『セレブ女子』
2012/02/26 21:56
とあるカフェでの出来事。
いつものように、コーヒーをすすっていると…
隣から小学生とおぼしき声が。
「子供がいるな」
なんて思っていると同じ方向から30歳近くだと思われる女性の声が。
「親子で来てるのだろう」
くらいに思っていたもののどうも会話の内容が違ったため、チラ見する事に。
すると隣には3人組の20歳前後の大学生風の女性が。
その会話というのが「旅行の計画」でした。
子供声♀
「今度どこ行こうかー?」
30歳声♀
「韓国は前行ったし…シンガポールとか?」
年相応の声♀
「いいねー」
子供声♀
「あ、ちょっと待ってお母さんに聞いてみる」
そう言って子供声の女性は電話を始めます。
子供声♀
「あ、もしもしお母さん。あのね、今度シンガポール行こうかって話になってるんだけどちょっと調べてくれない?」
顔を見なければ、小学生の会話にしか聞こえません。
遠隔操作で無事にパックの候補を見つけた彼女。
この時点で少し驚きでしたが、ここからが本領発揮でした。
次々と様々な国の名前を挙げては…
「あそこはベッドが良かったよね♪」
「あの国はなぜかホテルの部屋選べたよね、マジビビったー」
とにかく若干二十歳にしては、多くの国名が出るわ出るわ。
高校卒業して…長くて2年も経ってないと思われる彼女ら。
その国の数は軽く10を超えていました。
確かに子供声でも、とても育ちが良さそうな感じでしたが…
羨ましいの一言しか出ない彼女らの会話にちょっぴり夢が膨らんだある日の出来事でした。
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