放課後レッスン(4/5)
「…っ、目閉じてくれ」
言われた通り目を閉じると遠慮がちに頭を引き寄せられて唇が触れ合った。
そのまま数秒置いてようやく舌が伸びてくる。だけどその動きはじれったくなるほどぎこちない。
「……下手くそ」
「仕方ないだろっ…!」
「もっとこうやんだよ」
「ぅあっ!!」
無防備に開いた口に唇を重ねて再び自分の熱で間宮の口の中を満たす。
初めのときよりはだいぶ慣れたのか、強張りの解けた舌は俺の舌の動きに合わせてスムーズに絡みつくようになった。
「ほら。やってみ」
「……待っ…、息が……っ」
それでも呼吸の仕方はまだ慣れないらしく、間宮は相変わらず顔を真っ赤にさせて息を弾ませる。
……やっぱなんか表情とか反応が色っぽいなコイツ。
俺はクスクス笑いながら唇を触れ合わせて囁く。
「なぁ。こういうことも悪くないだろ?」
「…っ、ああ」
ヤケになったような投げやりな返事。
あくまでも渋々やっているだけだという態度にまた苛立ちが募る。
俺はキスしただけでこんなにゾクゾクしてんのに。
コイツももっとめちゃくちゃにならねぇかな。
そんな欲求に駆られて俺は間宮の股間に手を伸ばしていた。
「……あ…?」
「っあ!!」
予想外の感触に驚いて目を見開く。けれど俺以上に間宮は目を見開いて体をビクつかせた。
「なぁんだ。勃ってんじゃん」
「さっささ触るな!!」
一気に欲情が煮えたぎって頭の中が熱くなる。
じたばた暴れる間宮を押さえてキスで喚き声を閉じ込めてさっさとファスナーを下す。パンツの上からでもわかるくらいにそこは濡れていた。
「んんん!!」
間宮はますます抵抗を強めて俺の肩を押す。けれど剥き出しにしたそこを握ると途端に力が弱まった。
「もったいねー。結構立派なモノ持ってるのにまだ未使用なんて」
「っう…!ぅぅ…っ」
指先で下からなぞり上げるとそれに合わせて身体がビクビクと跳ね上がった。
「ふっ、女みたいな反応だな」
「うあっ!…っく、ううう!」
反発する間を与えず、先端を緩く握って扱き立てる。
慣れない快感に動揺しているのか間宮は唇を噛みながら何度も弱々しく首を横に振る。
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