グリ→ノマ一護 R-18
グリムジョーとの戦いで、ボロボロに負けた。
体に力が入らなくて…
立ち上がる事すら、出来なくて…
「死神…」
刀を握る力冴え、残っていない。
「っ…」
殺される…。
敗北した自分が思う言葉が此れしか浮かばなかった。
破面と対立する立場にある一護が、敗北したならば、自分の未来は死だ。
「…」
思い残すと言えば、誰も守れなかった自分の非力さ…。
其れを悔やんでいても、負けたのだから…。
「一気に殺ってくれよ…痛みも感じないくらい…」
痛みや苦しみがあるよりは、其の方が余っ程マシだ…。
そう思って敗れた相手に、グリムジョーに殺してくれと、言った筈が…
「誰が殺すかよ」
「…ぇ?」
返ってきた言葉に一護は驚きに目を大きく開いた。
「一緒にこい死神」
「ぅっ…!」
腕を掴み、無理矢理立たした一護を片手で軽々と抱えたグリムジョー。
「…お前、女みてぇに軽いんだな」
体が動かない。
抵抗も出来ない。
体のあちこちが悲鳴を上げていて、一護は抱えられた侭、意識を飛ばしていた…。
目が覚めたら、ひんやりした空気が漂う見た事のない部屋にいた。
「…ん…?」
薄いシーツが上から被されていたが、自分が何も着ていない事に気が付いた。
其れと傷が治っている事。
「…此処は…?」
「漸く起きたか死神」
部屋の中を見渡してみると、ただ広いベッドだけしかなくて…。
グリムジョーは一護の寝ていたベッドの横に腰を下ろしていた。
「グリム…ジョー…此処、は何処?」
「虚圏の中だ」
グリムジョーは立ち上がり、一護の顔の横に手をつけ、シーツを剥ぎ取った。
傷が治っているとはいえ、さっきの戦いでの疲れか一護は身動き1つ出来なかった。
「…俺を虚圏に連れてきて、お前は何がしたいんだ!」
何1つ身に纏わない格好を他人に見られて、恥ずかしくない訳がない。
グリムジョーを睨み付けた一護を見て
「解ってんだろ?」
グリムジョーはニヤリと笑った。
ベッドの上に上がってきたと思ったら、グリムジョーは一護に組み敷かれて、上から見下ろされた。
「ゎ…解んねぇよっ…!」
視線を反らすと、
「ほぉ…じゃあ、解らせてやるよ」
晒された首筋にヌルリとした何かが這い、思わず身を竦めた。
「狽氓チ…な、に…ん?」
バッ、とグリムジョーの方を向いた瞬間、柔らかいモノが唇に押し当てられた。
一護がキスされている事を理解するまで其れ程時間はかからなかった。
「ぁ…」
其れが濃厚なモノに変わるまでは…。
「んっ、ぅ…ん…ゃ…」
舌だけでもと、口の中で逃げ回るが簡単に捕まい、いいように弄ばれしまった。
口を離した時に一護の、赤く色付いた唇は唾液で濡れていて、グリムジョーは一護の唇をなぞるようにペロリと舐めた。
「ぁ…あっ…ん…ヤ…あっ!!」
其の唇を舐めた侭、顎、首筋、鎖骨と舌を這わし、胸の突起に辿り着く。
ネットリとした舌が突起を捕らえて口に含まれ一護は体をしならせた。
「や…ヤダっ…やめっ…」
「誰が止めるかよ」
カリ、と突起を甘噛みすると一護の体がビクンッと反応した。
「や、ぁ…んっ…あ…!」
女の子ともした事がないのに、自分の初めての相手が同性の男…。
しかも、敵対してる死んで敵対している破面だと言う事。
「やだっ…グリム、ジョー…!!」
「テメェは俺の名前だけ呼んでりゃいいんだよ」
体に力が入らなくて、抵抗も出来ない。
隙を付いて逃げる事も出来ない。
涙が溢れた。
「ぅ…う…!!」
「泣いてんじゃねぇよ。泣くならこっちで鳴け」
そう言われて突然グリムジョーに自分自身を握られた。
「狽ミぁっ…んッ」
其れをゆるりと上下に扱かれた。
青春真っ只中の高校生。
刺激を与えられると、素直に反応するのが当たり前だ。
「い…やぁっ…グリムジョーっ…!!」
「気持ちいいか?涎垂らしてきたぜ…」
手にはダラダラと出てくる先走りがベッタリと濡らしていて、其れを一護の目の前に持ってくる。
「見てみろよ…」
グリムジョーが指を動かすとヌチャ、と卑猥な水音がして、グリムジョーの手に付いてる自分自身の先走りを見て一護は顔を反らす。
「っ…!」
「現世の人間はこうゆう事すんのが好きなんだろ?
