note


▼ 理想の客C(売り)



※理想の客1 2 3の続き

「俺あんまバイブて好きくないんだよね。」
「マサトのくせに意外だな。」
「なんかもっとシンプルなのが好きでさ。あの、ほらー何だっけ?ケツ筋鍛える感じの、あれどう?」
「あーあー、バイブっていうか振り子運動?みたいなやつか。」
「それ!なんつうんだっけ?コージわかる?」

マサトとミツルさんのよく分からない話を突然振られる俺。
「知るか。」







昨日もあれから客は来なかった。あんまりにも稼げないもんだから、俺の収入のほとんどは昭一さんからのものになった。
「う、あ」
腰の下にクッションを敷いて俯せになると、尻たぶを割られしげしげと見られる。シーツに顔をうずめ、いやらしいように思った。
「ひくひくしてる。」
「ん、んっ」
ローションでぬるつく指で、ケツ周りを指の腹でやさしく押してくる。第一関節くらいまで、入った。
昭一さんは店には来なくなった。直接連絡してくる。…店にバレたらヤバいだろうな。中間搾取がなくなった分、リアルにヒモみたいな感じになった。
「舐めて。」
「んう、」
後ろから覆いかぶさって、俺の口に、遠目から見たら魚肉ソーセージみたいなバイブを押し付けてきた。マサトは良くないって言ってた、けど。
「うっ、うっ」
乳首いじられながら、耳舐められながら、バイブを口に抜き差しされる。俺も一生懸命吸い付いた。あー、集団でされてるみたいだ。
「自分で出来る?」
「…う、…ん」
耳元で囁かれる無茶。小さく頷いて卑猥な魚肉ソーセージを受けとった。ピンクだ。
「うう、」
横向きに寝て、後ろからそれをあてがう。また尻たぶを割られる。見てる。変態くせぇな。
「は、」
ぬるぬると卑猥なそれの先を、ケツを広げて押し込んだ。ゆっくりぬめりを利用して全部。
…あー、変な感じ。てか全然、全然
「どう?」
「う、…ん?」
俺の手を掴んで昭一さんがゆるく動かしてくる。何かそれ、ゆるい。まだるっこしい。だけれど、確かにマサトの言葉がわかった。あ、でも、出るのは、うー…、でも、うー
「辛い?」
「うー…、ていうか、ん…、
…その、ちんこのが、ずっと、」
あったかいし、安心するし、人のそういうのには適わない気がする。昭一さんはそれを聞いて吹き出した。
「のが?」
「……き、きもち、いい、よ、あ!」
スイッチが押され、中でちんこがぐいんぐいん動く。奥まで押し込まれ、一気に抜かれる。そういうのは好きかもしれない。
「んう、うあっあ!」
背骨に沿って舐められつつ、仰向けに転がされる。昭一さんは指を丸くして乳首を摘んで、それからちゅぱんちゅぱん舐めしゃぶる。ケツではバイブがまだ動いてる。
「縛るよ。」
「あーやだ、あー…変態…」
ベッドからそのまま引っ張られ、近くのガラステーブルに載せられた。テーブルの足に手足が結ばれる。すげー変態くさい、恥ずかしい、
「あ、ああっ」
ちんこだけがまっすぐになってて、それを昭一さんが口いっぱいに頬張る。俺もしたい、うあ。
「あっ、すご、」
先を喉にこすりつけられ、しゃぶられまくる。体動かそうにもみっともないこの体勢じゃ、どうしようもない。やばい、興奮する、甘えた声が止まらない。
「あっあっあっ、でっ、あ…」
一気に足先から震えが走ると、昭一さんは口を離す。寸止めされて、不安でもどかしい。
「ああ…だ、だめ、あ」
それから玉をもぐもぐされる。ちんこの涎が昭一さんの顔にベタベタ着いて卑猥。あー、駄目だ。俺もしゃぶりたい。
「はぁ、は、あん」
落ち着いたところで、またしゃぶられる。俺も口いっぱいにしゃぶりたい、精液いっぱい噛み締めて飲み込みたい、しゃぶるのもしゃぶられるのも癖になってしまった。
俺、ちんこ好きだ。
「あー、俺も、」
「ん。」
ベロ出してねだったら、昭一さんはこっちに来て超無理な体勢だけど上からちんこを押し付けてきた。最初は先をチロチロ、そっからは首いたいけどしゃぶる。おいしい。



「や、あう」
足の縛りを外され、足を大きく開かれる。バイブももう取られた。そのままちんこをケツに押し付けられる。あー、やっぱり人肌には適わない。
「あー…」
押し入ってくるそれ。何より精神的にいい。さっきまで互いにちんこしゃぶって、ちんここね回してたベロでキスしあった。我慢汁の味。
「んふっ、ふっ、うう」
無理な体勢だけど、覆い被さるようにしてちんこを中にこすりつけてくる。中を揺するように、ちんこがずちゅずちゅと、たまらない。
「ううんっ」
ケツがきゅっとなる。中が押し込まれるようだ。テーブルがぶっ壊れそうだけど、超いい。








「言ってたの見つけた!何かトレーニング用品?だってよ。」
「嘘つけ。うろ覚えで喋るな。」
後日マサトは例のものを見つけてきたらしい。
「お前らの分もあるから。ほら。」
「いらない。ちんこのがいい。」
適当に断って、自分の失言に気づく。はっと顔を上げると、にやつくマサトとうすら笑いのミツルさんがいた。
ああもう!


おわり







← top



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -