クライマックスフェイズ マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:全員 |
GM:
条件の一つを満たしたのでこのままクライマックスフェイズへ移行致しますね!
窓を覗いて外を見てみると、そこには物置小屋のような小さめの倉庫があります。
鈴峯浩子:
ほほう。
多部薫:
移行できた! よかった。倉庫! 行きたい!
飯泉深冬:
満たせた。ヒロコ様と深冬ちゃんも後からついて行った感じかな。
多部薫:
あそこに創奈ちゃんがいるかもしれない! って呼んだのかな。
GM:
おけおけ。ではあなた方が急いで外に出て倉庫へ行くと、その中には思った通り創奈ちゃんと、美鈴さんがおります。
飯泉深冬:
お母さん!
鈴峯浩子:
生きてた!
多部薫:
なんでここに!
GM:
創奈ちゃんはあなた方三人に背を向けた状態で、縛り上げられて座り込んだ体勢の美鈴さんに鉈を振り下ろそうとしています。
飯泉深冬:
ああー! やっぱりー! と、止めたい。
GM:
背後の扉が開いて外の光が入ってくると、あなた方に気付いて振り返り、笑ってこう言ってきますね。
| ……あっ、深冬ちゃん! もー、待てなかったの? もう少しだけ待っててね、もうすぐ、お母さんをみそ汁にして食べさせてあげるから!
|
飯泉深冬:
突撃してどうにか創奈ちゃんを止めたい……。
GM:
おう、とりあえずその前にPC全員《切断》で恐怖判定をお願いしたいですね!
飯泉深冬:
恐怖判定 指定特技:《切断》 2D6≧8 → 4,6 = 10 [成功] |
飯泉深冬:
深冬ちゃんのメンタルどうなってんの?
GM:
メンタル強いぽわぽわ天然お嬢様めっちゃ性癖ですね(ここで言う)
飯泉深冬:
メンタル強い設定が生えてきてしまった。
多部薫:
ひいぇ……。
恐怖判定 指定特技:《切断》 2D6≧8 → 3,2 = 5 [失敗] |
多部薫:
むりぽ……。
鈴峯浩子:
恐怖判定 指定特技:《切断》 2D6≧8 → 1,5 = 6 [失敗] |
鈴峯浩子:
ヒェーッ。
GM:
やったぜ! お二人は狂気カードをどうぞ!
多部薫:
角煮した。
鈴峯浩子:
くそう……確認しましたー。トリガー食うのか……。
GM:
角煮するとかいう動詞。
飯泉深冬:
今日はみそ汁と角煮よー。
多部薫:
角煮食べたい欲が出てしまった。
GM:
ではでは、深冬ちゃんは創奈ちゃんを止めるのかな?
飯泉深冬:
止める! 恐怖判定成功したし、一瞬固まったけどもう考えるより先に体が動いてたって感じで。
多部薫:
恐怖判定失敗したけど私にも止められる?
GM:
RPはご自由にどうぞ!
| ……深冬ちゃん? どうして止めるの? だって、だってこうすれば、食べちゃえば貴方に構ってくれないお母さんでもずっと一緒にいられるんだよ。私が力になってあげるって言ったじゃない。忘れちゃったの? ねえ? どうして?
|
飯泉深冬:
クライマックスフェイズだし自分の秘密公開しても大丈夫だよね?
GM:
秘密をデータとして公開出来るのは戦闘中の回想シーンのみだけど、秘密に関わることを言うのはオッケーやで!
飯泉深冬:
了解!
| た、確かに、いつも冷たいし、怒ると叩かれたりとか、そういうのは嫌だけど……! こんな、こんなのもっと嫌! お、お願い、やめて、創奈ちゃん……!
|
| ……もっと嫌? わかんない。なんで? 深冬ちゃんは好きな人とずっと一緒にいたくないの? 一人は嫌じゃないの? 私は嫌だもん。ほっとかれるのも、嫌そうな目で見られるのも。そっちの方がもっと嫌だよ。だから、……だから、 ……深冬ちゃんも、薫ちゃんも浩子ちゃんも、私を突き放すの?
|
飯泉深冬:
ヒエエ一人じゃ手に負えない。たすけて二人とも。
GM:
楽しい!
