太っちょさん 「もし、すご〜く太った男とすご〜くマッチョな男のどちらかと結婚しなくちゃいけないとしたら、お前はどっち取る?」 ――とカガリから話を振られ、ミリアリアは考え込んでしまった。 すご〜く太った男というのも遠慮したいが、それ以上にすご〜くマッチョな男、というのが……どうも。 ミリアリアは、筋肉質な男は嫌いじゃないが、ボディビルダー系までいくと、かなり得意じゃない。 だから、「太った男かな」と言おうとして――想像してしまった。 すご〜く太ったディアッカを。 すご〜く太ったディアッカか、すご〜くマッチョなディアッカか。 どちらか片方を選べと言われたら―― 「……マッチョ希望」 「そっか。ミリアリアはマッチョ系か〜」 陽気に笑うカガリを他所に、ミリアリアはある決意を固めていた。 ――絶対に、ディアッカを太らせてはいけない――と。 from〜太っちょさん〜 結びに一言 3/9UP とりあえず七国は、ミリィさんの想像した太っちょディアッカさんが一体どんな姿をしていたのか気になります(苦笑) |