65.3年後こうなっている予定(チンピラ冒険者)

「バルド、今日のパーティ貢献度1番は誰だ?」
「んー、今日はラルフだな。俺とカッドがハイオークを倒す間、よくもう1体を引きつけてくれた」
「よしっ」
「「くそー」」

俺の喜ぶ声と対照的に、他のパーティメンバーから悔しがる声が上がる。

「じゃあ、バルド・・・」
「ああ、今日はお前1人で俺を好きにして良いぜ」

バルドが俺の耳元で囁く。
ドクンと心臓が高鳴った。

ミノーさんにバルドを引き渡された日から3年、俺たちは彼の助言に従ってバルドと関係を持っている。
“その日の依頼で最も貢献したものが、1日バルドを独占できる”。
この決まりを作ってから、俺たちは依頼遂行時に貢献しようと躍起になった。
今までも手を抜いていたわけではなかったが、必死さが違う。
自分の能力を高めようと鍛錬を欠かさないようになった。
その甲斐もあってか、バルド以外のメンバーは全員Cランクになっている。
その間にバルドはBランクに上がってしまったので、差が縮まった訳ではないのが残念なところだが。

バルドは相変わらず俺達のパーティの牽引者だ。
しかし、過去のような自分勝手さはない。
素行も良くなり、自慢の仲間と胸を張って言うことができる。
それは酒や女、賭け事よりも楽しいことを見つけたおかげだろう。

腹拵えをして宿に帰ると、直ぐにバルドは準備のために便所と風呂場に向かった。
俺もバルドに続いて風呂に入る。
今はランクが上がったこともあり、風呂付きの宿に泊まれるようになったのだ。

準備が整うとベッドの上で俺とバルドは向き合った。
他の仲間はベッドの周りに立っている。
選ばれなかった者は、選ばれたものとバルドの交わりを見ながら自慰をするのが習慣になっていた。

「バルド」
「ラルフ・・・・んっ」

宿のベッドの上、全裸になったバルドに口付ける。
背中に手を回し掻き抱くと、バルドも抱きしめ返してきた。

「ちゅっ・・んぅ・・ちゅぱ・・・ぅうっ・・・んはっ・・・・・ぁんっ!」

暫く口付けを交わすと、背中にやっていた手をバルドの胸に移動させる。
開発されて敏感になっている乳首をなぞると、バルドが小さく喘いだ。

「んっ・・・ぁ・・・あんっ・・・おっぱい、すきぃ・・・アぁん!・・」

左の乳首を抓りながら、右の乳首に吸い付くとバルドは震えながら仰け反った。

「ああっ!・・・や・・いやぁんっ!」

此方に胸を押し付ける体勢になったので軽く歯を立てると、鳴きながら俺の頭を抱きついてきた。
頭を動かせなくなった為、そのまま乳首を虐め続ける。

「あっ・・んっ・・あんっ・・ダメっ・・あぁんっ・・・んやぁっ!・・も・・おっぱい、ダメェ・・・下、さわってぇ・・」

乳首だけの刺激がもどかしかったのだろう。
腰を俺の腹にグリグリと押し付けながら、その先を強請って来た。
見てみると一度も触れていないバルドの分身は、腹に着かんばかりに立ち上がり、ダラダラと涎を溢していた。

「ああ、乳首を責められただけでこんなになって。はしたない奴だ」
「あんっ!ちんぽさわってぇ」
「仕方ないな。横になって脚を開け」

バルドが指示通り仰向けにベッドに横たわり、脚を広げる。
そうする事で、バルドの恥ずかしい部分が全て露わになった。

俺はバルドの足元に跪き、口淫する。
同時にバルドの後孔に潤滑油をつけた指を1本挿入した。

「んあっ・・あんっ・・おまんこいい・・そこっ・・ああんっ・・ちんぽいっちゃうぅ・・・」
「もうイクのか」
「いっちゃう・・・いっちゃうぅ・・・んっ・・・あぁぁああぁあんっっ!」

すでに限界に近かったのか。
あっという間に達してしまった。
バルドの性器が俺の口内にビュクビュクと白濁を吐き出す。
俺はそれをゴクリと飲み干した。
生臭くて喉に絡むのでとても美味いものではないが、バルドの吐き出したものだと思うと不思議と忌避感は無かった。

「んあっ・・ゆび・・はぁんっ・・あっ・・あっ・・はやく・・ちんぽくれよぉ・・アンっ!・・」
「まだだ。もう少し慣らしてからだ」
「あんっ、あんっ、あっ・・ハァンっ、んぅっ、ああぁんっ!」

