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▼ 檻(大スカ)



※監禁、大量浣腸

いつものように圭介にメールで呼ばれて町に出る。家にはいつ以来帰ってないだろう。不良息子はいつ帰るんでしょう。

「は?ここ?」
突然圭介に指定された待ち合わせ場所は、閑静な住宅街だった。圭介の家があるはずも遊び場があるはずもない。戸惑っているうちにある家の中に入るようメールが届いた。
「なんだし…。」
一段とでかい門を抜け、チャイムを鳴らす。乱雑に10回ほど鳴らしてからドアノブに手をかけた。開いてる。
「圭介ー。来たぞー。」
やたら綺麗で落ち着かない玄関で太郎を呼ぶ。しばらくしたら圭介が俺を迎えに来た。



全裸でリードを首に付けられ引っ張られて。圭介を引っ張るのは見たこともない男だった。

「は、」
驚き、逆に冷静になる。あ、なんか、そっち系のパーティー?なぜに俺まで、と断ろうと思った。でもギャグを嵌められながら何か圭介が訴えてくる。注意して聞いてると

「はふへへ」

助けて、だと気づいた時には、スタンガンが俺を捉えていた。



「ん、うう゛っ、」
突然の覚醒。水をぶっかけられたようだ。前髪から水が垂れる。
目が慣れると分かる状況、俺も全裸で手枷足枷口枷を嵌められている。コンクリートの地面が冷たい。
「んう!?」
「はい、おはよう。」
圭介を引っ張っていた男だ。訝しんで睨み付けると頬を張られた。躊躇いが無くて驚く。口枷がある分いてぇ、口の中が鉄っぽい。
「そういう目、しない。」
反対の頬も殴られ、仕方なく視線を外した。視界の隅で男が笑ったのが分かる。ここどこ、ていうかどうなってんだ。

足枷の鎖が後ろに縛り付けられ、自然とM字開脚になる。
「んふっ、うっ、う」
意味が分からない。何でこんなことになってるのか。僅かにした抵抗は鎖を鳴らすだけだ。急所を晒す恐怖から汗が体中に滲んだ。
「駄目だな、友達のメールだからって信用したら。怖い目に合う。」
また頬を張られた、抵抗を弱めて横目で男を見る。今までの人生で見た中、一番いやな感じの笑顔だ。整っている分気味悪い笑顔だった。
どうやら圭介のメールは罠だったらしい。

「さて」
「んん゛っ!?ぐう、ん」
男が奥からなにやら持ってきた。並々と水が入った洗面器、それと注射器のようなものだ。そして注射器みたいのに水を吸い上げた。
「ぎ!」
何の説明もなしに、その先がケツに突っ込まれた。そのまま中の筒がゆっくり押され、ケツに水が入ってくる。初めての感覚、じわりとした変な感じだった。
「ん!んう!ん」
理解出来ない展開に体を捩ると、急に水を押し込まれた。苦しい。大人しくしたらいいのかと抵抗を止めたら、今度は長く押し続けて一遍にきた。やばい、腹壊れる。
「んんんん゛っ!」
ちゅぱと注射器が抜かれる。茶色いのが着いてた。うんこしたい。異常に油汗が流れて、ケツが熱い。恐怖と理解不能に頭が真っ白、というか思考したくなくなってきた。考えると怖い。
「んぐうう…」
そうは言っても苦しくてたまらない、気を抜くと出てきそうだ、それでも次の、と追撃するように入れられた。涙が滲んで、ごろごろと腹が鳴る。
しばらくすると指で押さえられてもビシャッとそのまま出てしまうようになった。いっぱい。限界。
「ん!ん!」
しかしそのケツのなかに、ストッパーみたいのねじ込まれて、汗が滝のように出る。今腹容積いっぱい。苦しい、唸り声しか出ないほど切実にうんこを出したい。
「出したいか?」
「んう゛!」
頷くとストッパーを押された、上に全部逆流してゲロしてしまいそうだ。やおら口枷と足枷の鎖が外される、けれども男に抵抗するどころか、立ち上がることも困難だ。
しばらく唸っていたら、からん、男がフリスビーを向こうに放った。

「取ってこい」

まるで犬の遊びだ。俺は犬か。屈辱以上の腹の苦痛に悶絶して、首を振りながら床に丸まる。
「行け」
がんっときつめにケツを蹴られ、息が止まる。死ぬ。ほとんど這いずるように男から距離を取った。そのまま芋虫みたいに動いて、一縷の望みのような気がしてフリスビーを取った。手が使えないから、口で。もう楽になるなら犬でも何でも良かった。
「はふ、うぐ、く」
ずりずりと男のもとまで戻ると、ジェスチャーで反対を向くように指示された。
「ケツ上げろ。」
「ふうう、う゛」
床に寝そべって、ケツだけ上げる。恥ずかしさはなかった。うんこ、漏れる、絶叫をあげると、ストッパーが外された。

ブフゥッ!ぶちゅブリブリブリ!

「あ゛あっ!あっ、あ」
汚い音と一緒に下痢うんこが吹き出す。男にもかかったけど、止めようがない。
少し楽になった。ころころしたのと水っぽいのが噴水のように出る。ビュルビュルとうんこを撒き散らしてその解放感に酔う。
だが、腹の波は気まぐれに戻ってくる。

ブチュブシュビューッッ!

「あ゛ー!あっ、」
勢いよく第二波が飛び出る。ケツからなのに小便くらいの勢いでうんこが噴出する。床に水たまりが出来た。解放感と一緒に体温が下がったのか、冷や汗が出た。
「あ゛あ、あっ、う゛、いたい」
うんこをしたら楽になるかと思ったのに、いまだにケツはくぱくぱと宿便を全部出すように蠢く。まだ、うんこが止まらない、ぶちゅっぶちゅっとうんこが断続的に吐き出される。
「止まらない、うんこっ、あ」
こんなに沢山うんこしたのは初めてだった。ケツが閉まり悪くなったのか、うんこが切り上げられない。ゆるゆるのケツ穴からうんこが垂れ流され続ける。
「いだっ、あっ、あ、ぐ!」
「全部出したら楽になるだろ。」
ケツを張られ振り返ると、男がまた洗面器から水を汲んでいた。じたばた逃げようとしたところを掴まれ、また浣腸された。
「あ゛ーっ!も、がっ」
閉まり悪くなったケツは、入れられたそばから水を吹き出す。これ以上なにも出せない。水がびしゃびしゃ男にかかる。
「出すな。」
「無、理っ!無理、ぎゃっ」
ケツをひっぱたかれた。その間もケツは水を漏らす。これ以上もう閉められない、無理だ、怖い、浣腸くるしい、何でこんな目に。
「出すなってんだろ。」
「あ゛、あ、」
さらにまた浣腸された。でも閉まらないケツは入れられたそばから漏らして、何の意味もない。
「あ、あくっ」
漏らしたそばからまた浣腸された。だがまたケツは漏らしてしまう、
「ひ、が」
また、その最中に逆流するように浣腸される。でも漏れてしまう。ケツが、腹が馬鹿になる。
「ひぃっ、あ、あぐ、おあ、」
「根性ないガキだな。」
尻も頬も思い切りまた叩かれた。真っ赤に腫れたケツからだらだら水を垂らす。これを何度も何度も繰り返され、あたり一面水びたしになった。


「これで何度目だ?答えろ。」
「わからな、い、あ゛、あ、ゆるし、ゆる、やだ」
頬を掴まれ、注射器で頭をこつこつと叩かれる。逆流、排出の繰り返しの苦しさ、恐さ、確実に体力を奪っていくそれに泣きが入った。ぷつんと緊張の糸が切れた。

しょろしょろしょろしょろ…

「あ゛ー……」
前の方もついに漏らしてしまった。安堵と疲れで目蓋が下がってくる。水たまりに黄色が入る。
あたり一面俺の汚物まみれになったところで、やっと注射器が床に置かれた。

「は…あ…あ…」
「圭介。」
床で朦朧とする意識のなか、男に呼ばれて圭介がやってくるのが見えた。今は足枷も手枷もしていない。圭介は俺を見て、恐怖とも哀れみとも取れない表情をした。
「はひっ。」
「籠まで連れてけ。」
「は、はひ」
圭介は俺を無理やり立たせて、引きずるようにどこかへ連れていく。圭介の体は震えていた。

その部屋には籠というか、鉄格子の檻が沢山あった。一つ一つは足を延ばして寝られないぐらいの狭さなのだが、それが沢山ある。その檻の中それぞれに人が、俺と同じような人が入ってるのを見て目眩がした。


おわり







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