快楽とやらが悦びになるんだろ?」
「っ…俺は…そうゆうの…した、事…ない」
「初めてか…」
「悪かったな…初めて、で…//」
「じゃあ、テメェに快楽を教えてやるよ…」
其の手を一護自身へ戻し、また扱き始める。
「ゃ…あっ…ん、んーっ!!」
窪みに爪を立てられると、一護は呆気なく果て、グリムジョーの手を汚した。
「早ぇよ」
グリムジョーは一護の片足を持ち上げて肩にかけると其の一護の精液で濡れた手を、
「ぇ、な…に?」
「慣らすんだよ。じゃなきゃ痛てぇのはテメェだぜ?」
丸見えになった秘部に触れた瞬間、ビクンッと大きく体を跳ねらせて一護は目を疑った。
其処に触れたグリムジョーを…。
「あっ…やだっ…そんなトコ…にっ!」
「知らねぇのか?男同士は此処使うんだよ」
入り口にベッタリと塗り付け、そしてグリムジョーは指を一本、中へと入れていった。
「あ、ぁ…あっ…!!」
其処を解かすようにグリムジョーの指が動き出した。
「ひっ…やぁっ…グリ、ム…ジョー…っ!」
動き回るグリムジョーの指に、一護は次第に艶のある喘ぎに変わっていった。
「ああっ…其処っ…ゃだ…!!」
「此処か」
グリムジョーの指が前立腺に触れる度にビクビクと一護の体は大きくしなった。
「此処はな、前立腺っつって男でも感じる所なんだぜ?気持ちいいだろ?」
「ひっ…ゃ…だ…っあ、ぁ…ん!」
其処を集中的に刺激を与えると、締め付けとヒクヒクと収縮するのが強まる。
「んだよ、またイクのかよ」
「や、あっ…あん、ン゛…あああっ!」
射精した一護は与えられ続ける刺激で頭が真っ白になってくる。
「あ、グリ……ジョー…」
グチュ、グチュ、と卑猥な音が部屋中に響き、一護の中にグリムジョーの指は3本と増えて一護の蕾を広げていた。
「そろそろいいだろ」
引き抜かれた指。
ヒクツク秘部。
「はぁ…っ…ぁ」
指の次に秘部に宛がわれたのは、熱く堅いモノだった。
「ぇ…」
視線を向けると其処に宛がわれたのは、グリムジョーのモノだった。
「む、り…そんなの…入んな…っ…ぁ…!」
其処を押し広げるように、ゆっくり入ってくる其の質量に一護の顔が歪んだ。
「いたぃっ…無理っ…も、入いんない…!!」
「力抜けって…」
グリムジョーも同じように顔を歪めながらも、一護のモノを掌に包む。
其れにより秘部が緩んだのが分かるとグリムジョーは
「ぁ…んっ…ちょ、ま…ああっ!!」
一気に押し込んだ。
「狽ミゃあ、んン゛ッ…ぁ…!!」
緩んだと言っても、一気に貫かれた衝動は大きくて一護はまた顔を歪めた。
「じきによくなる」
そう言い、ゆっくりと律動を始めるグリムジョー。
「ぁ…あっ…ン…!」
次第に痛みはなくなり、一護に襲い掛かるのは快感だけになり、喘ぎに艶が出始めた。
何度も揺さ振られ、其の都度甘い声が漏れる。
前立腺を突かれ、其の都度体が喜んだ。
「狽ミィあ…んっあ…ぁ、あ…ンッ…!!」
快楽で支配された一護の思考。
其の所為か、無意識のうちに一護はグリムジョーにしがみ着くようにして自ら抱き着いていた。
「グリ…ひぁッ…ま、また…!!」
「あぁ、イケよ」
抱き着いた侭、容赦なく前立腺を連続で突かれた。
「ひゃあっ…あ、あ、あ、あっ…ン、あっ…も…ダメぇっ…
あああああっ!!!!」
「っ…く…」
「…あ…ンッ…」
絶頂を迎え射精した一護はまた、中で出された其の熱に体を震わせた。
「し、にが………」
グリムジョーが一護の顔を覗き込むと、
「……………」
一護は気を失ったのか、小さな寝息を立て眠っていた。
「……一護……」
名を呟き、グリムジョーは一護に口付けた。
「お前はもう俺のモンだ…」
End...
初のグリ一!
此れは前から書き溜めしていて、ちょこちょこ書き足していってたモノです。
此の内容が書きたくてv
グリムジョーに会って戦うのが2回目?3回目?の時、の内容?
手も足も動かせない一護を持って帰ればいいのにvって思った人は少なくはないと思います!(笑)
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