The founder of orphan V‐あとがき
2013/02/09

当記事はThe founder of orphan V
全読破された方向け記事でございます!
内容を把握してるという前提で
記事を書いておりますので、未読の方はご注意を!



















さて。
書きあがりました。
今回は年末年始に更新を頑張ったので早期決戦でした。
この巻あたりで夢主サクヤとハーマイオニーをくっつけたいと思っていましたので、
予定通り進められてよかったです。
親としても感慨深いです。ええ。


…ハルサクおめでとう!!!w



きっかけがないとこいつらいつまでも両片思いだろうと思ったので、
吊り橋効果的なものを使わせていただきました。
サクヤにとっては両親や一族のことを除き、
一番の幸福がハーマイオニーだと思います。
ハーマイオニーさえいれば、きっとはじめから完璧な守護霊出せたんではないかと。
…これは過言ですがw

守護霊といえば、2巻の終わりでダンブルドアが言った
「次から魔法を使うときは、気を付けるのじゃぞ。
物を1メートル浮かせようとすると、2メートル3メートル浮いてしまうかもしれんのう」
という言葉。
あえて3巻途中ではあまりこの影響を受けている描写はしませんでした。
…というか、そういうシーンあんまなかったしね!!w
3年生の試験で、やっとこのネタを使うことができました。
きっとネックレスと一緒で忘れられていた設定だったんだろうなぁ…w

ネックレスネタは覚えておいででしょうか。
4人おそろいのネックレスな。
1巻で買って2巻で役立って3巻では総スルーでしたからね。
今後使えるシーンはあるのかな。

話はそれましたが、母の杖が腹に刺さり魔力が移ったことによって
杖を使った魔法が得意になったサクヤなのに、
なぜ守護霊だけはハリー以上に手こずったのか?。
自分的には作中で察してほしい部分ではありますが、
なにぶん文才がありませんので、万人に伝わったとは思えません。
ので、ここに書いちゃいます。

単純に、精神が荒んでいたからです。
老夫婦殺しの犯人かもしれないブラックが近辺にいるということが、
サクヤの心を乱したのです。
そんな精神状態で、いくら魔法が得意になったからといって、
幸福な思いで胸を一杯にしないといけない呪文が発動するわけありませんよね。

しかし最後で種明かし、シリウスは無実だったし
ハーマイオニーからは気持ちを伝えられるしで、
条件が完全に揃いました。
なので守護霊が完成したのです。



さて、それでは話を追っていきましょう!
物語の終盤…ロンが黒犬に連れ去られるところあたりから…

…実際、黒犬ってどのくらい大きいんでしょうね。
作中では熊ほどもあるって言ってますし、
映画ではただの大型犬程度…。
でものっぽのロンをやすやすと引き摺れるんだから熊くらいはあるのかなぁ。

そして、暴れ柳の根元に引きずり込まれたロンを助ける残り3人。
vs暴れ柳ではハリーとサクヤが無言でナイスコンビネーションを披露しました。
…伊達に一緒にクィディッチ練習してないな!感を出したかったんですハイ。
ハーマイオニーはオロオロかわいい。かわいい。

そしてクルックシャンクスのおかげで根元の穴に入ることに成功し、
叫びの屋敷へ。
ハーマイオニーがめちゃめちゃきつくサクヤの腕を掴んでいます。
ちなみにその腕は暴れ柳で怪我した方です。
止血してくれてんじゃないかとでも言いたい勢いで握っててくれると私が嬉しい!w


叫びの屋敷の寝室にて、シリウス・ブラックとご対面。
サクヤのことを考えれば、まあ…暴走しますよね。
ほとんど完全に一人ぼっちにさせた張本人だと思い込んでましたからね。
無理ないです。
冤罪お疲れ様です…

真相を知ってからここのシーンを読み返すと、
シリウスさんは終始一本筋が通った話の内容でしたね。
ロンの心配したりして親切だし、
両親の思い出話をしたり。

ハリーとサクヤでシリウスフルボッコにして、
もちゃもちゃして、いよいよ止めと杖を向ける。
原作通り、ハリーには思い切りがつけられずにシリウスに止めは刺せませんでした。
サクヤの暴走というイレギュラーも重なり、
原作以上に我に返るのが早かったです。

逆にサクヤは、あれ誰も止めなかったらたぶん、
道を踏み外してたんじゃなかろうか…。
あの時は、冷静さを完全に欠いて、感情だけで動いていました。
ずっと追っていた容疑者をついに追い詰めたんですからね。

魔法省は闇の印が老夫婦殺害現場の焼け跡から見つかったことで、
ブラックの仕業にしたかったという願望から
「犯人はブラックが色濃い」と判断したのでしょう。
犯人は別にいます。
本当なら、闇の印が見つかったら完全にブラックは白だという証拠になったのにね。


そしていざ、サクヤがシリウスに止めを刺すか…?
というとき、サクヤの中でも葛藤が生まれました。
当然、初めて人を殺そうとしてるんですからね…戸惑わない方がおかしいですな。
しかし声を上げて両親の仇とひと息ふん切ろうとした直前で、
友に救われました。
持つべきは友です。
こういうときに止めてくれる友の存在は何物にも代えがたい大切すぎるものですね!

