68.極太玩具で遊ぼう(玩具)

「レイ、れーい」

どこか既視感を覚えながら、ベッドに寝かせたレイの肩を揺する。

「ん・・・あ?・・・・」

暫くそうやっていると、凶悪な絶頂で失神していたレイが正気を取り戻した。

「今日はバイブを存分に味わいたいんだろ」
「なんか、もう十分味わった気がすんだけど」

レイがもう疲れたとでも言いたげに髪をかき上げる。
気だるげな様が色っぽいが、これくらいで満足してもらっては困る。
このバイブの本領はここからなのだ。

「まだまだこんなもんじゃねえよ。そのバイブだって極々弱い振動しかしてないだろ?」
「その弱い振動でもかなりヤバかったんだが」
「さっきまでは外でイケなかったからだろ。今はいくらでも声出して良いからな」
ウ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あっっ、お゛あ゛あ゛ア゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!!」

すでにこの部屋は完全防音だ。
安心しろと言って、俺はバイブを7割くらいの強さで振動させた。
するとレイは目を見開きながら体全体を引き攣らせ咆哮した。
無理もない。
結腸まで入り込んだバイブが、気遣いなど皆無の機械的な動きで暴れ回っているのだから。
びっしりと着いた疣だって、前立腺は勿論腸壁全てを引っ掻いている事だろう。

ウ゛ーーーーーー・・・ウ゛ウ゛ン・・・ウ゛ウ゛ン・・・ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛
「あ゛あ゛ア゛ッッ!とめろっ、これっ、とめ・・・お゛お゛お゛お゛っ!ダメェ!イク!、すぐイクゥ」
「バカだなぁ。そう言われて俺が止める訳ないだろ?」

ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛・・・ウ゛ンウ゛ンウ゛ンウ゛ンウ゛ン・・・ウ゛ーーーーーーーー
「イクッ!ああああっ!ああああっ!イクって!イクイクイクイクッ!イ゛ッグぅぅぅぅぅぅッッ!!!」

レイは振動を開始してから1分もしないうちにケツイキをキメた。
仰向けのまま海老反りになって悶える姿は、本当に背骨が折れたりしないか少し心配になる。

ウ゛ウ゛・・・ウ゛ウ゛・・・ウ゛ウ゛・・・ウ゛ウ゛ン・・・ウ゛ウ゛ン
「ッーー、ハッ、ハッ・・・う゛う゛う゛ぅ゛ぅぅぅぅぅぅ、はっ、はぁっ」

ケツイキから束の間戻ってきたレイは、唸りながらなんとか次のケツイキを耐えている。
俺に止める気がないのを理解すると、自分でバイブ抜くつもりのようだ。
ズボンを脱ごうとベルトをカチャカチャと外し始めた。

ウ゛・・・ウ゛・・・ウ゛・・・ウ゛ンウ゛ンウ゛ンウ゛ンウ゛ン・・・ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛
「はあ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!・・クソォ、ぬぎにく・・・ウ゛ウ゛う゛ゥ゛、ったイク!ああああ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!」

レイは何とか震えるてでズボンと下穿きを脱ごうとするが、脱ぐのに手間取っていた。
冒険者の装備用のズボンは元々厚手で脱ぎにくい。
その上さっきレイが漏らしたため、生地が濡れていてさらに脱ぎにくくなっている。
そうこうしているうちに、堪えきれなかった次のケツイキがやってきてしまった。

ズボンを脱いでいる途中の体勢のまま、腰をビクビク震わせている。
握りしめた布地に皺が寄る。

ウ゛ウ゛ン・・・ウ゛ウ゛ン・・・ウ゛ウ゛ン
「ハァーーーッ、ハァーーーッ、グウウゥゥゥゥ!」

再度ケツイキから戻ってきたレイは、震える呼吸でギリギリ理性を保っている。
ズリズリと少しずつ下ろす事で、ズボンと下着を膝上まで下ろす事に成功した。
そして脚の間に手をやりバイブを抜こうとする。

ウ゛ウ゛・・・ウ゛ウ゛・・・ウ゛ウ゛
「あ?・・んだ、これ・・・ぬけね」

そこでやっとレイは気付いた。
バイブは抜けないようにバンドで固定されていることを。
しかも鍵付きのため、俺が解除しない限りどうあってもレイには外せない。

ウ゛ウ゛・・・ウ゛ウ゛・・・ウ゛ウ゛・・・ウ゛ンウ゛ンウ゛ンウ゛ン・・・ウ゛ーーーーーーーーーーーーー
「ハァッ、ハッ、クソォ・・・お゛!・・はずれねぇ・・・あ゛っ・・・どうやりゃ・・く、あっ、だめ・・あ゛あ゛あ゛あ゛!!・・・」

レイはズボンを膝部分に絡ませたまま、何とかバイブを固定しているバンドを外そうとしている。
腰を一周する部分に親指をかけ脱ぐように引っ張るも、つっかえて外すことができない。

そろそろレイがケツイキを我慢し続けるのも限界だろう。
元々開発された身体だ、ここまで我慢できたのも奇跡だろう。

ウ゛ーーー・・・ウ゛ーーー・・・ウ゛ーーー・・・ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛
「あっ、くそっ、ぁっ、あっ、あっ、ッッッあああアあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

とうとう三度目のケツイキを迎えたレイ。
しかも今度はそのケツイキをから戻ってくることもできない。
戻ってくる前に次のケツイキが襲ってくるからだ。

ウ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!イッデる!!むり!どめでぇ!イクのおわんねぇ!ッッダメェぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!」

絶え間ないケツイキにレイはベッドの上でのたうち回る。
快楽の波が引く間も無く次々襲ってくる為に、頭の中に白い閃光が走り正気を奪い去っていく。

ウ゛ーーーーーーーー・・・ウ゛ーーーーーーーー・・・ウ゛ーーーーーーーー・・・ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛
「ああああアぁあぁああぁああぁあぁあぁぁぁあぁぁッッ!!!・・・・・あああぁあぁあぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ァ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッッッ!!!・・・あああぁあアああア゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あーーーーーッ!!!」

ズボンを絡ませた不自由な格好のまま脚はバタバタとベッドを蹴る。
バンバンとベッドを叩いたかと思えば、縋る場所を探してシーツを掻きむしり皺を作る。
今のレイの様子は事情を知らない人間が見れば、狂人のそれだ。

しかしそれも長い間続けていると、段々と動きが緩慢になっていく。

ウ゛ンウ゛ンウ゛ンウ゛ンウ゛ンウ゛ンウ゛ン・・・ウ゛ーーーーーーーーーーーーーーーー
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛・・・はへっ・・・あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛・・・・・・・・・ん゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛・・・あへぇ・・・・」

絶頂のピークがずっと続くようになると、もはや様子は白痴に変わる。
白目を剥き涙と涎と鼻水を垂れ流す表情は、とても知性のある人間には見えない。

俺はそろそろこの遊びの終わりを予感する。
理性なく唸り声を上げるだけのレイにそっと口付けをすると、バイブの振動を最大出力まで上げた。

ウ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛
「・・・・ッッッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

もはや声なく絶頂するレイ。
四肢の動きがなくなりただ全身を痙攣させる姿は、まるでレイ自身が一つの巨大な玩具のようだ。

バイブの振動を止めても、長い間レイが快楽の頂から降りてくることはなかった。
ちょっとやりすぎたかも。


▽▽


翌朝

「おい、あのバイブってやつ、腹が破れるかと思うくらいヨかったわ。次はいつ使うんだよ」
「俺レイのそう言う所好きだぞ」
「あ?」


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