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「ただいま」

ドッカーン!!!

「…なにしてくれてんだ」

「おーい土方さん、今日はどこ行ってたんですかィ?」

「あ?無視か?無視かこら!人のことバズーカで打っといて無視かコラ。……ただの床屋だ」

「そのV字前髪キープすんのも大変だねィ」

「んなこたねェよ。まぁてめェのせいでどっかの銀髪天パみたいになっちまったけどな!!!!床屋は暇つぶしも兼ねてだ。」

「まぁ俺も暇つぶししてくるかねィ」

「てめェは仕事しろコラ」

「ヘイヘイ。鬼の副長さんは怖くて仕方ねェや」

「一言多いんだよオメェは!」

「チッ。市中見回りいってくるとするか」

「さっさといってこい」

やっぱりこんなに早く屯所に戻ってくるんじゃなかった。問題児の巣窟にいたらせっかくの休暇もゆっくりできたもんじゃねェ…

1時間前のもっとゆっくりしていけといっていたナマエの言葉が思い出される。チクショー。店に迷惑かけられねェと思ったから早々に切り上げて出てきた自分が嫌だ。もうほんと嫌だ床屋に戻りたい誰かタイムマシンくれよマジで。


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