メインフェイズ 第3サイクル 第1シーン シーンプレイヤー:PC1 |
GM:
がんばって。。。3サイクル目だょ。。。
安倍川夏海:
どうしよう……調べるの怖くなってきた……。扉って見た目は普通の扉……?
GM:
普通の扉ですね。部屋と同じように真っ白で、掴んで右に回すタイプの丸いドアノブがついています。
安倍川夏海:
ドアノブに自分の姿がちゃんと映ってるか見れる?
GM:
ほお〜なるほど! 確かに金属のありふれたドアノブですが、その光沢は鉄格子の嵌まった窓のガラスのように曇っており、鏡面反射をはっきり認識出来るほどの輝きはありませんね。
でも良い発想だと思う。すごいぞ。
安倍川夏海:
そうかー……。とにかく自分を視認したくて……。
そういえば収容者たちの作品って特筆するようなものは無い感じ?
GM:
そうですね、まあ、ハナクソで創られた仏像とかが置いてあります。
安倍川夏海:
あっ! これ原作で読んだやつだ! 辺りを気にする余裕がやっと出来てきた。
GM:
あとは一応、カチューシャかわいや別れの辛さとしか書かれていない大学ノートに混じって、「※※※※※※※」という名前の書物を見付けることが出来ます。
その書物の文字は、読めるはずなのに何故か意味が分からないなあと思いますね。
安倍川夏海:
ほう……? どうしよう何も信じられない。
GM:
負けないで。
安倍川夏海:
ううっ……じゃあスクラップブックを調べます……怒涛の情報を《整理》しながら読む……。
GM:
オッケーです……がんばれ……。
安倍川夏海:
調査判定 指定特技:《整理》 2D6≧5 → 2,5 = 7 [成功] |
安倍川夏海:
良かった、成功。ちょっとずつ下がっていってる。
GM:
期待値! ではスクラップブックを開いたあなたは以下の情報を入手します。
HO:スクラップブック
□概要 室内のチェストに一つだけ収まっていたスクラップブック。 片隅には「クレ・ソウイチロウの罪の記録」と書かれている。
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HO:スクラップブック
■秘密 ショック:あり クレ・ソウイチロウと言う二十歳の青年が、長患いの為に床に伏せていたイトコの頭を小型の斧で一刀両断。その後、家族を惨殺。その臓腑を咀嚼し、飲み下した後、イトコ宅に火を付ける。発見した当時、クレ・ソウイチロウはイトコの首を片手にぶら下げながら白昼を歩んでいた。 ……そういった記事が延々とファイルされている。この事件は「キサラギ地区放火惨殺事件」と呼ばれているようだ。 ソウイチロウのイトコである被害者は「安倍川夏海」という名らしく、その写真や身長・容姿などはあなたのものとぴったり一致している。
暴力分野の《切断》で恐怖判定を行うこと。
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安倍川夏海:
!? ???
恐怖判定 指定特技:《切断》 2D6≧7 → 6,3 = 9 [成功] |
安倍川夏海:
成功しまし ??? え? んん?? は???
GM:
とりあえずよかったね(にっこり)
さてここでハンドアウト、安倍川夏海の記録を公開するよ!
安倍川夏海:
おふ……。
HO:安倍川夏海の記録
□概要 記憶にある「自分」と同じ名前の人物だ。どうやら、「クレ・ソウイチロウ」という人物に斧で殺害されたらしい。
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安倍川夏海:
タスケテ……タスケテ……。
| は……、なっ、んだよこれ!!
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安倍川夏海:
って叫びながらスクラップブックを机に叩きつける。
なんだよこれ……なんだよ……。
GM:
なんだろうねえ……。スクラップブックくんはばさりと床に落ち、紙の端っこの方が若干よれますね。
隣室からは未だ「……お兄さま……? お兄さま?」とか細い声が聞こえてきます。
安倍川夏海:
狂気に陥れないのが逆につらいやつ……。
動揺して結構大きな声で叫んだと思うんだけど、隣室の声の主はそれに対しては特に何もアクションない?
GM:
ただひたすら「お兄さま…………?」って言ってますね。ただその声に若干の心配や不安の色が浮かんでいることくらいは分かるかもしれない。
安倍川夏海:
うわー後二回しか情報手に入れられないのに謎が深まってばっかりだ……。
GM:
うふふ。一段落したらまたちょっとだけマスターシーンを入れますよ。
安倍川夏海:
なんなんだよ……意味わかんねえよ……って顔押さえながらぶつぶつ呟いてる。大分余裕がない。
マスターシーンいっても大丈夫だよ……。
マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:PC1 |
GM:
ほいほい! では。
身体の中から、またチャカポコチャカポコと音が聞こえる。
クレ・ソウイチロウにはそれが当然の毎日だったのだろうか──不思議と、その歌に心の揺れていない自分がいた。その事実にこそ、あなたは混乱するのだが。GM:
情動分野からランダムに指定特技を決定し、恐怖判定を行うこと。
特技はGMが決めますヨット。
指定特技決定 分野:情動 2D6 → 3,5 = 8 ⇒[《驚き》] |
GM:
驚きじゃねえか。
安倍川夏海:
前回と同じや。
恐怖判定 指定特技:《驚き》 2D6≧6 → 3,5 = 8 [成功] |
安倍川夏海:
8しかでねえ。鬼つよメンタルなっちゃん……。
GM:
メンタル強い…………。ではマスターシーンは以上になりますね。
GM:
4サイクル目だよ!
