唇から伝わる


目を開くと、そこにあるのは長いまつげ。
その下に見える褐色の肌は、うっすら赤みを帯びている。
近すぎる距離。

でも今は、当たり前の距離。

「……ンぅ……」

息苦しさから漏れる声が、静かな部屋に響き渡った。
彼は唇からナカに入ってきて、蜜の味を思い知らせる。

絡まる想い。
絡まる愛情。
絡まる指先。

目を閉じて、彼の思いを深く感じ取り――同時に実感してしまう。

いかに自分が、ディアッカを好きか――



from〜唇から伝わる〜
結びに一言
11/4UP
TOP配置最短ちょた(笑)
何の変哲もないディアミリキスシーンでふ(自爆?)

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