■十月二十一日
今日も終業時間が来る前に応接室を抜け出した。
自分の気持ちが落ち着くまでと思っていたのだが、日を追う毎にますます顔を合わせづらくなっていく。
僕は何時までこんな事を続けていくのだろう。
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