■ 第二爪

 


人取橋かー。

え、こじゅストーリーだよね?



誰だこの人。2
〜レッツパーリィ!お助けヤーハー!〜



とりあえずついて行く事にした俺は人取橋までを何故か、本当に何故か松永と2人で乗っている。

いや、ホントに何で?



「どうかしたかね?何やら不服そうな顔をしているが…」

「いやぁ…何でこの状況になったのかを考えてんだよ…」

「ほう」

「アレ、てかそもそも人取橋へ行くのに馬いるか?」

「いや何、ただ私が卿と一緒に馬に乗りたかっただけのk「後でブン殴ってやるわ」そんな卿も可愛いと思うがね」

「おま、いっぺん瀬戸内海に沈んでこい」

「丁重にお断りしようか」

「アンタの丁重にお断りってのは絶対爆破だろ」

「卿以外にはな」

「俺以外にはすんのかよ!」



何か話するのが疲れてきた…。

よし、着くまで黙っとこう。



――多分5分後――



黙っていたせいか会話は一切無し。

いやうんいいんだけどさ。

それより、5分?

え、5分?!

あれ、何この速さ。

馬乗る必要無かったんじゃね?



「はっきり言えば卿の準備に時間を取ってしまってね、それで馬を使ったのだよ」

「早よ言えやぁぁああ!!」

「間に合ったのだから文句を言うつもりは無いが…」

「…ケッ」

「…さて、どうするか」

「何をどーすんの?」

「独眼竜がどれだけ短時間で来れるか、試してみるとしようか」

「は?」

「つまり、独眼竜が来るまで時間毎に彼らを1人ずつ、落とすのだよ」

「へー…ってちょっと待てコラ」

「何だね?」

「今気になったんだけどさ、それって落ちても柱邪魔で死ななくねぇか」

「…そうかね?」

「そうじゃねーの?」

「クク…この柱に使っている木材は酷く柔らかくてね、この高さから落ちれば簡単に砕けてしまうのだよ」

「マジか」

「あぁ、だから何の心配もない」

「いやそもそも俺の目の前で人を落とすな」

「不服かね?」

「当たり前だろが」

「ふむ、ではどうすべきか」


「松永様!」


「…来たかね?」

「はっ!人取橋近くで伊達政宗、片倉小十郎の2名を目撃したと」

「お、やっぱこじゅに政宗来たのかー」

「丁重に迎えたまえ」

「御意!」



ついに来ちゃったー。

どうしよう、暇だ。

何かポツーンてしてるのもなー。

…ちっとくらいいよね?



「どこに行く気かね?」

「…ちっと政宗とこじゅの所へ…」

「何故だ?」

「いや、ただ単に暇つぶし」

「…武器は?」

「あるある持ってるー」

「どうやって行くつもりだね?」

「あぁ、うん、悪いけど松永に捕まってた1人っつー事で。you see?」

「…そこは何と答えるべきか分からないな」

「うわ性格悪っ」

「今更、だろう?」

「いやまぁそうなんだけどさーとにかくいってきまー」

「やれやれ…」



そんな感じで後ろの洞窟から2人の元へ向かった。

まぁ、そこまでは良かったんだけどね。

まさか既に洞窟に居てしかもそれが氷塊落ちてくるイベントだったとは…。


見事に氷塊に取り囲まれてしまったよ、誰か助けてへるぷみー。






終われよ

――――――――――ミ☆
あれ?グダグダかつ双竜出てない
じ、次回は絶対!
と言うかね武器どうして持ってるというね
実は密かに松永様が持ってたとか
小太郎が持ってきたとか
そんな想像でいいと思うんだ!←投げやり

ここまで見て頂き有難う御座いました!


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