鈴峯浩子:
こわい……帰りたい……。
多部薫:
なんて言えばいいかめっちゃ悩む。
| わ、私は創奈ちゃんを突き放したりしない、しないから、その、手に持ってるの……おろして……?
|
| 今すぐお母さんから離れて! 確かにお母さんのことで深冬は悩んでた。けど、それでも深冬にはお母さんが必要なの。 寂しいからって食べるだなんて……それでずっと一緒だなんて……絶対おかしい! これ以上深冬に悲しい思いをさせないで!
|
| ……私は皆のことが大好きなのに、大好きだから、こうやってずっと一緒にいられるようにって思ってるのに。 だって「きずな」はこれしか知らないもん。必要ならなんで食べないの? 私が変だっていうの? 皆は違うの? ほんとは私のことが嫌いなの?
|
| ああ、そう。わかった。 「きずな」、こういうとき、どうしたらいいか、知ってるよ。
|
| みーんな、食べちゃえばいいんだよね! そしたら、「きずな」はずっとみんなと一緒にいられるもんね!
|
多部薫:
うわぁぁんまま〜この人怖いよぉ〜。
GM:
かわいいだろ!!(?)
鈴峯浩子:
こわいい……。
GM:
さて。クライマックスバトルだぜ〜! イエー!
鈴峯浩子:
ヒエー!
飯泉深冬:
ヒエーイ!
多部薫:
イヤー!
GM:
エネミーは「NPC:深町創奈」、「怪異:恐怖のみそ汁」の二体です。二体ともランダムにプロットするよ。
生命力、知りたい?
多部薫:
う、うん。
鈴峯浩子:
うん。
飯泉深冬:
知りたい。
GM:
サービス情報やで。創奈ちゃんが12、みそ汁が9です。
飯泉深冬:
みそ汁の生命力とは。
GM:
恐怖のみそ汁という怪異に澱み溜まった創奈ちゃんの執念的なそんなあれ(?)
多部薫:
わかったようなわからんような。
GM:
ちなみに創奈ちゃんは【装甲】持ち、みそ汁は特殊処理として「このエネミーに攻撃するときに《恨み》以外の特技を使った場合、ファンブル値が2上昇し命中判定に-5の修正を受ける」ので気を付けてね!
では速度プロットをよろしくお願いします!
戦闘時速度プロット決定 深町創奈 1D6 → 4 = 4 |
戦闘時速度プロット決定 恐怖のみそ汁 1D6 → 1 = 1 |
戦闘時速度プロット
6:
5:
4:深町創奈
3:多部薫
2:
1:鈴峯浩子 飯泉深冬 恐怖のみそ汁
|
GM:
深冬ちゃん、浩子ちゃんとみそ汁はバッティングですな。1ダメージ受けて下さい。
多部薫:
ぶつかる……。
飯泉深冬:
あーっと。みそ汁熱い。
鈴峯浩子:
アツゥイ!
GM:
バッシャア。創奈ちゃんからか。では【基本攻撃】で。
多部薫:
あーもう知ってたよ。
鈴峯浩子:
ご臨終か……。
GM:
やあ! 薫ちゃん! 君を食べたいな!
【基本攻撃】 指定特技:《切断》 2D6≧5 → 2,5 = 7 [成功] |
GM:
成功してしまった。回避お願い申す。
多部薫:
美味しくない! 美味しくないよぉ!
回避判定 速度:3 2D6≧7 → 3,6 = 9 [成功] |
GM:
おっと。成功ですね。
飯泉深冬:
おお。
多部薫:
ファッ!? 死なない……だと……!?
鈴峯浩子:
やったな!
GM:
創奈ちゃん渾身の鉈は、よろめいた隙に薫ちゃんが動いたことによって空振りました。薫ちゃんどうぞ!
多部薫:
よし! じゃあ創奈ちゃんに基本攻撃!
【基本攻撃】 指定特技:《情景》 2D6≧5 → 2,6 = 8 [成功] |
GM:
よけるぞ!
回避判定 速度:4 2D6≧8 → 5,2 = 7 [失敗] |
GM:
アッ。イチタリナイ。ダメージロールどうぞ!
多部薫:
やった!