「殺す」という言葉、私は嫌いです。
「ぶっ飛ばす」とか「やっつける」とかならいいのに、
「殺す」だけはあまり使いたくない言葉です。
が、あえてサクヤに使わせることによって、
彼女がどれだけ思いつめてたかを表したつもりでした。
一応「殺す」の言葉の前に戸惑わせましたけども。

ハリーが止めて、
ハーマイオニーが叫んで、
ロンが見つめて、
サクヤはやっと止まりました。

ハーマイオニーは気持ちを言ってしまいましたが、
これまで言いだせなかったのは自信がなかったから。
サクヤが魔法史の教室でリーマスに泣きついてるのを見たり、
それ以前にもハーマイオニーはサクヤに頼られたことがなかった。
サクヤはサクヤでハーマイオニーの前ではヒーローでいたかったので、
頼るというより守りたかった。
今後はこのあたりも彼女らで話し合ってくれればいいです。

とにかく、今回は気持ちを伝えるということが大事でした。


そしてリーマスも屋敷に登場して、シリウスとのハグで戸惑う生徒たち。
サクヤもショックだったけど、
リーマスの真意を見抜こうと杖を向け、そして目を見て一番に信じました。
リーマスの存在も、この1年サクヤにとってなくてはならない存在だったので、
裏切られたと簡単には絶望したくなかったのでしょうね。

そんなこんなで実はブラックが、実はペティグリューは、と詳しく説明。
スネイプも乱入したけど、一瞬でノックアウト。痛そう。(小並感)

そうしてスキャバーズの正体も暴かれ、
今までサクヤが信じ込んでいたシリウスが諸悪の犯人という説が完全に覆されました。
言ってしまえば、この1年はこの説を原動力に走り回って頑張ってたのに、
それが実はロンのネズミが全てやったことだったなんて!
マーリンの髭!ww

さんざん追い詰められたペティグリューが
それぞれにすり寄りにいくシーン、
ペティグリューのクズ具合がとてもすばらしい!w

――ペティグリューはワッと泣き出した。
おぞましい光景だった。
育ちすぎた、頭の禿げかけた赤ん坊が、床の上ですくんでいるようだった。――

おぞましすぎるだろ!!!w


リーマスとシリウスがペティグリューを殺そうとするも、
ハリーが阻止。
確かに、大切な人がクズのような人間のために手が汚れるなんて耐えられないもんな。

ペティグリューを縛り上げ、事件は一件落着。
…すればよかったのに!
なんでこの日に限って脱狼薬を飲み忘れたんだよルーピン先生!


そして21章、タイトルは「キス」。
おっほう。
もともとの原作のタイトルは「吸魂鬼のキス」でした。
でももう1組、ちっすしてるカップルいるしな〜〜〜
よっしゃタイトル端折ろう!となってああなりました。
そしてこの話中では、一切、「キス」という言葉を使いませんでした。
こういうのやってみたかったんですよ。

内容文では具体的な行動を示す単語を使わず、
タイトルにそれを持ってくるっていうそういうアレ。


サクヤにとってはすこしばかり辛い会話をハリーとシリウスがしていましたね。
これから訪れるであろう幸せな新しい家庭。
同じ境遇だったハリーだけど、これからは「同じ」ではなくなる。
これ本当に1人ぼっちだったら病んじゃいますよ。
でも、サクヤにはハーマイオニーがいる!みんながいる!
友達ってのは…ええもんや…

さて、雲が晴れてしまい、リーマス狼化。
シリウスにサクヤも加勢して2頭がかりでリーマスを止める。
湖方面に逃げていったリーマスを追いかけたシリウスとサクヤ。
ざっと100人の吸魂鬼…気分最悪だろうな…!

