放課後レッスン(5/5)


「もっ…、これ以上は…っ!」

「これ以上は、何? 気持ち良すぎてイッちゃいそう?」

「〜〜っ!僕をからかうのはもう十分だろ…っ!なんで、こんなことまで…っ」


…お前が感じてる様に興奮して思わずがっついちゃいました。
なんて、童貞以上に童貞臭いこと言えるわけねぇ。


「彼女ができたらいずれこういうこともしてもらうようになるから今のうちに感覚を教えてやろうっていう親切心」

「そんなことっ……あッ!く、ぅぅぅっ」


何も言えなくなるよう、手に力を込めて素早く竿を扱く。先走りが絡んで卑猥な水音がどんどん大きくなっていく。


「…顔、隠すな」


顔を覆っている手を取って床に押さえ付ける。

毎日律義に整えられている髪は乱れて肌は完全に火照って、噛みしめている口から漏れる声はもはや快感に抗いきれていない。


「かわい…」


俺は無意識にそう呟いていた。

今すぐ自分のモノを間宮の中にぶち込みたくてしょうがなかった。

…でも今までそっちの穴には興味なかったから扱い方がわかんねぇ。下手したら裂けるとかいうからな。

そんな理性と闘いながら、きっと誰にも見せたことのない間宮のこの乱れきった姿を目に焼き付けることに専念した。


「あっ…!だめ、だっ…もう止め…っ」


ガチガチに張り詰めた肉棒が手の中で苦しげに脈打つ。

間宮は切迫した声を上げて俺の手を掴んだ。けれど俺は構うことなく、反応が良かった個所を重点的に扱き続ける。


「っは…!ぁ、や…っあ!あぁっ!!」


ビクンッと体が大きく震えて、握ったままのモノから熱い白濁が勢いよく溢れ出た。
途切れ途切れの嬌声は次第に小さくなっていって深い吐息に変わっていく。



「やー、だいぶ出たな。ヤバい、拭くもの拭くもの」


虚脱状態の間宮を放って俺は急いで自分のカバンからポケットティッシュを取り出す。


「ごめん、出した後のこと何も考えてなかったわ。クリーニング代俺出すから」


間宮の制服に飛び散った精液を拭っていると間宮が見るからにへろへろな様子で起き上がった。


「だ、大丈夫だから…。自分でやる」

「そ? あ、なんか飲む?」

「……いや」

「ダルかったら寝てていーよ。俺とりあえず手洗ってくるわ」

「…っな、なんでそんな平然としていられるんだ。…お前っていつもこういうことを当たり前のようにやっているのか?」

「え?」


いや、まぁこんなに理性きかなくなったのは初めてだけど。


「あー…。うん。ノリで、ほいほいワーって感じ」

「ほいほいわーって…。…本当に、お前のようなタイプは考えていることがわからない…」


ため息を吐いて頭を押さえる間宮。

確かにこんなシチュエーション、童貞にとってはハードすぎるよな。俺は新鮮で楽しかったけど。


「でもこっち側の世界の良さ ちょっとくらいはわかっただろ?」

「………」

「あ? またキスするぞ」

「もっ…!もういいよ!わかったから!」


俯いている顔を覗き込むと間宮は口を押えて後ずさった。


「あれ? なんか童貞感増してね?」

「増すかそんなもの!」

「じゃあも一回お前からキスしてみ?」

「は!? 二度とするわけないだろ!」

「うわー。増してる増してる。これはまた補習だな」

「…ほしゅ……?」

「男らしいキスができるようになるまで俺が教えてやるよ。こうしてまた二人で居残りになったときに」


勝手に決めるなと喚く間宮の頬にキスをしようとすると、間宮はバランスを崩して倒れた。


あー、面白い。この堅物人間をどんな変態に改造してやろう。


まずは男とのセックスの方法を俺が予習しとかないとな。






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