こんちは！おれ、いぬのいぬです。こっちはおしろのこども。それであれはがんだむかっこかり。

「あ、なんだ別にいたずらはされてねぇんだな」
「････････････」
「にゅ？」

おれはなぞのこどもにしょぼーんとおこられるしせいだったんだけど、あれ？なんかごかいがとけたっぽい？わふ？とくびをかしげてみせるとこどももくびをかしげたぞ。

「早とちりしちまった。すまんかったな、わんこ」
「わん！」

え〜いいよいいよう〜別に〜おれってばいぬだも〜ん。いぬだからしょうがないんだも〜ん。それよりもっとなでて。

おれのみみのうしろあたりをかりかりしてくれるこどもにむかっておれはしっぽをぶんぶんふる。えっ？なに？おこられたこと？だいじょうぶだおれはたんじゅんだから、でもよいこのみんなはあまりいぬのことをおこってやるなよ！よのなかのいぬはおれよりもいぬだからな！あとおやつはあげろよ！あっあっおれにもくれるとうれしい。

「わふ･･･」
「･････････」

てかね、それも嬉しいしおやつのこともきになるんだけどね、俺もっときになることがあってね。

このがんだむさんうごきましたよね？


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