in.サングラス 車が激しく往来する街角の一角に、ミリアリアはいた。 中々に可愛い格好で、彼女はディアッカを待っている。 ――デートの待ち合わせだ。 「悪ぃ、待った?」 「待つも――」 数分遅れてやってきたディアッカに非難の目を向けたミリアリアは、彼の出で立ちに目を丸くした。 なぜか彼は、サングラスをかけている。 「アスランがかけてるの見て、良いな〜っておもってさ。どぉ?」 ディアッカがかけるのは、アスランが愛用してるのと同じタイプのもの。 ……そして人には、似合うものと似合わないものがある。 「……怪しい人にしか見えない」 ミリアリアは――心から思ったことをそのまま伝えた。 from〜in.サングラス〜 結びに一言 11/5UP 一応デートの待ち合わせをした二人……のつもり(爆) デートなのに甘味ゼロって… |