蜃気楼
オアシスは、目の前にある。
決して手の届かない、哀しい幻。
白い肌に栗色の髪、深遠なる海と同じ色をたたえる瞳……
傍に居るのに、遠く感じる。
どんなにどんなに近くにいても、心は遠く、離れた場所に。
それでも俺は、君を求めた。
ゆらゆらと、ぼやける陰。
つかんでも、するりと消えていくミリアリア。
君はまるで、蜃気楼のよう……
from〜蜃気楼〜
結びに一言
1/15UP
傍に居るのに、心は遠く……そんなディアッカさんの心境。
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