新学期始まれ


「来週から学校だぞ。シャキッとしろよ」
「えー、いいじゃん。このまんまで」
「バカかテメーは!? ここここんなん人前でっ、絶対すんな!」
「えー……こんなんって。抱っこしてること?」
「抱っこっておま、俺ァ赤ん坊じゃねえ!」
「じゃあ『抱きしめてる』こと?」
「テメーが勝手に張り付いてるだけだろうが! 重い、いい加減どけ」
「うっそ。俺全然体重掛けてねーもん」
「かかか掛かってんだよっ、だいたい暑いわ!」
「体重掛けるっつーのはねえ、こうやって」
「うわなにす、」
「んで暑いってーのはこんなことして」
「んう!? ふざけんなぁ……」
「んで、ここ触ると」
「ぁ……っ」
「コッチも熱くなっちゃうんだなこれが」
「や……まだ、ひるま、」
「それがイイんじゃん。よく見えるし」
「脱がすなっ……ぁ、や、」
「ふーん。いいよ、着たまんまでも。それはそれでソソるから」
「ぎんときぃ、」
「……」
「ぁ、あっ、う、」
「……」
「んぅ……」
「指噛まないの。傷残ったらガッコで見つかるよ」
「んんっ、んふ、」
「沖田に見つけられて」
「ふ、ぁ……ッ」
「近藤がデケエ声で騒いで」
「やっ、」
「ジミーくんがビクビクして」
「ぎん……っ」
「新八あたりは知らん顔したくてし切れねえかも」
「や、め……ああっ」
「どうする? おめーの知らないトコで『土方さん指に噛み傷がありましたね』『アレはアレでしょうね』とか言われちゃったら」
「はぁっ、んんっ」
「でもだーれも知らないんだぜ? 十四郎が乳首でヒクヒクしちゃうこと」
「……して、な、」
「ん? なーに」
「あっ! やだ、ぎんときぃ!」
「乳首キモチイでしょ」
「ん、んっ! きもちい……」
「お尻の穴ハクハクしちゃうよな」
「! しっ、しな」
「しないの?」
「しな、い……ぁ、」
「嘘だあ。脱がさないから確かめさせて?」
「イヤっ」
「じゃあやっぱりヒクヒクしちゃってんだ? コッチはパツンパツンだし」
「もぉ、やだ、」
「俺はキツイ」
「う……、」
「触ってくれる?」
「……っ、ん、んんッ」
「ッ、あー……キモチイ」
「はっ、ん、ぅ」
「気持ちイッ……とうしろの手、気持ちヨすぎ」
「あ、ア、ぁ、ああっ! ソコやだ」
「ナカあったけえ……俺の指わかる?」
「ん、んっ、こないだんトコ、触んないで……」
「なんで」
「ああ! や、そこダメだ! あっ、あーーっ!?」
「うわ……きゅうきゅう締まるんだけど」
「や、ぎんとき、ぎん、とき、あっあっ、やだ出るッ何か出るぅ!」
「出ないように、押さえてっからッ」
「やーーッ! も、ダメっもいいッもう触んなぁーーっ!? あっ、あっ、や、何!? ちょ、どこ舐め、」
「……」
「やら……ぎん、汚、」
「……」
「あ!? 何!? なにして、あーーッ!?」
「……」
「も、や……あっ、舌やめっ、したイれないで、」
「俺のッ挿れていい?」
「〜〜ッ、ん、んん」
「挿れてほしい?」
「ほ……し、」
「脱がさないでこのまんま?」
「ううっ、ふぅッ」
「どうする? 脱ぎたくない?」
「ふ、ぅくっ、ぎん……ッ」
「なあに。とうしろう」
「んぅぅ……」
「このまんまシちゃおっと……力抜いて」
「ヒィ!? あっ、アッ、あ……ああ!」
「……ッ、はいっ、た、よ」
「ん、んっ、もっダメだ! あ、出るぅ」
「ハッ、いいよッイケよ」
「〜〜ぎ、んッ」
「いいからっ! ツラい、だろ……?」
「やだっ、いっしょに」
「俺まだだからっ、イッていいよッ、あ、」
「はっ、はっ、はぁ、んん……ん、」
「……とうしろ」
「んうぅ、うっ、あ、アッ」
「当たってる……?」
「ん、ん、あたって……あーーッダメだダメダメ! あ、イク、イく! や、ぎんとき、ぎんときィィィ! あっ、も、ガマンできな、」
「我慢すんなっ、いっぱいイけ」
「ぎ、……ぁ、」
「……ッ! とう、し、ろッ」
「あーーーッ!! ヤダもうやだァァァ! も、できな、もイヤァァァ!?」
「ごめっ、もうちょっと……ッ」
「アーッ、アアァァアァア!? ヒィーーーッ」






「オイ誰だ。銀時んち覗こうとか言い出したの」
「あんただろィロクでもねえモン聞かせてくれて、オエェェ」
「まさか誰も真っ昼間からサカってるとは思うまいよ。やれやれでござる……って沖田、何してるでござるか」
「気色悪ィ思いさせられたんで、録音してネタにして、土方さんイジメようかと」
「……」
「……」
「早く新学期始まんねーかなァ」
「「……ああ、そう」」




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