21.五人目の犠牲者3

クズを犯してから一週間ほど経った。

あれから俺は手を出していない。
クズは最初、ここから出ようと部屋の中を調べて回ったり、
隙を見て俺を攻撃していた。

しかし、俺の子供は妊娠後急激に成長し生まれるから、
クズの腹は日毎に大きくなっていった。


今クズは俺が作ってやったベッドの上で横になっている。
筋肉の付いた体の腹だけがポッコリと膨らんでいる。
人間で言うと臨月くらい。
この成長速度だと今日にも生まれそうだ。

「・・ぅぅぅぅうう・・・はぁぁぁああぁああん・・」

クズは甘さを多分に含んだ声を上げている。
顔は赤くなり目は潤んでいる。
男の欲を煽る表情だ。

俺が犯したときはケツも痛がるだけだったのに、
赤ちゃんが育ってきて変わっていった。

普通の妊娠とは違い腸内に赤ちゃんがいて、
しかも急激に育っていった。
そのせいで気持ち良くなるところを内側から、
圧迫され続けることになった。
もうケツの中の刺激でも、すっかり快感を得られるようになってしまっていた。

チンコはずっとビンビンになり、先走りが絶え間なく噴き出ている。
更に時折精液が混じっているのか白く濁ったものまで漏らすようになって、
クズの腹は白く汚れている。

寝ているだけなのに、呼吸はひどく荒い。

「はぁ・・はぁ・・うぅ・・」

ずっと同じ体勢でいるのが辛いのか、身動ぎをすると。

「・・く、あ、ぁぁあああぁああぁぁあぁあん!・・」

腰が震え大きな鳴き声を上げた。
絶えず中から刺激されている為か、
ふとした拍子にドライオーガズムを迎えている。

「・・ふ・・あ・・また、あ、はあぁぁああぁぁあぁぁぁあああん!・・・ハァ・・ハァ・・ダメ・・また、きちゃう・・・っぁぁぁぁあああぁああああああぁぁああ!」

腹が大きくなるに連れ、ケツでイク頻度も増えてきている。
この状態になってから、クズはまとも動けなくなり、
俺が世話を焼いてやっている。
こんな最低野郎でも妊夫になると愛おしさを感じてくるから不思議なものだ。

「元気に生まれて来いよ〜」

ケツイキが収まってきていたので、
もうすぐ生まれて来る赤ちゃんに呼びかけながら、クズの腹を優しく撫でる。
話しかけた方が胎教に良いらしいからな。

・・・・トンっ・・

「あ、蹴った」
「・・・・ッッぁぁぁぁあああああああああああアアアアアアッ!!!!!」

呼び掛けに反応してくれたのか、偶然なのか、
赤ちゃんが中からクズの腹を蹴ってきた。
その刺激でクズは今までにないくらい気持ち良くなってしまったみたいだ。
絶叫して、メンタマひっくり返している。
腰の痙攣もベッドが軋む音を立てるほど激しい。
今度補強しておこう。

・・・トンっ・トンっ・・・・トンっ・・トンっ

「・・っうぁぁぁああああアアアアっ!!・・ぁ、ダメえええエエエエエエェェェ!!・・・があああぁぁああア゛ア゛ア゛ッ!!!・・しぬううぅぅ、っああああァァァア゛ア゛ア゛ア゛!!!・・・」

