19 四天宝寺チーム
「え、わざわざ来てくれたん? おおきに! ――集合や!」
残るは四天宝寺チーム。
関西方面出身の人たちのチームらしい。
「あ、紗那や!!」
『あ、金ちゃん!!』
「何や、知り合いかいな」
「
と・も・だ・ち・や!!」
「…何かあったんやな。何があったんかは聞かへんけど」
さっきリョーマの"知り合い"発言に相当ショック受けてたからね。
『あ、はじめまして。藍原紗那です』
「おぉ。四天宝寺チームキャプテン、中等部B組、植物作りのアリスの白石蔵ノ介や。よろしゅう」
あなた何でそんなに美少年なんですか。
「あ、お、同じく、中等部B組、超走のアリスの、おし、忍足謙也や。氷帝チームの侑士は従兄弟やで」
へぇ。
どうでもよい。
というか何故吃ってるんですか?
「中等部B組、瞬間移動と予知のアリスの千歳千里ばい」
背が高い。
九州っ子だな。
「中等部B組、筋力増のアリスの石田銀や」
ガッチリしてる!
「中等部B組変声のアリスの一氏ユウジや小春は渡さへ「
同じく中等部B組、性転換のアリスの金色小春よv」小春ぅ…」
黙っていればイケメンだった
そしてキモい。
「中等部A組、回復・破壊・爆発のアリスの財前光っすわ」
イケメンだけど何かSっぽい。
「ええ〜っ!! 紗那、青春チーム入ったん〜!!?? そんなぁ…」
『ごめんね…金ちゃん……くすん』
「
あああっ泣かんといて? な? な?」
「金ちゃんが負けた…」
「え? 何か言うた、白石?」
『にしてもここ、すごく楽しそうです!』
「泣いてへんやん」
『財前先輩、しっ!』
「小春は渡さへんで!!」
『…一氏先輩、イケメンなのに(黙っていれば)』
「っ!? な、ななな何言うとんじゃぼけぇ!!!!///////」
「色即是空」
「や〜んv 可愛い〜v」
やばい
楽しすぐる
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