攻め攻め







音也「可恋、好き」

トキ「……可恋。…好きです」

レン「可恋がいないと何もできないぐらい…愛してる」

真斗「一目見た時から、可恋を好いていたのかもしれない」

翔 「可恋っ!!す、す、す、…好きだ!!!」

那月「可恋ちゃん、僕は……貴方が大好きです」

可恋「…はい?」

   なんだこの状況は。

   6人に呼ばれたかと思ったらいきなりの正面告白。

   え、何、いたずら?どっきり??

真斗「俺たちは本気だ」

音也「でもみんな可恋のこと好きみたいなんだよね」

レン「だから6人一気に告白したのさ」

トキ「そうすれば可恋もいちいち呼び出されなくて済むでしょうし」

翔 「で?誰を選ぶ??」

那月「今ここで。決めてください」

   私を見つめる6人の目は、いつもとは違う。

   明るい表情とは違い―真剣で、真っ直ぐで。

   ほんの少し、胸が高鳴る。

可恋「…考えさせて?ちょっと混乱してて…」

トキ「ダメです」

レン「今じゃないと……もう待てないんだ」

可恋「でも…今すぐには決められなくて…」

真斗「今すぐ、と言っただろう?」

可恋「ひゃっ」

   真斗くんに壁まで追い込まれ、身動きがとれなくなる。

翔 「真斗っ!お前、いつから可恋を襲えるようになったんだよ?」

真斗「昔からだ。もう理性を保つのが難しくてな」

   ちょっと…私の目の前で変な会話しないで。

音也「俺もそうだよ!何か可恋見てるだけで押し倒したくなるもん」

那月「…あ。じゃあ、可恋ちゃんと愛し合ってみて

   1番よかった人と付き合う…というのはどうですか??」

可恋「…え?」

   『愛し合う』?

   私の目の前にいる6人は、笑顔で頷いていた。 

音也「いいねぇ、それ!」

トキ「一石二鳥…というものですね」

真斗「それなら可恋も決めやすいだろう」

レン「何だかドキドキしちゃうね」

翔 「お、俺も………可恋を抱けるなんて……」

那月「僕、わくわくしちゃいますよぉ♪」

可恋「……………」

   愛し合う…って……世にいう……

   「アレ」なことをするってことだよね? 

   あんなことやこんなことを…6人とするの!?!?

可恋「ちょっと!!!!私嫌なんだけど!!!!」

レン「そんなことを言うのはこの口かい?」

可恋「何よっ、レン……っ、ふっ………」

   突然レンに顎をあげられたかと思えば、いきなりのキス。

   何、これ………変な感じ…………。

   絶対普通のキスじゃない…!

可恋「んんっ!っあ……っ……はぁっ…」

音也「可恋えろ〜い!!」

真斗「俺は胸でいいよな?」

翔 「俺は腕〜」

トキ「…私は、足にしましょう」

那月「僕は〜……そうですねぇ、動画をとっています♪」

音也「最後にみんなで下ってやつ?」

4人「「「「そう(だな)(ですね)」」」」

可恋「ふっ……!?」

   嫌な会話が聞こえる中、私はいきなり誰かに胸を揉まれる。

   ―真斗だ。

可恋「あぁっ!!ふっ……ん!!!」

翔 「ちょっと、俺の扱ってくれない?」

   いきなり取り出された翔自身を、持たされる。

トキ「可恋…………淫らですねっ…」

可恋「んぁあっ!!!あっ、あっ……んんっ!!」

那月「最高に可愛いです!!!!もっと、感じてください…」

   一度にくる感覚。

   私は感じながら思った。



   ―――絶対、6人全員を選んでしまう、と。




--------------------------------------------------------

何か疲れた。笑





[*前] | [次#]