多部薫:
ンッ。
GM:
!?ww
飯泉深冬:
よわ。
鈴峯浩子:
裏切らねえww
GM:
装甲でダメージを0以下にすることは出来ないので、そのまま1ダメージ受けますね。
多部薫:
ぺちん……。
| ……っいったいなあ! なんでよ、抵抗しないでよ!!
|
| うっ、うるさいっ……! 来ないでよ!
|
飯泉深冬:
火に油を注いだ予感。
GM:
という訳でお次は速度1の方々ですね。1d6の高かった順で行動しましょう。
同速行動順決定 恐怖のみそ汁 1D6 → 1 = 1 |
飯泉深冬:
鈴峯浩子:
飯泉深冬:
ええ……なんかデジャヴ。
鈴峯浩子:
なんや1だらけやな……。
飯泉深冬:
周りに流されないヒロコ様流石っす。
多部薫:
まじ尊敬するっす。
GM:
じゃあヒロコ様からは確定で、みそ汁と深冬ちゃんは振り直そうか……。
同速行動順決定 恐怖のみそ汁 1D6 → 2 = 2 |
飯泉深冬:
多部薫:
おお。
飯泉深冬:
ヤッタネ。
GM:
ヒロコ様→深冬ちゃん→みそ汁、ですな! ではヒロコ様どうぞ。
鈴峯浩子:
みそ汁に《恨み》で攻撃ィ!
GM:
オッみそ汁か。こいこい!
鈴峯浩子:
【基本攻撃】 指定特技:《恨み》 2D6≧6 → 3,2 = 5 [失敗] |
GM:
イチタリナイ!
鈴峯浩子:
……。
飯泉深冬:
残念……。
GM:
元気出して。
鈴峯浩子:
いえーい……。次ィ!
GM:
深冬ちゃんどうぞ!
飯泉深冬:
創奈ちゃんに【基本攻撃】します!
【基本攻撃】 指定特技:《医学》 2D6≧5 → 1,4 = 5 [成功] |
GM:
かいひしたい。
回避判定 速度:4 2D6≧8 → 6,4 = 10 [成功] |
GM:
やったぜ。
飯泉深冬:
ちくせう。
多部薫:
ぐぅ……。
GM:
ではみそ汁くんも【基本攻撃】です。
GM:
薫ちゃん! 君に決めた!
鈴峯浩子:
またかww
飯泉深冬:
狙い撃ちされとる!
多部薫:
もういやでござる。
GM:
どこまでも這い寄るみそ汁。
【基本攻撃】 指定特技:《追跡》 2D6≧5 → 4,3 = 7 [失敗] |
GM:
(ごめんて) 成功しました! 回避どうぞ!
多部薫:
回避させて……。
回避判定 速度:3 2D6≧7 → 3,2 = 5 [失敗] |
多部薫:
うわあん。
飯泉深冬:
あら……。
GM:
ウワーッ。ダメージロール!
GM:
あっ。
飯泉深冬:
すごい。もうここまでくるとすごい。
多部薫:
いい加減拗ねるぞ私は。
GM:
ち、鎮痛剤は。
多部薫:
オレ チンツウザイ ツカウ。マダ シニタク ナイ。
GM:
リョウショウスル。セイメイリョク1デ フンバッテイイ。
飯泉深冬:
遊乃さん次【頑健】取りなよ(頑健厨)
多部薫:
せやね……。
GM:
みそ汁のあっついフが薫ちゃんにクリティカルヒットでもしたのかな……。
飯泉深冬:
フが……うわ……。
多部薫:
目がぁ! 目がぁ!
鈴峯浩子:
目なの?
多部薫:
それくらいじゃないと死なないかなぁ……と。
GM:
では一周して創奈ちゃんの行動かな。前回と同じように【基本攻撃】〜。さすがに薫ちゃんを抜いてみる。
攻撃目標決定 1D2 → 2 = 2 ⇒[飯泉深冬] |
飯泉深冬:
うわきた。
GM:
深冬ちゃんだ!
【基本攻撃】 指定特技:《切断》 2D6≧5 → 6,3 = 9 [成功] |
飯泉深冬:
回避判定 速度:1 2D6≧5 → 3,1 = 4 [失敗] |
GM:
えっ。
飯泉深冬:
ひええアカン。遊乃さんにかかってた呪いがこっちに来た。
GM:
お、お客様の中にお守りをお持ちの方はいらっしゃいませんかー!
鈴峯浩子:
ヘイガール! お守り使うかい!? ホラよ!
