13.三人目の犠牲者2

今日の収穫は冒険者カップルの彼氏くん。
20代の半ばだろうか。
そこそこの経験と実力もあるだろう。
凛々しい顔つきの美形で、精悍な体をしている。

転移罠で彼女と二人飛ばされた先で魔物にやられた。
彼女さんよりも自分が危ない役を引き受けてた勇敢な男だ。
誠実な付き合いをしていたんだろうな。
罠に飛ばされる前の、パーティでの探索の間もラブラブオーラ出してた。
まさにリア充・・・。

ちなみに彼女の方は死なずに助かった。
間一髪で他のパーティメンバーが助けに来てくれたからだ。
彼氏くんも無駄死にでは、決してなかったようだ。
彼女さんには悪いが、これからは俺が彼氏くんを貰う。


寝ている彼氏くんを地下牢型の隔離空間に連れていく。
この空間には通路に面するように牢が幾つも並んでいる。
石造りの壁に通路側は一面鉄格子の牢だ。
そのうちの一つに彼氏くんを閉じ込めた。
武器と防具は取り上げておく。

また準備として、彼女さんの複製体を作る。
この偽彼女さんも牢の一つに入れる。
位置的に彼氏くんの牢との間には、通路に分厚い鉄扉があり、
見えないし声も届かないようになっている。

自分は人間の体にのり移り、
手伝いとしてオーガを数体作っておく。


暫くして彼氏くんが目を覚ました。

「やあ、おはよう。自分が死んだことを覚えているかな?」


▽▽


現在、彼氏くんは牢の中でオーガ達に押さえつけられている。
俺が彼氏くんはダンジョンに囚われ、
性奴隷になることを説明したら暴れだしたからだ。
装備もない状態ではオーガに敵わないようで、
身動きできずにこちらを睨みつけている。

「見せたいものがある。着いてきて。」

彼氏くんを歩かせる。
オーガ達は両脇について、彼氏くんの腕を掴んでいる。
連れてきたのは偽彼女の牢の前だ。
偽彼女は手足に枷をはめられた状態で眠っている。

「ティア!」

彼氏くんが牢に向かって走り寄ろうとするも、
オーガに腕を引っ張られ止められた。
少しでも近付こうと、身を乗り出す姿勢で彼女の名前を呼び続ける。
しかし、偽彼女は人形も同然なので目を覚ますことはない。

「目は覚まさないよ」

「お前ら、ティアに何をした!」

「魔術で眠ってもらっているだけだ。他には何もしていない。今はまだ、な」

これからはどうなるか保証しない。そう言外にそう臭わせる。
それに気づいた彼氏くんは縋るような目をした。

「彼女には手を出さないでくれ。頼む。」

「あんたの行動次第だな」

「じゃあ・・・俺がティアの分も引き受ける。だから彼女には何もしないでくれ」

彼氏くんは覚悟を決めた。
自分の身を以てして彼女を助ける決断をした。

「いいよ。その方が此方も都合がいい」

最初から狙っていた展開だけど。
表に出さないようにする。

俺達は彼氏くんを閉じ込めていた牢に戻った。



牢に設置されているベッドで、彼氏くんに覆いかぶさる俺。
彼氏くんは緊張した様子だが、もう抵抗しない。
目を閉じて、これから始まることに耐えようとして、じっとしている。

彼氏くんは優しくヤって開発するつもりだ。
そこらの女性よりもいやらしい「女」にするつもり。

そっと触れるだけのキスをする。
唇をなめ、甘噛みし、深いキスへと移っていく。
その間に服の上から体を撫でまわす。
肩から胸、腹筋、脇腹へと、
ゆっくりと時間をかけて、マッサージするように。