ハリー達がサクヤに追いついたとき、
サクヤはすぐにハーマイオニーに手を伸ばしました。
もうこの時にはすでに分かっていたのです。
ハーマイオニーが、自分の守護霊を完成させる鍵だと。

ハーマイオニーが頑張り、
サクヤが頑張り、
ハリーが頑張って吸魂鬼は追い払いました。


かくして医務室で目が覚めた3人。
今度は逆転時計で時間旅行。
校庭を横切るとき、サクヤがハーマイオニーの手を引くのがポイントです。

木の陰に隠れて、自分たちの会話を聞くシーン。
毎回毎回<font size="1">とかってタグ書くの、
コピペでもめんどくさかったです。


さて湖のシーン再来。
キスは夢じゃなかった!
ハリーが「やっとだね」と祝福してくれました。
彼や、ロンはハルサクの一番の理解者であり、最高の友です。

ハリーは人知れずサクヤに恋をし、
人知れず失恋していった人の1人です。
だから同じことをしてもセドリックには嫉妬するけど、
ハーマイオニーにはしないのです。
サクヤにとって一番幸せになれる人じゃないと、ハリーは認めません。
きっとホグワーツにはハリーみたいな人が少なくない数いるのでしょう。


そうしてハリーとサクヤは自分自身を救い、
あと助けるのはシリウスだけに。
このシーンでは、絶対にハーマイオニーはフィルゴークに乗せようと
1巻連載始める前の設定を練ってる段階から決めてましたハイ!w
このためにフィルゴークの背にリーマスを乗せ、ハリーを乗せ、
人を乗せて飛ぶ練習をさせたと言っても過言じゃありません!

無事にシリウスを救いだし、
バックビークとともに飛び去っていき、一件落着。

そして、ハルサクも一件落着。
晴れて恋人同士と相成りました。
ハリーとロンという観客に見守られ、告白とOKを確かに見届けてもらい。
当人同士が2人きりで友人から恋人に発展するのもいいけど、
こうやって親友に見守られながら、というのも素敵だと思うのです。


最後の最後、スニベルスさんがやらかしましたなーー
黙ってさえいてくれれば、平和に終われたのに。
リーマスはサクヤにとって父のようで、先生で、恩師でした。
それが急に辞めて、それでサクヤの城にも戻らないとなると、寂しくもなりますよねぇ。
「ほんの少しだけ」、ほんの少しだけ。

さてリーマスが去った部屋で、ダンブルドアと生き残った子供たちの会話。
トレローニー先生のほんとうの予言のくだり、完全にカットしてました。
原作の「ご主人様のもとに馳せ参ずるであろう――」ってやつな。
予言のシーンではサクヤにスポットを当てたかったのと、
トレローニー先生のほんとうの予言をどうしても2つにしたいと思ったときでも、
サクヤに「今の人間関係が崩れる」って言ったのを
ほんとうの予言にしたければできるし、
戯言と片づければそれまでにできる。
4巻以降はまだほとんど読めていないので、
今のところトレローニー先生の予言に必要性を感じなかったのです。
その結果が全カットとなりましたw

実際サクヤの人間関係は崩れましたしね。大いに。
主にハーマイオニーとの。
発展しました。ええ。



そして巻末、最後の最後は中途半端に、
「ハーマイオニーは1つの提案をサクヤに示した。」。

まあこんなに焦らすほどのものすっごい提案ではないんですけどね。
こういう終わり方もいいかなーって思いまして。

これから、4巻のDVDを観て、原作4巻を読んで、
もう一周、プロットを挟みながら読んで、
それから執筆に取り掛かります。
お時間かかります。
4巻以降は2冊もあるんですからね…orz

書き手として致命的すぎるんですけど、
私、文字を読むのあんまり好きじゃないんです…ww
最低な書き手ですよ!!
人様の書いた文章もそうだし、
自分が書いた文章も読んでると連載1p読み終わる前に気づいたら寝てるんですよ。
推敲とか地獄ですよ。
眠いのなんのって!!

かくのは絵も文もどっちも好きなんですけど、
見る/読むのは俄然、絵や漫画が好きです。
小説なんてよっぽど面白くないと読めません。
はりぽた原作は読めます。
時間はかかるけど。
自分が書いた連載は1p読めるだろうかってレベル。

…いや、自分が書いた連載も好きですよ!
ほんとに、好きなんですけど!
この時だけ異様に睡魔が強くなるこの呪いは何だろう!
書いた張本人だから頭にもう入ってて
知ってる内容だからつまらなく感じて眠くなるんだろうか!

とりあえず頑張ります!
が!
ちょいと休憩させてください…w
お絵かき我慢してマイクラ我慢して最後まで頑張ったんです、
少しお休みさせてもらっても許していだだけますでしょうか!
無理して書いてもいいもの書けないしね!

またモチベーション上がったらすぐにでも取り掛かりますので!
死なない限り、記憶喪失にならない限り、
7巻最後まで書ききりたいと思っています!
…どんだけ時間かかっても…!
需要が完全に0になったら諦めますけどね└(:3」┌)┘
でも1でもあるなら、頑張れます。

とりあえずは、小休憩…


ここまで読んでくださってありがとうございました!
また連載等でご意見・ご感想等ありましたら、
ぜひともお聞かせください!
私の原動力となります!!



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