飯泉深冬:
ヒロコ様ー! ありがてえありがてえ。
回避判定 速度:1 2D6≧5 → 5,3 = 8 [成功] |
飯泉深冬:
お祈りしたのが効いた。よかった……。
GM:
よけた! では薫ちゃんかな。
多部薫:
わいかぁ。じゃあ創奈ちゃんにリベンジ、基本攻撃! 行けぇ!
【基本攻撃】 指定特技:《情景》 2D6≧5 → 5,5 = 10 [成功] |
鈴峯浩子:
おお!
多部薫:
よし!
飯泉深冬:
でかい。
GM:
よけたい!
回避判定 速度:4 2D6≧8 → 5,4 = 9 [成功] |
GM:
よけた!
飯泉深冬:
すばしっこい。
多部薫:
ぬぁにぃ……。
GM:
泥沼の予感がする。ではお次、ヒロコ様!
鈴峯浩子:
みそ汁に《恨み》攻撃でリヴェンジやー!
【基本攻撃】 指定特技:《恨み》 2D6≧6 → 2,3 = 5 [失敗] |
鈴峯浩子:
もうおうちかえる……。
飯泉深冬:
かわいそう……。
GM:
ヒロコ様は恨みきれない心の優しい良い子。では深冬ちゃんかな?
飯泉深冬:
私も創奈ちゃんに基本攻撃リヴェンジする。
【基本攻撃】 指定特技:《医学》 2D6≧5 → 6,4 = 10 [成功] |
GM:
たかい。回避!
回避判定 速度:4 2D6≧8 → 6,3 = 9 [成功] |
GM:
よけてしまった。
飯泉深冬:
泥沼や……。
多部薫:
どんだけ食べたいんだ……。
鈴峯浩子:
終わるのかこの戦い……。
GM:
此処に来て輝くGMの出目。みそ汁が攻撃するのは〜?
攻撃目標決定 1D2 → 1 = 1 ⇒[鈴峯浩子] |
GM:
ヒロコ様や!
【基本攻撃】 指定特技:《追跡》 2D6≧5 → 2,6 = 8 [成功] |
鈴峯浩子:
回避判定 速度:1 2D6≧5 → 5,1 = 6 [成功] |
鈴峯浩子:
こわぁ。
GM:
さくさくいこうな……創奈ちゃんは〜?
攻撃目標決定 1D2 → 1 = 1 ⇒[鈴峯浩子] |
GM:
またヒロコ様や!
【基本攻撃】 指定特技:《切断》 2D6≧5 → 4,3 = 7 [成功] |
鈴峯浩子:
もういや……。
回避判定 速度:1 2D6≧5 → 5,3 = 8 [成功] |
多部薫:
お。
飯泉深冬:
おめでとう。
鈴峯浩子:
回避もいいんだけど何故攻撃でこの出目が出ない?
飯泉深冬:
それな。
多部薫:
確かに……。
GM:
がんばれがんばれ……では薫ちゃん!
多部薫:
はい! 今度こそ創奈ちゃんにリベンジ! 基本攻撃!
【基本攻撃】 指定特技:《情景》 2D6≧5 → 6,1 = 7 [成功] |
GM:
その意気だ!
回避判定 速度:4 2D6≧8 → 2,3 = 5 [失敗] |
GM:
よけれない!
飯泉深冬:
当たった!
鈴峯浩子:
おお!
多部薫:
お頼み申す!
飯泉深冬:
つよい。
鈴峯浩子:
やったべ!
GM:
おお! 1軽減で4ダメージですな。
多部薫:
なかなかいけた……。
| 〜っ、やっぱり、やっぱり! 私のこと、「きずな」のこと、嫌いなんでしょッ! なんで!なんでよ!
|
| やっとやりかえせた……!
|
多部薫:
(瀕死)
GM:
若干キャットファイト感がある。ではヒロコ様!
多部薫:
ヒロコ様ー! 心を鬼にするんだー!
鈴峯浩子:
オラー殺ったるぞー! みそ汁に《恨み》で基本攻撃!
【基本攻撃】 指定特技:《恨み》 2D6≧6 → 4,5 = 9 [成功] |
鈴峯浩子:
ッシャオラァ!!
GM:
オラー避けたるぞー!
