
「あァ?俺が言いたいのはお前ェを愛してるってことだけだ」

毎日毎日毎日毎日…ノイローゼになりそうです。もし私がこの世を去るときが来たら思いっきり呪ってやる。


前項戻る次項