■ 第二十四爪

 


…お、おはようございます…!

ひぃぃ恐ろしいわ色んな意味でっ!



誰だこの人。24
〜喧嘩を売られた気がしたので売り返しに〜



えーっと…とりあえずどうしようか。

こうしようか。



「こ、こんにちはー…?」

「何の用だい?」

「いやーちょっと…言う前に一ついいですか」

「……僕の質問に答えたまえ」

「その前に。後ろの人の視線が痛いです」

「…半兵衛、何だこれは」

「これ扱いか!」

「あぁ…これは信玄公の息子だそうだよ」

「これ言うな!ってか」



聞けよ!

俺の話を聞け!

じーっとはんべを見ていると小さくため息をつきながら秀吉の一歩前に出た。



「ふぅ…僕たちは忙しいんだ。君に構っている暇はないんだよ」

「やかましい、そもそも俺はお前に話があって来たんじゃ」

「僕にかい?」

「そうそう。まぁ、大方話し合いなんて無駄っぽそうだから単刀直入に言う」

「…早くしてほしいね」

「何であんな事した」

「……あぁ、あの事かい?」

「虎の事か」

「ふふ、何をそんなに怒る必要がある?僕には分からないよ」

「そら分からんでしょーねこの秀吉ラヴァーめ!」

「…それは、僕の事を言っているのかな」

「そーだよ。何をとっても秀吉秀吉って…お前ガキか!」

「僕は馬鹿にされても構わないけど…秀吉の事を言うなら黙ってはいないよ」

「既に黙ってねーだろ」

「ああ言えばこう言う…まさにこの事だね」

「お前もな。とりあえず何がしたいのお前ら」

「簡単な事さ、秀吉に下ればそれでいい」

「意外とアホだよねお前」

「何…?」

「秀吉に下ったら何か良い事あんの?」

「あるさ。秀吉と共に世界へ…」

「世界に挑んでそれで?元々火縄銃だって南蛮から来たもんだろ。世界に頼ってる状態で何言うんだか」

「君は、何が言いたい?」

「売られた喧嘩を売り返しに来ました竹中半兵衛」

「僕に、か」

「お前に、だ。秀吉は今回眼中にねぇ」

「…半兵衛、手早く片付けろ」

「分かった、君はそこで見ていてくれ」

「被害食ってもしーらね!なーこた」

「………」

「っ…君は…伝説の忍と名高い風魔君か」

「ぶは、君とか!まぁいいや。2対1じゃー俺的に納得いかねーけど負けたくねーんで」

「例え2対1でも僕は負けないよ」

「それを自意識過剰、もしくは過大評価と言う」

「…来るなら来ればいい」

「おーじゃあ行くぜこた!れいりゅう!」

「……………(忍者刀構え


戦闘開始っ!


▼とよとみの
てんさいぐんしが
あらわれた!

れいりゅう:HP 253
こたろう:HP 540

 こうげき
 とくしゅ
→ぼうぎょ
 とうそう


▼こたろうの
こうげき!

てんさいぐんしに30のダメージ!


▼てんさいぐんしの
とくしゅこうげき!

【あまくやわらかに】

れいりゅうに50のダメージ!


▼れいりゅうは
みをまもっている!


▼つぎはどうする?

れいりゅう:HP 203
こたろう:HP 540

 こうげき
→とくしゅ
 ぼうぎょ
 とうそう


▼こたろうの
とくしゅこうげき!

【しつ】

てんさいぐんしに157のダメージ!


▼れいりゅうの
とくしゅこうげき!

【ごうえんらんぶ】

てんさいぐんしに208のダメージ!


▼てんさいぐんしは
みをまもっている!


▼つぎはどうする?

れいりゅう:HP 203
こたろう:HP 540

 こうげき
 とくしゅ
→ぼうぎょ
 とうそう


▼こたろうの
こうげき!

てんさいぐんしに34のダメージ!


▼てんさいぐんしの
とくしゅこうげき!

【はなやかに】

れいりゅうに183のダメージ!


▼れいりゅうは
みをまもっている!


▼つぎはどうする?

空皐:HP 20(ピコーンピコーン)
こたろう:HP 540

 こうげき
→とくしゅ
 ぼうぎょ
 とうそう


▼れいりゅうの
きあいせんせいこうげき!

【たいようらっか】

てんさいぐんしに1000のダメージ!
きあいできゅうしょにあたった!


▼てんさいぐんしをたおした!
(てれれーん)


▼しょうり!

けいけんち:55000

れいりゅうはレベルがあがった!

HP:293
こうげき:289
ぼうぎょ:206
すばやさ:221



「…ハァッ、ハァッ…っ勝った!」

「………(忍者刀しまい零龍支え

「ハァ、…これ以上、父上にちょっかいかけたらただじゃおかねーぞ!」

「ふっ…それはどうかな」

「ん?」

「僕を負かした…ただそれだけの事だ。いくらでも策はある」

「じゃあ逐一潰してやる」

「潰せるものならね…」



はんべさん、気づいてるのかな。

口から吐血してますよ。

まぁ、ギリギリかつこたの手伝いありとは言え勝ったんだからスッキリした。



「ま、どーでもいいや。スッキリしたし帰ろ」

「待ちたまえ」

「あん?まだ何かあんの?」

「武田零龍、豊臣軍に入る気はないかい?」



とりあえず少し驚いておこう。

おいお前、この前堂々と言い切っただろーが。



「入る気?ないない。アニキとか元就とか政宗とかの所ならまだしも」

「さっきの君の強さ…あれは普通の婆裟羅者じゃない」

「婆裟羅者自体普通じゃねーだろ」

「君の力はそんなものじゃない。まだまだ、伸びる筈だ」

んなの知るか!…お前のあの行動が無けりゃ考えたんだけどな」

「もうやった後だ。だけど今ここで答えを出せとは言わないよ」

「言ったら空皐突き刺すぞ」

「良い返事を待っているよ」

「悪い返事で返してやんよ今すぐな」

「…来る気は無いのかな?」

一切合切ねぇ!俺は今、武田零龍だ!」

「そうか…残念だよ」

「話はそれだけですかー」

「ふふ、必ず豊臣軍に入れてみせるよ」

「しつこい男って嫌われるんだよ。じゃねー」

「………」



秀吉とはんべに背を向けた瞬間にまた姫抱きにされていつの間にか外でした。

こた行動早いよ…そこが良い所でもあるんだけど。

帰ったらどう誤魔化すかな。

…佐助とかすがから重点的に怒られそうだ。

何とかなるかー!







終わる!

――――――――――ミ☆
そんな感じで大阪城突撃しました。
ホントはこたがはんべだけ連れてくる的な予定だったんですけどね。
秀吉の出番がほぼ皆無に近い←
はんべさん…あと数回出たら登場人に追加しようかな。
さて、零龍が最強主に近くなってきました。
…キャラにギリギリとは言え勝ってるから既に最強主か?
てか最強主フラグ。はんべ何を発掘してんだ!(
文の半分がバトルって言う←

ここまで見て頂き有難う御座いました!


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