いつでもあなたに


「オイオイ早く吐いてくれって、俺ァ忙しいの。ほら見えんだろ、テメェのお仲間があと三人も吊るされてるわウチのもう一人の副長は使えねえわ、てんてこ舞いだってーの。で? 次の目標は?」
「おのれッ、幕府の狗に成り下がった白夜叉に、話すことなど何もないわ! 殺せェェエ!」
「いや、だから聞いてた? 殺したらお前吐けないだろ、俺は吐かせてえの、聞かなきゃなんねえの。オイ水桶に突っ込め」
「グバッ……ごぼがふっごほごほ」
「鎖引け。出してやれ――言う気になった? なんねーよなこの程度じゃ、え? 誰かぁ。俺の鉄扇もってこい。あと五寸釘用意」
「ぐあああああ!」
「あとさ、土方。いちいちおめーがピクピクしてると拷問になんねえから。この方たちのご褒美になっちゃうから。シャンと立て、テメェもケツぶっ叩かれてえか? この方たちが羨ましいのか変態。俺に叩かれたきゃ、ちゃあんとお願いして、そこに並んでケツ出しな。パンツ脱げ。叩いて欲しいならぐずぐずすんな、俺はどっちでも」
「あっ待ってくれッ!? 欲しいッ欲しいから……坂田副長ぉ……俺のケツも、囚人といっ、しょに、ぶっ叩いてくらはい! なんれもいいまふぅぅ」
「俺? 誰のことだ」
「おれっ、とおしろの、」
「違うだろ、教えたよな? 今は仕事中だろ、仕事中はなんて言うの」
「ああ……しんしぇんぐみ、おに、の、ふくちょお……ひじかた、とうしろうのッヤラシイお尻を、どうかぶっ叩いてくらしゃいィィイ! お願いひまふぅぅう! 早くッ早くちょうらい!おねが、ああああ!」
「ほらよッ、満足かド変態ッ」
「あああああ! ダメだッでちゃう! キモチィィイッ……」
「ちょっとぉぉおあ!? 俺をこんな変態と一緒にしないでくれる!? おい、こいつ止めてェェェ! 俺の太ももにカクカク擦りつけないで! うわあああああ! 言いますッなんでも言います! 許してくださいィィイ!」


「よし、次。次は……うわあ、体毛濃いなあ。おら土方、全部脱いで並べ。ただでさえ毛が少ねえんだから……ったく、おら吐け。次の狙いはどこだ?」
「あわばばば、次は根津屋の蔵を爆」
「次はお尻でしゅ! おしりッ、ブっ叩いて空イキ地獄に落としてくらしゃい!」
「素直ないいお口だ。だが、本心はどうだ? 何されてえか言ってみろ」
「ああああ、たりないの、もっとぉぉお! もっと痛くしてぇえ! おらッ、早くテメェも坂田副長にお願いしろ、次は鉄扇でおしり切れるまで叩いてくださいなんでも言います、だ。言えるな? アアアアッ!いた、痛いーーーッ、それからっこのおとこのおちんぽッ、もじゃもじゃおちんぽなめまふ、から、ふくちょぉ…悪い子のおれを、叱って?」
「テメェ……あんま俺を怒らせンなよ」
「ぎゃああああああ! 二人でやれぇぇえ!」



(おのれ真選組め! こんな卑怯な手を使うとはッ、ぐはァァア! や、もう少しくっついててもいっか、もう少し堪えろ俺!)



※2016.2.3拷問進捗

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土方副長に触れる猛者登場、か




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