「花火やろう」
「いきなりどうしたんだ」
「花火やろう。うん、決定！」
「時たまに思うんだけどさ、ナマエの耳って機能してんの？」
「チョコボール欲しい人ぉー」
「はいはいはーい！」
「どうやら耳は機能しているようだな」
「じゃあ問題は頭ね…」
「ケイトちゃんとエースくんは何をこそこそ話してるのかなぁ」
「地獄耳だったか」
「じゃあやっぱり頭のが問題なのね」
「さっきから失礼だなぁーもうっ！でさ、花火やろうよ！ね？」
「まぁ、別にいいけどさ」
「さすがケイトちゃん！エースくんは？」
「いいんじゃないか？」
「決まり！ジャックんとシンクちゃんと馬鹿ナインは絶対参加するでしょ」
「おい名前の前に馬鹿つけるんじゃねぇアホナマエ」
「花火かぁ〜、もうすぐ夏休み終わるもんね〜」
「たまには息抜きも必要だもんねー」
「オメェはいつも息抜きしてるだろうが」
「あはは、ナインに言われたくないなぁ」
「真っ黒ジャックん降臨。おっと話逸れた！早速勧誘行ってこようっと！」
「あいつ一人で大丈夫か？」
「はぁー…アタシ行ってくるわー」
「あ、じゃあシンクちゃんも行く〜！」
「行ってらっしゃーい」
「オメェは行かねぇのか？」
「え？なんで僕が？」
「いつもナマエの側にいただろ」
「えー？あれはナマエが僕の側にいるだけだよー。変なこと言わないでよねー」
「……そうか」
「ありがたやありがたやー」
「わかったからもう黙んなさい」
「あはは〜、ナマエっちそればっかりだねぇ〜」
「持つべきものは仲間だねー、本当にありがたやぁー」
「手をさするな！」
「あ、早速ターゲット発見！デュースちゃーん！」
「え？あ、ナマエさん？ケイトさんにシンクさんまで…どうかしたんですか？」
「デュースちゃん、花火やらない？」
「花火、ですか？」
「うん！今んとこね私たち三人とナインとジャックんとエースくんが参加してるんだけど」
「楽しそうですね！わたしも是非参加させてください」
「わーい！そうこなくっちゃ！じゃあまたCOMMで知らせるね！」
「わかりました、待ってますね」
「デュースちゃんゲット！」
「良かったねぇ〜」
「ま、デュースなら参加すると思ってたけど問題は…」
「あ、サイスんとセブン姐さんだ！」
「…サイスが問題よねー…」
続く