恐怖と緊張による強張りが少し緩んできた所で、
彼氏くんのシャツを脱がした。
今度は直接肌を撫でる。
それと同時に、キスをして、耳を舐める。

「・・・・・・ん・・」

リラックスしてきたためか、
鼻に抜けるような微かな声が出るようになった。
気持ちいいとは感じている様子だ。

首筋に吸い付きながら、両手で乳首を擦った。

「・・・・・ふ・・ぅ・・」

僅かにピクンと震える彼氏くん。

深いキスをしながら、乳首を撫で続けていれば、
ピンと立ち上がり興奮しているのが分かる。
摘まんでみる。

「・・・んぅ・・・ん・・」

キスを止め乳首を舐める。

「・・・・・ぅ・・ぁ・・」

反応する彼氏くん。
噛み付いてみた。

「・・・あっ・・」

思わずといった風に声が漏れた。

そのまま、舐めて、吸って、噛んで、
反対側も吸って、摘まんで押しつぶして乳首を責めた。
空いた手で服の上からチンコを撫でると、既に硬くなっていた。

「ちょっと固くなってるな、気持ちいいか?」

笑って聞いてやれば、顔を赤くして首を振った。
否定するなら直接見てやろうとベルトを外す。

「・・あっ、おい」

ズボンとパンツもまとめてズリズリと脱がす。
完全にではないが、確かに起っている。
彼氏くんは恥ずかしがって手で隠そうとしたが、抑えて止めた。

起っているチンコは置いておいて、その周りを唇と舌で弄った。
腰骨を、内腿を、足の付け根を。
キスして、吸って、舐めまわした。
時間をかけて優しく触ってやると、
彼氏くんは堪らず、時折腰を揺らすようになった。

「・・・ふあ・・・はぁ・・・はぁ・・う・・」

気付いた時にはチンコはビンビンになり、
触ってもないのに先走りを垂らしていた。

辛そうだが、まだイかせない。
手を抑えるのを止めて、両手でケツを揉んだ。
すると彼氏くんはこの後に突っ込まれるということを思い出したのか、
また少し緊張してしまった。

ローションを使ってケツの穴の表面を撫でる。
くるくる円を描くように指を動かし、力が抜けてきたところで挿入した。

「・・・・う・・く・・」

「力を抜いて。ゆっくり息して。」

彼氏くんが圧迫感と気持ち悪さに呻いたため、
急がずゆっくり動かす。
イかせない程度にチンコを弄り、気を紛らわせる。

時折前立腺を引っ掻くように刺激しながら抜き差しし、
慣れてきたところで指を増やしていった。

「・・ぁ・・・あっ・・・んぅ・・・はっ・・・」

指が三本入るころには、違和感もなくなっていた。
ケツでの快感も覚え始め、前立腺を擦れば声が漏れるようになった。

ヌプ、ヌプ、ヌプ、ヌプ ジュポジュッポジュッポジュッポ

「・・あっ・・あっ・・イク、イク、ぁぁあああ!・・」

最後は前立腺を連打しながらチンコをしゃぶってイかせた。
快楽から逃げるように腰を引き、内腿が震える。

「気持ち良かっただろ?」

呆然としていた彼氏くんにニヤリと話しかけてみたら、
悔しそうな、恥ずかしそうな複雑な表情をしていた。


▽▽


それから数日、毎日同じ事をしてやった。
彼氏くんは彼女に会いたがっていたが、会わせていない。
せめて一目だけでも、と頼まれたが先送りにしている。

開発の成果もあり、今は乳首でもしっかり感じられるようになった。

ギュムッギュウー

「・・ぁ・・あっ・・・ふぁ・・・」

キスをして乳首を抓ってやると、体を震わせて喘ぐ。
乳首への刺激だけでチンコはビンビンになり、
先走りを垂らすようになってしまった。

ヌプ、ヌプ、ヌプ、ヌプ

「あっ、ああっ、あっ、は、は、あん!」

ケツはまだ指しか入れていないが、受け入れるのにも慣れてきた。
抜き差しするたびに、声を漏らす。
本人は嫌がっているが、体は快感を拾っている。

そろそろ次に進んでもいいかもしれない。


[ 13/107 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -