スザルル+α

 
アニギア最終回改造SS別ver。

スザルル←黒ナナ、カレ、コゥ←ギル
な感じです。
後、ミレイさんやリヴァルもちょろっと。

ギャグです。
相変わらず、駄文ですが、見たいと言う人は↓



















「ゼロだ!」

誰かがそう叫んだ。

ゼロの格好をした、誰かが現れた。
其れを見た人質たちは目を見開いていた。

「え…ゼロ!?」

「うそ、ルルーシュは彼処に…!」

そう、ゼロと言うキセキを産んだ人物は、今皇帝になり魔王となっている。
其れは民衆は知らない事で、ルルーシュを日本の為に裏切り行為をした黒の騎士団にはもう顔は知られていた。

だから驚いているのだ。

「もしかして…ルルーシュたちがやろうとしてる事って…」

カレンや黒の騎士団たちが驚いている中、ゼロが動き出す。

ナイトメアの銃弾も何のその、綺麗に避けてどんどん皇帝との距離を縮めていく。

そして、皇帝ルルーシュの目の前にゼロが対面し、

「痴れ者が!」

ルルーシュはうちポケットから銃を取り出し、ゼロに向けるが素早く弾かれてしまい、ゼロは剣を構えた。

ゴクリ、と喉が鳴った。

そして………


ビリビリビリィ!

「「「「え?」」」」

皆の心が1つになった。

ルルーシュの着ていた上着だけを、切り裂いた。
肌を傷付ける事なく、綺麗に…。
ゼロが魔王の服を。
まさに超人的だ。

「狽ネっ……
おまッ………なななな、なんて事っ!?///」

顔を赤くさせて、ゼロを見た。

―あ、皇帝何か可愛い…

誰かがそう呟くのを、民衆はどんどん頷いていく。
今まで見てきた魔王と呼ばれたルルーシュの面影がない。

「出来ないよ、僕!」

―僕…?
―あれ、ゼロって…
―私だったよ、ね…?
―でも、今僕て…
―本当に、ゼロ…?

民衆が騒ぎ立てる中、ゼロはまた続けた。

「君の綺麗な肌を傷付けるなんて、僕には出来ないよッ」

「「「「は?」」」」

心がまた1つになった。

何を言ってるんだゼロは、そう民衆や黒の騎士団は目を丸くした。

「今のは私も同感です。
お兄様の綺麗なお肌を傷付けるのは、ダメですよゼロ」

「だよね。やっぱりナナリーは分かってくれるんだ!
嬉しいなぁv」

や、だから何を話してんだ。
今は悪逆皇帝に逆らった罪として公開処刑をする日じゃ?
其れでゼロが来たって事は悪逆皇帝をゼロが殺してくれるのでは?

そんな期待を持っていたのに、
『君の綺麗な肌を傷付けるなんて、僕には出来ないよッ』
だ。

皇帝はと言うと、切られた服の所為か自分の体を抱き締めて、ゼロをキッと睨み続けていた。

「おま……何のつもりだッ!」

「何のつもりて、出来ないのは出来ないから仕方ないじゃないか!」

「殺しに来たんじゃないのか!?」

もう、顔真っ赤にしてるから全然迫力がない。
寧ろ、可愛く見えて、男女問わずガン見状態だ。
カメラはもうアップでルルーシュを取り続けてて

「キャーvルルちゃん、やっぱり可愛いわ///」

ミレイは喜びに少し飛び跳ねていたとか。

「こんなモノ!」

ゼロは持っていた剣を放り投げた。

「「「狽ヲええっ!?」」」

ゼロッ!!
何故剣を捨てる!?
そんな思いで皆の此処がまた1つになった。

「おぉまぁえぇ…///」

「だって!」

「だってじゃない!
何なんだッ!こんな破廉恥な格好させて、何が目的だッ!///」

破廉恥って……。

「いいんじゃない?かなり、いいと思うよ?可愛いしv」

あ、でも分かる気がします…。

「はい、もうお兄様は世界一可愛いお人ですッ」

「そうよ!ルルーシュは昔から可愛いのよッ
しかも色気垂れ流しで、自覚してないから大変だったのよ!?」

何故かゼロとナナリーの会話に人質であるカレンも混ざってくる。

「な、何だ自覚してないとは!
俺はちゃんと自覚してる!
俺みたいなのを襲うのはスザクぐらいしかいないッ!」

「お兄様、其れが自覚なさってない証拠です」

「え…?」

「そうよ!あのゼロの格好、体のラインが見えるからエロ過ぎるんだものッ!
黒の騎士団の野郎どもはずっといやらしい目でルルーシュを見てたのよ!!」

「カレンさん、黒の騎士団の皆さんがお兄様をいやらしい目で見てたって言うのは本当ですか…?」

あれ、あの少女の声が低くなってません…?
てゆうか、ゼロは其処にいる人じゃ…?
今の話によると、皇帝ルルーシュがゼロだったみたいに聞こえますが…。

「狽ソ、違う!
俺はゼロの腰がめちゃくちゃ細いなぁとか!
ケツいい形してんなとか!
思ってないって!(汗)」

「玉城…アンタやっぱり思ってるじゃないッ!」

「黒の騎士団、許すまじ…」

「「「え…?(汗)」」」

少女の背後に真っ黒いモノが滲み出てきた。

目を疑った。
あんな可愛らしい少女が…。

「ほら、僕だけじゃなかったでしょ?
ルルーシュって、本当普段からエロ過ぎるんだもん」

「何を言うんだ!
お前以外に俺を襲う奴はいなかったぞ!?」

「其りゃ、僕やナナリーが裏で手を回してたんだよ?」

意外と苦労してたんですね…。
てか、やっぱりゼロと皇帝は恋人同士?

「そんな…」

「お兄様、本当に無自覚さんですから…」

何か話が違う方向に行ってますが…?

「目を離したら何するか分からないし、ちゃんと見てないと僕は気が気じゃないんだ。
こんなに愛してるのに、僕に君を殺せる訳ないよ…」

ゼロはルルーシュを腕の中に閉じ込めた。

「買b……/////」

顔を真っ赤にして、其の言葉を聞いて目が揺らぐルルーシュ。

「やっぱりアンタたちそんな仲だったのねッ!」

人質の中のカレンが声を上げた。
少し顔が赤いのは何故だ。
てゆうか、ゼロの正体を知っている?

「狽ヲ、彼奴が…?
でも…死んだんじゃ…」

カレンがそう言った時、ミレイやリヴァルはゼロの正体を理解した!

「あれ、知らなかった?」

クスクス笑ってゼロは、ルルーシュの体をを後ろから抱き変えて、今までルルーシュが座っていた所に腰をかける。

「ちょッ…///」

「もうさ、ルルーシュ中毒って言うの?
一度ルルーシュの味覚えたら、離れられないんだよね。
他のなんていらないし」

「………///////」

ルルーシュの胸がキュンキュン。
こんな場所でこんな台詞を聞くとは思っていなかった為か、ルルーシュの顔は此れ程かと言う程にまで真っ赤になっている。

「可愛いなぁv」

はい、可愛いです。

「つか、仮面邪魔だな…」

「だッ、ダメだ!/////」

仮面を外そうとしたゼロを止めようとしたルルーシュの腕を、片手で封じ込めた。

「狽ッ…!?/////」

其れを見た民衆は、弱ッ、と呟いた。

「仮面付いてたら、ルルーシュの可愛い顔が鮮明に見えないじゃないか」

「バッ…!今日が何の日か知ってるだろ!!/////」

「え………僕とルルーシュが付き合い始めてとかの記念日とかは、まだ先だよ?」

「そうじゃなくて!
今日はゼロレクイエムの決行の日だッ!!」

ゼロレクイエム…?
何ですか、其れ…?

「そんなのどうでもいいよ」

「ど うで も い い と は 何 だ !」

あ、怒った。

「貴様、俺は死ぬ覚悟をしてたんだぞッ!?
其れを、そんなのどうでもいいだと…?!
お前何て事を言うんだ…」

ルルーシュの眉が下がる。

「どうでもいいなんて、言わないでくれ…
お前やナナリーを俺だって愛しているんだ、今まで顔を合わせた奴と別れる決心が付いていたのに…
そんな事、言われたら…生きたいと思ってしまうじゃないか…
本当は死にたくない…
ナナリーと笑って暮らしたい…って」

ルルーシュの目から大粒の涙が零れ始めた。

「お兄様…」
「ルルーシュ…」

カチャカチャ、と音がしたと思うとカランと音をさせ、ゼロが仮面を外して、また放り投げたのだ。

「僕だって、ちゃんと覚悟を決めたんだ。君を殺す事を一度は決心したのに…」

肩口に顔を埋めるスザク。

―何で皇帝騎士が…
―騎士が皇帝を殺す…?
―何を話してるのあの2人…
―殺す、って…?

「やっぱり出来なかった…」

「スザク…」

何か色々と理解してきた。
騎士スザクと皇帝ルルーシュは恋人同士。←
騎士はゼロに扮して皇帝を殺そうとした。でも、ゼロは皇帝ルルーシュみたいな内容でゼロスーツがエロいとか…。←
其れは元から2人(?)が計画していたが、騎士が断念?

そんな事を思い、民衆たちは民衆たちなりに頭を働かせていると…

「ひゃっ!//////」

「「「「………」」」」

今の声………は?

「ルルーシュ、可愛いv」

枢木 スザクが斬り離した服の隙間から、手を…。

アンタ白昼堂々と何さらしとんのじゃ。←

「スザッ…やめ、ぁ…ン!/////」

「スザクさん!」

「枢木 スザク!アンタ何してんのよぉッ!?////」

ナナリーやカレンが叫ぶ中、バンッと建物の中からコーネリアが出てきた。
其れも、物凄い険しい表情で…。

「枢木 スザクッ!貴様ぁああああ!
私の可愛いルルーシュに何て事をしているんだッ!?
許せん、ぶっ殺してやる………!!!」

「「「へ?(汗)」」」

「姫様ぁあああああッ」

もう1人、コーネリアが出てきた建物から出てきて、怒りを隠しきれていないコーネリアを止めようと必死になって前に立ちはだかる。

「何をしている、ギルフォード…」

「いけません姫様!」

「今すぐ其処を退け…」

「で、ですがッ…」

こっちは必死になっているにも関わらず…

「ああっ…ん…スザ、ク…やぁ…ッ!!/////」

またも、ルルーシュの声により其の場が静まり返った。

ルルーシュは真っ赤になり、眉は下がり、目には涙を溜めている瞳は潤み、何とも妖艶で…。
民衆の男は前屈みになっていたり、女はキャー萌えーvとか叫んだり…。

「くぅ〜るぅ〜るぅ〜ぎぃ〜…」

「ひ、姫様ッ!(汗)」

コーネリアの顔に般若のお面が付いていた。←

「ルルーシュとの交際を私はまだ認めん!
何故貴様なのだッ!」

え、其処なんですか?
突っ込む所は其処?

「コーネリア皇女殿下、僕たちラブラブなんですよ。
邪魔しないでくれませんか?」

言いながらスザクはルルーシュの耳にキスを送ると、ルルーシュはピクン、と跳ねた。

「あっ…/////」

「貴様ぁ…ッ!
18歳なら18歳らしく健全な付き合いをしろ!
こんな公衆の前でそんな可愛いルルーシュの姿を晒すとはどうゆう事だッ!」

あれ…何か、さっき交際は認めないとか言ったのに、健全なって…。

てゆうか、あれ今日何日だっけ…?

処刑は…?(汗)

民衆はまた1つになった。
 

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