安倍川夏海:
うえ〜いどうしよう。扉ー……を調べようかな……。
GM:
あと2シーンですからねえ。よ〜く考えよ〜。
安倍川夏海:
過去に関係しそうなものを調べるのがこわい……。もう今すぐにでも外に出ていきたいのを《我慢》して、とりあえずは扉を観察してみる……。
GM:
ほうほう。判定どうぞ!
安倍川夏海:
調査判定 指定特技:《我慢》 2D6≧5 → 1,5 = 6 [成功] |
安倍川夏海:
セーフセーフ。
GM:
せふせふ!
ではあなたは《我慢》(の判定には成功)していた訳ですが、つい耐えきれずドアノブを少し捻ってしまいます。という訳でこんな感じ。
HO:扉
□概要 病室の扉だ。ここから、外に出ることが出来るはずだ。あなたは任意のタイミングでこの扉から脱出してもよい(脱出するとただちにクライマックスフェイズへ移行する。また、このHOを未調査の場合でも脱出をすることは可能である)。
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HO:扉
■秘密 ショック:あり その扉の向こうにあるのは、真の闇だ。目が眩むような闇は、意識も記憶も融かすように飲み込んでいく。あなたはそんな錯覚を覚えた。 こんな闇が、本当にこの世界に存在するのだろうか……?
怪異分野の《暗黒》で恐怖判定を行うこと。
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安倍川夏海:
ヒョエエ。
恐怖判定 指定特技:《暗黒》 2D6≧8 → 1,1 = 2 [ファンブル] |
GM:
あっ。
安倍川夏海:
ちょっとwwwwww 安倍川おま……。
GM:
笑ってしまった……ファンブルなので狂気カード2枚獲得ですねえ。こちらは一応秘話で送りますね。
安倍川夏海:
流石に耐えられなかった……確認しましま。祝福されてえ。
GM:
祝福ほど歓迎される狂気もないよなあ……。
| 俺、俺は……何なんだ? どうしてこんなこと、に。 おかしいだろ……どこなんだよここは……もういや、だ……。
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安倍川夏海:
大分参ってる感じでひとりごとを言ってる。
マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:PC1 |
GM:
ふむふむ。ではそんなあなたの耳に、再びあの『チャカポコチャカポコ』という歌が聞こえてきます。
安倍川夏海:
やめて……。
GM:
もう三度目にもなるその歌はしかし、摩耗したあなたの精神を確実にじわりじわりと蝕んでいくでしょう。
という訳でランダム恐怖判定じゃよ。
指定特技決定 分野:情動 2D6 → 4,5 = 9 ⇒[《怒り》] |
GM:
怒りか。目標値変わらんなあ。
安倍川夏海:
ほんまや。
恐怖判定 指定特技:《怒り》 2D6≧6 → 3,4 = 7 [成功] |
GM:
おめでとう。いっそ恐怖心の《恨み》を当てたかった(殺意)
安倍川夏海:
んん複雑ゥ……。ころされる。
GM:
死なない死なない(慢心)
GM:
では流れるようにマスターシーンを挟んだところで5サイクル目ですね! 最後の行動になります。どうぞ。
安倍川夏海:
クレ・アヤなる人物が本当に自分の記憶の中にいるのか、記憶を《整理》しながら確かめる……。
GM:
(ビビってる……) どうぞ!
安倍川夏海:
ビビるよそら!
調査判定 指定特技:《整理》 2D6≧5 → 1,6 = 7 [成功] |
安倍川夏海:
わぁい。
GM:
期待値期待値! では記憶を探ったあなたは、その中に微かに、確かにクレ・アヤの姿を発見します。
その輪郭はぼやけており、それが本当に自分の記憶なのか、それとも錯覚なのか。最早何も分かりません。ですが、あなたの中にクレ・アヤは確かに存在していました。
HO:クレ・アヤ
□概要 あなたはクレ・ソウイチロウの従妹であり婚約者である。婚約者が殺人事件を犯し、世間から石を投げられたとしても、あなたの愛は変わらない。 あなたの【使命】は、クレ・ソウイチロウを愛し、そして支えることである。
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HO:クレ・アヤ
■秘密 ショック:なし あなたは時々、自分が自分でなくなるような感覚がしている。自分がクレ・ソウイチロウを愛するのも、全て誰かに決められた「設定」に過ぎないのではないか──そう、思うことがある。 しかし、そんな思いを誰かに理解してもらえるはずもない。今のあなたの支えはクレ・ソウイチロウに愛されることだけだ。
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安倍川夏海:
お……? おん……?