「ははは、よく動くな。きっと元気な子が生まれてくるぞ」

赤ちゃんがクズの中を何度も蹴っている。
クズは蹴られる度に泣き叫んでいるが、
その顔はすっかりアヘ顔になっている。

今度は赤ちゃんが中でグルンと回った。

ゴリゴリゴリゴリゴリ

「・・・・・・ーーーーーーッッッッッ!!!!!!」

赤ちゃんが体で中全体を激しく擦ったのだろう。
もはや叫び声も上げられずに引き攣ったような呼吸を上げ、
全身が痙攣している。

クズが「戻って」来るまで少し掛かった。

「・・・らめ・・・しぬ・・ひんじゃうぅ・・・」

赤ちゃんが落ち着いた後も、クズの痙攣は暫く続いていた。
俺は励ましながらお腹を優しく撫でた。


▽▽


その日の夕方、クズが産気づいた。

「・・ぁぁぁぁああああぁぁあ・・・あぅうぅうぅぅううう・・・だめええぇええぇえぇええ・・・」

陣痛の代わりに来るのは強烈な快感。
クズは甲高い声で喘ぎっぱなしだ。

赤ちゃんはもうケツの出口まで来ている。
ケツの穴がゆっくりと広がっていき、赤ちゃんの頭が見える。

「・・・んううううぅううぅぅ・・・あぁ、でる・・ぁぁああぁぁあああぁああん!!・・・」

赤ちゃんの頭がゆっくりと出始める。

・・・グググ・・・ググググググ・・

「・・・ンオオオオオォォオオ!!・・きもちいぃぃイイイ・・・ぁガアあああアア゛ア゛ア゛!!!・・」

出口近くを通るときに、赤ちゃんの頭が前立腺を押しつぶしていくのだろう。
クズは赤ちゃんを産みながらも何度も何度もケツイキを極めた。

「・・ぎもぢいいイイイ゛イ゛!!・・・あかぢゃんぎもぢいいイイイイ・・・オ゛アアアァア゛ァ゛ア゛ア゛・・・・・だめええぇええ゛え゛え゛・・・」

クズは白目を剥いて涙と鼻水を垂れ流している。

ようやく赤ちゃんの頭が全部出た。
ここまでくればあと少しだ。
俺が補助して、赤ちゃんの全身を出してやる。

ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ

「・・ッッオ゛オ゛オ゛アア゛アア゛アアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!!・・」

ズルンと勢い良く出てきた赤ちゃんに前立腺を擦られ、押しつぶされた。
クズは獣のような咆哮を上げた。

「・・・あ・・あ・・・あへぇ・・しゅごいいい・・あかひゃん・・すごいぃぃ・・あは・・はは・・」

クズはアヘ顔で体をピクピクと震わせている。
膨れていた腹は元に戻ったが、
ケツはパックリと開き内壁の赤色を覗かせていた。


「ほら、元気な男の子だぞ」

俺は鳴き声を上げている赤ちゃんを、
クズに抱かせてやった。
ーー俺の子供は男しか生まれないけど。

「・・あ・・あか・・ひゃん・・・おれの・・・」

まだ白目剥いてるから見えてはいないだろうけど、
鳴き声と温もりを感じることは出来たのだろう。
クズはアヘりながらも、自分の赤ちゃんを愛おしむような様子を見せた。
意外といい親になるかもな。




クズはあれから何人もの子を産んだ。

俺とクズの子供は人間とオークのハーフとなるが、
どちらに偏るか、生まれ持った姿は子供によって様々だ。
ちなみに最初に生まれた赤ちゃんは人間の特徴を色濃く受け継いでいた。

子供たちを育てているのは主に俺だ。
クズも子供たちを大切に思っているようだが、
妊娠してから産むまでの間だけは親ではなく、欲に溺れた「ただの雌」になってしまう。
そういうところも可愛いと思うけど。



▽▽



五人目の奴隷も仕上がった。

クズは今日も俺との子供を産んでくれている。
生命の誕生というより、アヘ顔で快楽を貪っているシーンにしか見えないけど。

「・・あああアアア゛ア゛ア゛!!・・・ぎもぢいいい゛い゛い゛・・・おれぇ・・おやなのにぃ・・・ンオオォオ゛オ゛オ゛オ゛・・・あがぢゃんうむの・・・あへぇ・・きもぢよぐなっぢゃうううぅぅ・・・ぁひャアアァアアアア!!・・だめ・・ダメエエエエエェェエ!!・・・う゛ぉぉぉおお゛お゛お゛!!・・」



[ 21/107 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -