■ 第一爪

 


…とりあえずトリップは喜ぼう。

だが誰だコイツはぁぁぁ!!



誰だこの人。
〜発端、いやマジで誰?〜



「零龍、何処に行く気だね?」

「四国又は甲斐!奥州、尾張、越後、中国に九州のどこか!むしろここ以外!」

「おや、ここはお気に召さないのか」

「当たり前じゃぁぁぁああ!!」



誰この人!

松永ってもっとこう…血どろどろで冷酷な奴ってイメージだったのに。

何かホントに誰!?

隙あらば詰め寄ってきやがるし…(げんなり)

ああああ、今なら信長公も怖くねぇよ…!



「やれやれ、卿は私が居ると言うのに考え事かね?」

「ぎゃぁぁああああ!!」



いきなり抱きつくなぁぁぁ!!

+耳元で囁くなぁぁぁ!!

………死ぬ…。



「…もう少し色気のある声が聞きt「誰が言うか!」つれないな…」

「油断も何もねぇ…(ゲソッ」

「実を言えば卿は常に背後が隙だらけだが―…」

「マジでやめろぉぉぉぉ!」



再び抱きつき+耳元で囁く松永。

ブン殴っていいか!?

……いや、流石にファンに殺されたくねぇから止めておこう。

誰か松永の目を覚まさせてやってくんねーかな…。



「さて…実に名残惜しいが私はそろそろ行かねばね」

「お、何だ、戦か?」

「いや何、独眼竜の爪を貰いに…な」


…ん?

今独眼竜の爪って言ったよな?

アレか?こじゅのストーリーモード突入か?

………マジで?!


「へー…って一ついいか」

「何だね?連れて行って欲しいのならかm「ちげぇよ」そうか…」

「もしかしてそれって人取橋?」

「あぁ…よく知っているな」

「いや一応…」

「卿も来るといい」

「行く行くー」

「…………意外だな」

「え、何が」

「卿が私の行く先について来るのは初めてだろう?」

「……ん、おお、そーだな」

「漸く私と一緒に行動する気g「違うから」…それは残念だ」

「とりあえず行くかー」

「…武器の1つも持たずに行く気か?」

「だってめんどくせーし使う必要無さそうだし」

「………」

「アンタが守ってくれんじゃねーの」

「…クッ…勿論だよ、私の零龍」

「アンタの物になった覚えはねーよ」

「いずれ、卿は私の物になるのだから構わないだろう?」

「出来るもんならやってみろーって奴だな」


「頑張りたまえ」

「こっちの台詞だ」






終わっちゃおうね。

――――――――――ミ☆
最後なんかツンデレのデレみたいな感じで終わりました
…とりあえずキャラが違う松永様
しかしそれこそ神現クオリティ
この先矛盾だらけになると思いますが
そこは皆様の寛大なお心でお許し下さいませ

ここまで見て頂き有難う御座いました!


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