unknown


悲しいときは思い出して
あなたのことを 想っているから

苦しいときは思い出して
あなたのことを 見守っているから

現実は嫌いと 少しだけ涙を流しても
その涙は 現実だから輝くの


悔しいときは思い出して
その悔しさが ちからになるから

切ないときは思い出して
その切なさが 人を育てると

回り道をしても またここに戻って来られると
信じていて 居場所ならここにある

最初から決まってる
シナリオなんてない
最初から決まってる
善悪なんてない
最初から決まってる
道筋なんてない
最初から決まってる
夢なんてない

だから
悲しくても歩く
苦しくても歩く
切なくても歩く
そのことがあなたを つくりあげてゆくのだから


立ち止まってもいいんじゃないの
そうすれば少し 落ち着けるのなら

振り返ってもいいんじゃないの
そうすれば未来 見直せるのなら

どうしていつも誰か
「頑張れ」と うわべの言葉を投げて
やる気を削ぐ? わたしは頑張っているの

最初から決まってる
偶然なんてない
最初から決まってる
必然なんてない
最初から決まってる
終わりなんてない
最初から決まってる
愛なんてない

だから
愛してると言って
大切だと言って
そばにいると言って
そのことがわたしを つくりあげてゆくのだから


悲しくても歩く
苦しくても歩く
切なくても歩く
そのことがあなたを つくりあげてゆくのだから


最初から決まってる
人生なんてない
最初から決まってる
運命なんてない
最初から決まってる
出逢いなんてない
最初から決まってる
心なんてない

だから
つくりあげてゆこう
輝いてゆこう
大切な命なんだ

生まれたのだから
生きているのだから
あなたという人間は
独りじゃない
でも
ひとりしかいないのだから

[ 65/99 ]

[前へ] [次へ]

[ページを選ぶ]

[章一覧へ戻る]
[しおりを挟む]


戻る