指を2本に増やしたが、それでも物足りなそうにするバルド。
仕方ないので、早急に慣らそうと潤滑油を追加して抜き差しを行う。

「指、増やすぞ」
「ん・・・あぁんっ」

少し経ち、2本でも余裕が出て来たので3本にして挿入する。
増えた質量に眉を寄せながらも、シーツを握りしめて感じているバルド。
開いた脚の内腿が震えている。

「アンっ!そこダメ!ああぁぁああっっ!あぁぁぁあぁあああぁぁぁぁっっ!」

もっと感じさせてやりたくなり、バルドの良いところをグリグリと押し込んだ。
バルドは涙目になり甲高い声で泣き叫ぶ。

「ダメェ!イっちゃうぅ!チンポでイキたいぃ!」
「くそっ」
「ああっん!」

そのままイかせてやろうと思っていたが、バルドが可愛いことを言うので思わず指を抜いてしまった。
勢いよく抜いた為、ジュポンと音がしてバルドが喘いだ。

「挿れるぞ・・・」
「ん・・きて、チンポください・・・ッッああぁぁぁああああぁぁああぁっっ・・・きたあぁああぁああっっ!」

我慢できなくなり性器をバルドの後孔に挿入すると、海老反りになって歓喜の声を上げた。

「嗚呼っ、バルド」
「あっ!あんっ!あんっ!あんっ!チンポいいっ!ああんっ!すごいぃ!あぁああんっ!」

シーツを握りしめるバルドの手に俺の手を重ね、腰を振って突き上げる。
待ち望んだ快感に、バルドは女の様な声を上げる。

「此処がいいのだろう、バルド」
「ああんっ!あぁんっ!そこ!いいっ!あんっ!あたるっ!あたってるぅっ!ああああっ!」

中の良いところを狙って突き上げると、その度にビクンビクンと震える。
バルドの目から涙が溢れる。

「はぁぁんっ!イクゥ!おまんこイっちゃうぅ!あああんっ!」
「好きなだけイってしまえ」
「イクゥ!いくいくいく・・ッッあぁああぁぁぁあっぁあぁぁあぁあああああっっ!!!」

絶頂を迎えバルドが吼えた。
脚を俺の腰に巻き付け、腰を痙攣させている。
中も激しく蠕動し、俺の性器を締め付ける。

「気持ち良かったか?」
「すごいよかった・・ラルフ・・もっとしてくれ・・・奥もいじめて・・・」
「大丈夫か?」

中で絶頂したばかりでさらに強い快楽を要求するバルドを心配する。

「だいじょうぶ、おくすき」

そういっていつも正気を飛ばしているくせに、大丈夫といって聞かないバルド。

「仕方ないな、行くぞ」
「ああ・・・・・・・あ゛っ!・・・ん゛・・・」
「入ったな」

俺はバルドの要求を受け、後孔の最奥の口へ侵入した。
奥を抜けた俺の性器が吸い付かれる。
そのまま抜けない程度に小刻みに腰を前後させる。

「お゛・・お゛・・お゛んっ!・・お゛・・お゛ほぉ・・あ゛あ゛んっ!」

腰を動かす度に絞り出す様な声をあげるバルド。
既に目の焦点は合っていない。

「お゛あ゛あ゛ッ!あ゛んっ!あ゛ん゛っ!あ゛あ゛ん゛っ!イグゥっ!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!!」

最奥を責めてそんなに経っていないと言うのに、バルドはもう絶頂を迎えてしまった。
後孔は痙攣しながらギュウギュウと俺から搾り取ろうとしてくる。

「お゛・・・・はっ・・・・はっ・・・すごいぃ・・・おぐ・・・ぎもぢいいぃ・・・もっどぉ・・・」
「まったく・・・」
「お゛んっ!お゛んっ!お゛お゛んっ!お゛っ!お゛はあ゛あ゛あ゛あ゛っ!」

もっとと強請るバルドに答えてやると、獣の様な声を出して白目を剥いた。
もう正気を飛ばしてしまっている。
次で終わりにしよう。

「お゛っ!イグッ!イグッ!お゛ん゛っ!ッッお゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!」

直ぐに次の絶頂を迎え、バルドは全身を痙攣させて絶叫した。

「ぁ゛・・・・・あ゛・・・・・・あ゛・・・・・・・・」

バルドは後孔から抜かれても、余韻でビクビクと震えながらベッドに沈み込んでいる。
白目を剥いてガニ股で大股開き。
口を開けた後孔からはゴポリと俺の注いだ白濁が溢れている。
間抜けな格好のはずなのに、なぜこんなに愛おしく感じるのか。
いや、この感情が愛と呼ばれるものなのかもわからない。

しかし俺も仲間達も、もしもの時は命を賭けてバルドを守ることを厭わないだろう。
そんな時が来るかはわからないが。

願わくば、いつか全員揃って冒険者を引退したいものだ。
そうなってもバルドからは離れない仲間達が目に浮かぶが。


▽▽


「起きたかバルド」
「ああ、また意識飛ばしてたか」
「奥、やめた方がいいんじゃないか?」
「いやだ」

情事に関しては自分を曲げない姿に、昔の面影を感じてため息をつく。

「明日は依頼は休みだぞ」
「そうだったか。じゃあ・・・・・全員で出来るな!」

週に1日の依頼が休みの日はパーティメンバー全員でバルドを抱いている。


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