80.とある休息日(アドルバートー目隠し)
窓から朝日が差し込む部屋の中、目を覚ます。
普段よりもゆっくりと寝た為、幾分か頭がすっきりしている気がする。
部屋の中を見ると他のベッドは既に空で、皆出かけているようだ。
昨日まで受けていた依頼で希少な薬草を取りに遠出していたので、今日からは何日か休息をとる予定だ。
とりあえず今日は消耗品の買い足しなんかの仕事の準備をする予定だ。
俺は手早く身支度を整えると宿を出た。
▽▽
予定していた買い出しを終えて、街をブラブラしていると見慣れた顔を見かけた。
「よお、アディ。偶然だな」
「・・・ミノーか」
まだ夕方と呼ぶにも早い時間だ。
街中で会うのは珍しい。
「依頼の帰りか?早いな」
「今日は簡単な依頼だったんだ」
「折角だし一緒に帰ろうぜ」
「ああ、そうだな」
俺とアディは連れ立って宿へと帰った。
宿の部屋へと戻ると、俺はアディを抱きしめる。
「ん・・・ふぅ・・・うぅんっ・・・はぁ・・・」
そのままアディの後頭部を抑え口付けた。
逃げる舌を捕まえて絡め、上顎をなぞる。
アディは鼻に抜けるような声を出している。
「服、脱いでケツ出せよ」
「・・・ああ」
アディは俺からの視線を気にしながら、ゆっくりと服を脱いでいく。
上着を脱げば、逞しく筋肉のついた身体が露わになった。
発達した大胸筋やバキバキに割れた腹筋が美しい。
次に厚手のズボンを脱ぐと、下着の股間部分は既にテントを張っていた。
「もうビンビンじゃねぇか。キスがそんなに気持ち良かったのか?それともこの先を期待しちゃった?」
「・・・ぁっ」
下着の上からスルリと撫でると、チンコがピクンと跳ねた。
同時にトプリと先走りが漏れ、下着の色が変わっていく。
アディはこのままでは汚してしまうと、下着まで一息に脱ぎ去った。
既に相当興奮しているのか、現れたチンコは腹につきそうなほどそそり立っていた。
服を着た俺と全裸のアディ、自分だけ一糸まとわぬ姿であることに気まずそうにしている。
「ほら、どうしてほしいか言えよ」
俺が急かすと、アディは寝台に上がり仰向けになると膝を立てて足を開く。
そして手で自分のケツを割り開き、その奥を俺に見せつける。
「お、俺のいやらしい身体を・・抱いてくれ」
「ふっ・・良いぜ」
何度も言わせているのに、いまだに言いなれない様子に思わず笑いが漏れる。
自覚がないようだが、その台詞を言うだけで先走りを零している。
最高にドスケベな身体だ。
「でもその前に・・・」
俺は手ぬぐいくらいのサイズの布を取り出す。
その布でアディの目を覆い隠すと、そのまま後頭部で結んで固定した。
「ミノー?」
「目隠しすると視覚以外の感覚が敏感になるらしいんだよ。試してみようぜ」
「わ、分かった」
俺はアディに覆いかぶさると、その逞しい胸板を揉みしだく。
力が抜けているため、程良く柔らかい感触が手を楽しませる。
「・・・ん・・は・・・ぁ・・・・あ・・・うんぅ・・・ぅあん・・」
時折乳首を擦ってやると、身体を跳ねさせて感じている。
「どうだ?アディ」
「・・ぁ・・・ん・・・きもち・・ぅん・・はあぁ・・」
「いつもより感じる?」
「はぁん・・・わ・・わかんな・・・ぁっ・・・いい・・おっぱいきもちいい・・あんぅ・・」
「アディはおっぱい弄られるの大好きだもんな」
「・・ん・・あんっ・・うん・・すき・・おっぱいすきぃ・・いっ・・あぁん・・」
「ほら、おっぱいをペロペロしてあげような」
「んやあぁぁあんっ・・・ペロペロだめぇ・・あっ・・ぁんっ・・・んううぅう・・」
乳首を責めれば責める程、アディの腹に先走りが垂れ川になっていく。
「あっ・・・おっぱい以外もさわってぇ」
「おっぱい以外ってどこだ?ちゃんと言えよ」
「・・・お、おれの・・いやらしいおまんこをいじってくれ・・・」
「それで?」
「おまんこに・・ゆびを入れて・・・ぐちゅぐちゅして・・・ああんっ!・・そうっ・・それぇ・・きもちいいとこ・・さわって・・あぁぁあああんっ!・・あんっ・・あんっ・・そこっ・・いいっ・・はあんっ・・・」
なんだか今日はいつもよりやらしい言葉が出てくるな。
もしかしてこれも目隠しの効果なんだろうか。
相手の姿が見えないから恥ずかしい感情が湧きづらいとか?
普段寡黙な癖にこういう時だけよく喋るなんて嫌らしい奴。
「ミノー・・もう・・いれてぇ・・」
「折角だからもうちょっと楽しもうぜ」
そういって手の中に標準サイズのバイブを作り出す。
「これで我慢してろ」
ヌプッ
「んあっ・・あああああああんっ!・・なにっ、これぇ」
「バイブって言ってな。チンコの形して振動する玩具だよ」
俺は代わりにバイブを突っ込んだ。
普段とは違うヒヤリとした感触に戸惑うアディ。
そして、そのまま慣れるのを待つことなく振動を開始させる。
ヴイィィィィィィィィィィィィィィィィィィ
「んっ・・なにっ・・ぁぁぁぁぁああああああああッ!・・・ダメッ・・これダメええぇええ」
振動させると、バイブはケツの中を掻き回す様に暴れ回った。
当然前立腺もゴリゴリ抉られるので、アディは腰を振り乱して咽び泣く。
んなことしても逃げられないってのに。
「んうううぅううぅ・・これ・・あっ・・あぁん・・イクッ・・おまんこすぐイっちゃうぅ・・」
「良いぜ、好きなだけイケよ。止めねぇけど」
「イック・・イク、イクイクイク・・イグウウウゥゥゥぅぅぅ!!」
胎内全体を震わせるバイブに、アディはあっさりとイかされた。
腰をビクビクと震わせて絶頂している。
頭上に上げた手が枕を握りしめた。
「・あっあっあっ・・ダメっ・・ダメぇ!・・ああぁあん!・・・とめてっ・・イク・・・イッグ・・はぁん!・・また・・・あっ・・あ・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ・・・・・」
イった後もバイブを止めずにいれば、またすぐに絶頂した。
そこでやっと俺はバイブの振動を止めた。
「あっ・・・・・」
突然止められた刺激に、切なげな声を上げるアディ。
「何だよ、望みどおりに止めてやったろ?」
「あ・・・ぅ・・・・・その・・」
アディは脚を閉じ、膝と膝を擦り合わせてもじもじとしている。
屈強な大男がするには随分と可愛い仕草だが、それがかえっていやらしさを引き立てている。
「うごかして・・くれ・・」
「へえ?」
「その・・バイブってやつを・・うごかして・・オレの・・・おまんこ・・めちゃくちゃにしてくれ・・・」
「良いぜ」
上手におねだりできたご褒美に良い所を突いてやろうとバイブの柄を手に取る。
コンコン
しかし、いいタイミングで部屋の扉がノックされる音が響いた。
「ミノー、だれかきたみた・・あっ!・・・・」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ
「俺が出るからこれで楽しんでろ」
「ダメだっ、これ・・とめ」
「声は我慢してろよ?」
俺はそのままアディを放置して、扉の方へと向かった。
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