回避判定 速度:1 2D6≧5 → 4,3 = 7 [成功] |
多部薫:
あっ。
GM:
まあ目標値5だからね。仕方ないね。
飯泉深冬:
ああ……。
鈴峯浩子:
ひでぇよ……。
GM:
だって速度が1なんだもん……さあ深冬ちゃん! こい!
飯泉深冬:
またまた創奈ちゃんに基本攻撃するぜ。
【基本攻撃】 指定特技:《医学》 2D6≧5 → 3,5 = 8 [成功] |
多部薫:
いいぞ!
GM:
よけ。
回避判定 速度:4 2D6≧8 → 1,6 = 7 [失敗] |
GM:
イチタリナイ!
飯泉深冬:
やったぜ! よしよし……。
GM:
うわつよい。
飯泉深冬:
本当何なのこのJC。
多部薫:
お母さん捕まってるしなぁ。
GM:
1軽減して5ダメージ受けますね……深冬ちゃんさいつよ説。
| …………っ、深冬ちゃん……なんでよ……! 私、わたしが……っ、
|
GM:
創奈ちゃんの悲しみに呼応してみそ汁が動く!
GM:
避けてね。
【基本攻撃】 指定特技:《追跡》 2D6≧5 → 5,5 = 10 [成功] |
GM:
避けてね!!
鈴峯浩子:
うわあ。
飯泉深冬:
遊乃さんの引きの強さ(?)は何なんだろうな。
GM:
回想シーン入れてもええんやで。
多部薫:
頼むまじで頼むお願い。
回避判定 速度:3 2D6≧7 → 2,6 = 8 [成功] |
GM:
おっ。
飯泉深冬:
おお。
多部薫:
いえあああ! そうか回想忘れてた。
GM:
引きが強いようで強い……(?) では間髪入れずに創奈ちゃんの攻撃!
攻撃目標決定 1D3 → 2 = 2 ⇒[飯泉深冬] |
GM:
おっ深冬ちゃん。基本攻撃。
【基本攻撃】 指定特技:《切断》 2D6≧5 → 2,1 = 3 [失敗] |
GM:
ヒエッww
飯泉深冬:
ここにきてひくい。
GM:
もう生命力も2しかないし瀕死でふらふらのようですね。仕方ないね。
巻いていくぞ! 薫ちゃんどうぞ!
多部薫:
さっきのがだいぶ効いたか。はい! ここで引いたら女が廃る! 創奈ちゃんに基本攻撃!
【基本攻撃】 指定特技:《情景》 2D6≧5 → 4,6 = 10 [成功] |
多部薫:
よし。
GM:
よけてえ!
回避判定 速度:4 2D6≧8 → 1,2 = 3 [失敗] |
GM:
どうしたん?(困惑)
多部薫:
いいぞ。
飯泉深冬:
すげえww
GM:
オーバーキルやないか!
鈴峯浩子:
たべやべえ。
多部薫:
容赦ねぇ。
GM:
えー、ではですね。薫ちゃんが最後に一撃を叩き込むと、創奈ちゃんはくずおれて地面に倒れ込みます。
すると、創奈ちゃんの恨みや悲しみ、妬みや愛といった様々な執念で形が成されていた「怪異:恐怖のみそ汁」も勢いを潜め、霧散して何処かへと消えていきます。
という訳で、おめでとうございます。クライマックスフェイズの戦闘はあなた方の勝利です!
多部薫:
なるほど……。わぁ〜い!
飯泉深冬:
みそ汁が霧散……べたべたしそう。ヤッタネ!
鈴峯浩子:
おだしの香り!
飯泉深冬:
フのみそ汁だけどな……。
GM:
さてエピローグですな。地面に倒れた創奈ちゃんの後ろには、物置にあった埃っぽい荒縄で粗雑に縛られた美鈴さんがいるよ。
飯泉深冬:
駆け寄って助けるよ!
| 大丈夫ですか……!?
|
多部薫:
(ブーメラン)
飯泉深冬:
(瀕死)
GM:
やめろww
| お母さん……!
|
飯泉深冬:
駆け寄って縄を解きたい。
| いや、あんたも大丈夫なの? ……お母さん、怪我はないですか?
