「おらお前ら午後練始めっぞ！」


またまた俺様キングが声を張り上げる。
喉壊さないのかな。


あ、因みにさっき死んだ謙也くんは魔法の呪文で生き返ったよ☆










すみません嘘です


謙也くんは大人の事情で生き返りました。
良かった、光が殺人犯にならなくて。


ヴー……ヴー……


「ん？」


不意に携帯が震える。
メールかな。


ヴー……ヴー……


震え続ける携帯。


電話じゃん！


慌てて携帯を取り出して 相手の名前も見ず繋いだ。


「もしもし！！」
《うるさいよ》


相手の声を聞いた瞬間、さあっと顔面から血の気が引く。


「ゆ、幸村くん……？」

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