これこれの続きのお話。



























モストーキン少佐の船を沈めて約20分後のハートの海賊団甲板。






















「何か言いたいことは?」


「ず、ずびばべんべびば!!!」


「聞こえない」


ばっっちーん!!


「ぶげっ!」



解説:縄でグルグル巻きにされ、タバスコを口の中に突っ込まれてるシャチの頭を360度回転するんじゃないかと思われる勢いでど突くペンギン。




「鬼か」(バンダナ)




「っとにお前はやった事の重大さを理解してるのか?ん?(ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり)今日晩食料はハンチが略奪してくる手筈だったから今日の昼、キッチリ一週間で食料がなくなって調味料もお前にやったそのタバスコで最後なんだよ。」


「ば、ばい!」


「何のためにわざわざ海軍の駐屯地のシャボンディから離れたこんなイナセルヤ島っつーなぁああああんもない無人島付近で襲撃したと思ってんだ?ん?海軍に見つかんねーようにだろうが!!なのに爆破させてくれやがって」


「…」


「やりすぎんなよっつったのに船は海の藻屑。拾い上げた缶詰めは一つで豆スープとか、お前は相当俺に殺されたいんだな、シャチよ。ん?オイゴラボケカス」


「ぶび!!!ぶびばべんべびば!!!ぶびばべんべびばああああああ!!!!!!!」


「なに喋ってんのかわかんねぇよクズが」


ばっっっちーん!!!


「ぶげええええ!!!!!!」


「…で?どーすんだペンギン。多分もう海軍本部に海軍の船沈んだって情報がいってるぞ。追手がくる前に早く潜水してここから離れようぜ。…ってローは?」


「風呂。」


「え、珍しい」


「お風呂その次ボクが入るねー」


「黙ってろハンチング。おめぇもシャチと同罪だからな」


「いやーんよ。ボクはちゃんとロー君に言われた仕事は遂行したし、爆破させたのはシャチ君だもーん」


「ばっ、ばんびばんぼべびぶべんぼ?!(ちょ、ハンチさん俺見捨てんの?!)」





「(はぁぁああ…)…………風呂に行って船長に聞いてきます…」


たたたたた…



「んーペンギン堪えてるねぇ。そんなに食料ほしかったのかしらん?」


「さっき壊れてやがったしな。あんなキャラじゃねーのによ」




 ザーン…








「…別にボク、君に話を振ったつもり無かったんだけど、バン」


「あ、そりゃすまん。聞こえがよしに一人で喋ってるから寂しいのかと思ってよ」


「ボクはシャチ君に話を振ったんだ。ねぇ?シャチ君」


「………」
(とうとう気絶のシャチ)


「…」


「…ぶっ!!(こいつガチで独り言言ってんじゃねぇか)」


「何か?」
(貼り付けたような笑顔)


「いぃえぇ〜惨めだなぁって思ってよ〜ハンチング君が。」


「五月蠅い中年ですね、腑引っ張り出してソーセージにしますよ。自分をツマミにするアル中とか、なんて経済的なんだろうね」
(ニコッ)


「けっ!ガキ(シャチ)と一緒に騒いで荷物パーにする優男に殺られる気がしねぇなぁ」


「このボクが優男?君が筋肉マンなだけだよアル中年」


「誰がアル中年だボケ!!略すなや!!!」


「あーぁ久々にその酒に焼かれた怒声を聞いて耳がただれる思いだよ。喉もかっ裂いてあげる。少しはマシな声になるかもよ」


「よぉおおし上等だ。今日こそ白黒つけよぉおやハンチングよおおおおおおお!!!お前がいなかった8ヶ月、俺が何もしてなかったと思うなよ?」


「ふふ、飲みすぎてゲロ吐いてたんでしょ?」


「頼むから死ねよ、うねうねワカメヘアー」


「殺したらホルマリン漬けにして飾ってあげるよ。題名:アル中年 で」




ざっっぱぱんん!!!!










殺伐罰XXX












ハートの海賊船、風呂場



バンバン!!

「船長ぉ!!!」



しーん



だんだんだんだん!!!


「船長ぉ?!!…入りますよ?!!!」



ガチャ…


「……………ペンうっせぇ」
(湯船でダラァリなロー)



「ったく、居るなら返事して下さいよ!浮いてるかと思いましたよ!!!」


「だからうっせぇ……何?ドア開けっ放しにすんな」


「あー…はい」



バタン



「えー…色々あってシャチが海軍船を沈めて海軍がこっちに向かってるんですがどうします?」


「…………俺が風呂入ってる間に何があったか全て話せ」


「わかりました………その前に船長、とりあえず、風呂からあがりませんか?」



2011/0507
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