|
鈴峯浩子:
後ろから駆け寄ります。
GM:
では縄を解いてもらいつつ、お母さんは慌てて顔を真っ青にしますね。
| ……み、深冬……に、お友達の子達……? こ、れはどういう…… け、怪我はない!? 大変っ、すぐ手当しないと……!
|
| お母さん……良かったぁ……!
|
飯泉深冬:
安心感でその場にへたり込む。
| っ……何言ってるの、馬鹿! 何があったかは知らないけれどっあんな無茶をして、お友達まで! あんたまで大怪我したらどうするつもりだったの!
|
GM:
という風にキッと叱りつけてきますが、美鈴さんの目尻には涙が溜まってますね。深冬ちゃんに駆け寄り同じようにへたっと座り込んで抱き締めるよ。
飯泉深冬:
よかった……。
多部薫:
多部はその様子を見ながら微笑んでる。
| あんたはそういうところが、危ないって言ってるのよ……! 本当に大丈夫? 怪我はないわね?
|
GM:
とぎゅうぎゅう確認してくるよ。深冬ちゃんに怪我がないのが分かったら二人にも同じように確認し、薫ちゃんについては急いで家の救急箱を持ってきて応急処置してくれます。
鈴峯浩子:
ヒロコは手当てされながらも、ちらちらと創奈ちゃんを気にした様子ですね。
多部薫:
多部もすいませんと手当してもらいながら、深冬を気にかけてる。
GM:
創奈ちゃんは今のところ意識を失っていますね。恐らくこの後は救急車から警察を経由して、精神病院あたりに収容されるのではないでしょうか。美鈴さんが頑張る。
飯泉深冬:
ママンありがとう……。
鈴峯浩子:
センキューマッマ。
GM:
と、いうところで。プライズ:みそ汁の所所有権なのだが、欲しい方いらっしゃる? 一応こいつにも秘密があるよ。
飯泉深冬:
このみそ汁は大丈夫なやつですか(怯え)
GM:
普通に台所のお鍋で美鈴さんがじっくりコトコトしてたやつです。
飯泉深冬:
欲しい。
鈴峯浩子:
まあお母さんが作ったおみそ汁だしね。
GM:
では他に希望者がいなければ深冬ちゃんにお渡しするよ。
多部薫:
よいよ。
鈴峯浩子:
どぞ!
GM:
では事の一段落がついた頃ですかね。そういえば朝のみそ汁を作ってたのよ、もう冷めちゃったわね、って感じで深冬ちゃんはお母さんと一緒にみそ汁を飲むのかな。
もうほぼ隠す必要ないし秘密は全体公開致します。
プライズ:みそ汁
□概要 朝食として用意されたみそ汁。鍋に入っており、第2サイクルの間はまだまだ準備中の様子。実際に食べられるのは第3サイクル終了後になりそうだ。 このプライズは、クライマックスフェイズに希望者が獲得することが出来る(希望者が複数いる場合は殴り合いで決めること)。
|
プライズ:みそ汁
■秘密 ショック:PC2 みそ汁の中には「フ」は入っていない。その代わり、作った人間の「愛情」がたっぷり入っている。 ただし『このプライズは最終サイクル終了時、何らかの理由により「怪異:恐怖のみそ汁」へ変化してしまう』。
|
飯泉深冬:
やはり!
多部薫:
そういうことだったか……。
鈴峯浩子:
ほのぼのエンドでよかったよ……。
GM:
という訳で、締めに入ろうかな!
飯泉深冬:
はい!
鈴峯浩子:
へい!
多部薫:
ほい!
GM:
「恐怖のみそ汁」に魅入られた狂人、「深町創奈」は倒れた。PC達は誰一人の被害を出すこともなく、PC1は怪談の真実を知ることが出来ただろう。それは笑い話などではなく、本当にあった恐ろしい事件だったのだ。
PC2は母親を助け出してどんな思いだろう。美鈴は自分よりも娘の身を案じている。「プライズ:みそ汁」を食べれば、不器用な母親の愛情も確実に伝わることだろう。
PC3は、PC2を助けることは出来ただろうか。平穏な日常に戻ってこられたのならきっと大丈夫だ。君たちはこれからもやっていける。
──悪夢のような出来事が去った一方で、「深町創奈」は今、どんな思いでいるのだろう。常人には計り知ることの出来ないその心の中は、きっと「恐怖のみぞ知る」ものなのだろう。