真夏のクリスマス

たまには季節はずれなこともいいと思う。
例えば、冬の海とか、春の桜ではなく雪だとか…
そんなのもたまにはいいんじゃないかな。

 真夏のクリスマス


寒い冬のとある日、イナズマジャパンと仲良くなったデモーニオは日本エリアに行くことが
多くなった。
デモーニオは最近、日本文化にハマっているようで 鬼道にいろんなことを教えてもらっている。
「もうすぐ、クリスマスだな。」
「クリスマス?」
「あぁ、クリスマスには、もみの木に、願い事を書くんだ。それから、皆でパーティをする。」
「ふぅん、楽しそうだね!」
「クリスマスは楽しいぞ。」
「そっか!じゃあ、早く帰って、フィディオにも教えてあげなきゃ!」
「…あぁ、デモーニオ」
「?なんだ?」
「クリスマスは、もい1つ嬉しいことがあって、いいこのところには、サンタクロースと言う人がプレゼントを持ってきてくれるんだ。」
「いい子の所に…?俺は…   。」
最後に何かを呟きデモーニオはイタリアエリアへと帰って言った。



「フィディオ、もうすぐクリスマスだね!一緒にパーティしようよ!」
「いいね、デモーニオ!早速準備しよう!」
2人でもみの木を買いに行って、飾り付けをして、ケーキとご馳走を準備した。
2人きりのクリスマスと言うのも悪くは無い。ふと、窓の外を
見ると、チラチラと雪が降っていた。
「デモーニオ、雪が降っているよ!」
「本当だ!綺麗だね。」
そう、微笑みあっていると、フィディオの目にあるものが映る。
「あれ?デモーニオ、あれはなんだい?」
指を指された先を見ると七夕の短冊の様な飾りが。
「フィディオ知らないの?クリスマスには、願い事を書くんだよ、鬼道が言ってた!」
「ふふっ、デモーニオまた騙されたの?」
「え?ち、違うのか?」
「違うよ。願い事を書くのは七夕で、クリスマスはプレゼントを貰うんだ。はい、デモーニオに!」
少し大きめの綺麗にラッピングがされた箱を渡す。
「これは?」
「あけて見て。」
目を輝かせてラッピングの袋を開ける。
と、
「わぁあああ!! こ、これ!これほしかったんだ!!なんで分かったんだ?!」
「そっか、よかったよ!」
「フィディオは凄いな!…でも、ごめん。俺なにも用意して無いんだ…」
「デモーニオは、俺のそばに居てくれるだけで良いんだ。これからも、ずっと一緒に居てくれよ?」
「…フィディオ…!ありがとう!これからもずっと一緒だよ!!!」

真夏の雪とか、真冬の七夕とか、
季節はずれも君と一緒ならなんだって構わない。







あとがき≫
フィデモ良いですよね!!!!
なんか、デモーニオさんは日本エリアに行って、鬼道さんたちにいろいろ
吹き込まれてそうですよね!!!
素直にだまされちゃうでもたんかわいい///
最後まで読んでくださってありがとうございました!

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