オメガバース雪主従
2020/03/07
オメガバース とは【ピクシブ百科事典】
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%AA%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9まずどっちがアルファでどっちがオメガか。
安直に考えてしまえば、女王たるエルサがアルファで、従者ヴィルがオメガなのだろうけど。
私はあえて、オメガエルサを推して参りたい。
そしてアルファヴィル。
この性関係にするとどういうことが起こるかを考えて午後のお仕事頑張りました()。
アレンデール王家は代々アルファ家系で、きちんとカリスマ性を持ち、リーダー的で、王族たる風貌で国民たちをまとめてきた。
そんな中生まれたエルサもまた、アルファ性であると思われていたのだが、ある日突然ヒート状態となってしまい周囲を驚かせる。
社会的に冷遇されがちであるオメガ性であると判断された彼女は、しかし次期女王であり、そのための教養や帝王学を教え込まれ、アルファらしい立ち居振る舞いをしてきていた。
しかしヒート状態の間は身を隠し治まるのを待たねばならないが、3か月に一度1週間身を隠すと、その行動こそがオメガであると皆に知れ渡ってしまうので、もういっそと、ずっと身を隠すこととなる。
ヴィルの一族ソールバルグ家は代々王家に仕えるエリート衛兵家系。
ほとんどの代がアルファであり、そのため生す子は少ない。でもアルファばっか。
王家警備隊に世襲制などないのに、だいたいがトップの警備隊長まで上り詰めちゃうアルファらしいエリート一家。
ヴィルもまたアルファで、身体機能・知能が高くなりやすいエリート体質の恩恵を存分に受けている。
しかし自身は、王家に仕え、エルサをお守りするという使命に燃え、あくまで自分は従者であるという意識を忘れないアルファにしては謙虚な性格。
エルサのオメガ発覚後身を隠しがちになった彼女のもとを訪れたとき、ヴィルもまた事情を知ることになった。
エルサは自身がオメガとなってしまったことにショックを受けており、ヒート状態の自分を嫌っている。
でも嫌いだからと抑え込めるほど安易なものでもないので、結局は負けちゃう。それで余計に自分が嫌になっていく。
ヴィルは最初こそ驚きはしたが、性に関わらずエルサはエルサ、付き従い生涯を支える主であるという気持ちに変わりはなかった。
2人とも普段は物静かで落ち着きがあり、理性的ではあるが、オメガエルサがヒート状態となったときのアルファヴィルの超絶我慢大会は見もの()。
「ヒートの時期がきたエルサの部屋へ、そのことを知らずに訪れたヴィル」って文字列だけでご飯3杯は余裕かと。
抑えられない欲望を無理くり抑えに抑え、ぐずぐずめちゃくちゃになりながらも肩を抱きベッドにうずくまって堪えようとしているエルサを、
なにか急病かと駆け寄ったヴィルが見たエルサの表情たるや。ね。
フェロモンにあてられたヴィルはスイッチ全力オンになるんだけど、2人のでかすぎる理性が止めるのよね。
ヒート状態のオメガがアルファをヒート状態にして2人とも完全に発情状態なわけですよ。
でも互いが互いに手を出してはいけないという気持ちもまた強いから、文字通り一触即発もいいとこなギリギリの状態。
本能はもう互いを求め合ってるから、「部屋を出て物理的に距離を取り目に入らないようにする」という選択肢をなかなか選べない。
ふーふー湿った息を漏らしながら互いを気遣うのよ。
エルサは自分が本能に乱れる姿をヴィルに見せたくないし、ヴィルは主であるエルサに許しなく触れる――ましてや止められなくなって暴力的にまで及んでしまうなんて絶対に避けたいし、でもつらいのも分かるから優しくしてあげたい。
というのがないまぜになる目を向け合うの。
「その時」が来るまでは、理性は勝ち続けた。
どんだけでかいの君らの理性。そういうとこやぞ。
なんとかかんとか物理的に距離を取り目に入らないようにしたところで、自己処理を済ませるの。済まさないと治まらないし。
でもおかずは(お察し)なので、処理後はそれはもうものすっごい自己嫌悪よ。
そんな危うすぎる毎日を過ごしていたとき、その日はやってきた。
エルサのオメガ性がみんなに知られてしまった。
忌み嫌ってきた事実が露見してしまったことに耐えられなくなったエルサは城を飛び出し山奥に1人で籠もることにしたの。これなんて原作。
そうそれで、原作よろしく、なんやかんや、なんとかかんとかエルサは城に戻ってきて、オメガである自分を受け入れてくれるみんなに助けられて女王の座に舞い戻れました。
なんやかんやあったときに、ヴィルがあれこれしてしてくれてエルサは言葉に変えられない感謝をするし、
それで国に再び迎え入れられたエルサを見たヴィルはひと安心するんだけど、
でもこれだと結局これからも変わらなくて、だから「番」を作ることによって対策とすることを決意するの。
誰が？エルサもヴィルも。
そんな紆余曲折を経て「その時」を迎えて、抑える役目を失った理性を持て余しながら戸惑いながら事に及ぶの。
ヴィルと番になったエルサはもうフリーのオメガではないため、フェロモンが変質し、不用意に発してしまってフリーのアルファを誘う事故もなくなり、学び培ってきた教養と帝王学知識により支配階級的な意味で実質アルファ化した。
ただしヴィルの前限定オメガ。番だもの。
っていうオメガバーーーーース雪主従、よくない……っ！！？！
ちなみに原作でもあれだけ「普通」である必要性が強調されたアナはベータだよ。
クリストフ？ベータベータ。
この2人にはど真ん中ストレートの「普通」を往ってほしい。
あ、あとヴィルの私物をかき集めるネスティング行為もめっちゃしていてほしいオメガエルサ。頼む〜！
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