GM:
あなたの中にいるクレ・アヤはそう訴えかけてきていますね。絶えず聞こえる隣室からの声が、今は僅かに甘さを含んで囁きかけてくるような心地がします。
| 「設定」……? 確かに、自分が自分でなくなる感覚は、俺もここに来てから何度もあった……、 でも、だとしたら、一体誰が、何のために……。
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安倍川夏海:
と、この妙な状況に置かれてるのが自分だけじゃないんじゃないかと思い、ちょっとだけ冷静になって考えてる。
甘さを含んだ声には慣れてないので頑張ってなるべく意識しないようにする(DT感)
GM:
なっちゃん……。
安倍川夏海:
今本当自分の貞操しか信じられないから……。悲しい。あらゆる意味で。
GM:
まけないで もうすこし さいごまで はしりぬけて
他にやりたいことなどなければ5サイクル目を終了してクライマックスフェイズに入るよお!
安倍川夏海:
何も思いつかないのでクライマックスフェイズに入りたいです!
GM:
了解やで!
クライマックスフェイズ マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:PC1 |
GM:
では、あなたは再び、先程少しだけ覗いた扉の先へと意識を向けます。
先程は、何もない、闇だけがある空間であった筈の扉の向こう。
そこには今、まるであなたを誘うように白い廊下が延びている。
その廊下を進んだ先で──あなたは、何処かで見たような姿をした男と遭遇する。
いや。
それは、鏡だ。突き当たりの壁に設置された、鏡。
そこには、「クレ・ソウイチロウ」と思しき男が映っていた。
愕然とその鏡を見つめるあなたに、誰かが話しかけてくる。 | 『貴方が殺したんだ』 『安倍川夏海は、貴方が殺した』
|
振り返った「あなた」の眼前には────頭を斧で割られた、「あなた」が立っていた。安倍川夏海:
あれ……??
| 『貴方は、俺を殺して、斧で頭を割り、首を落として、俺の臓物を食らった』 『そうして、貴方は俺になろうとした』 『俺を殺して、俺の名前や、人生までもを奪おうとした』 『俺は貴方を許さない、クレ・ソウイチロウ。貴方を、許さない』
|
GM:
「あなた」に恨み言を吐きかけてくる「あなた」に、あなたは今更ながらに夢でも見ているのだろうか、と錯覚します。
怪異分野の《夢》で恐怖判定を行ってください!
安倍川夏海:
恐怖判定 指定特技:《夢》 2D6≧10 → 2,1 = 3 [失敗] |
GM:
あぶねえww
安倍川夏海:
ひえ。私の動揺がダイスボットくんに伝わっている。
安倍川夏海:
確認しま……あれ?? やばくね??
GM:
良いのを引きましたね!(笑顔)
安倍川夏海:
やば……しぬ……なっちゃんしぬ……。
GM:
死なない死なない(慢心)
そして恐怖判定に失敗しましたね?
安倍川夏海:
あっほんまや……動揺しすぎて抜けてた……。
GM:
宣言どうぞ!
安倍川夏海:
トリガーいえ〜〜い!!
GM:
いえ〜〜〜い!!!!
安倍川夏海:
こちらがテンションの置き場が分からない人です。
【闇からの祝福】 トリガー:自分が恐怖判定に失敗する。
常人ならざる不思議な直感があなたを直撃する。 好きなキャラクター一人を選んで、そのキャラクターの【情報】一つを獲得出来る(この【情報】の獲得には情報共有が発生しない)。
|
GM:
好きなキャラクターの【情報】と書いてありますが、今回はおまけでNPCでなくても構いません。まだ開いてない秘密で見たいのを開けてよいですよ。んふふ。
安倍川夏海:
ヤッター! じゃあまあ、安倍川夏海の記録を。しりたい。
GM:
ういうい! では直感した結果がこちら。
HO:安倍川夏海の記録
□概要 記憶にある「自分」と同じ名前の人物だ。どうやら、「クレ・ソウイチロウ」という人物に斧で殺害されたらしい。
|
HO:安倍川夏海の記録
■秘密 ショック:あり クレ・ソウイチロウと安倍川夏海は親しい間柄であった。しかし、安倍川夏海はクレ・ソウイチロウに殺害されてしまう。クレ・ソウイチロウは安倍川夏海に強い憧れを抱いており、それが募って殺害に及んだようだった。 クレ・ソウイチロウは安倍川夏海を殺害した後、何故か「自分自身こそが安倍川夏海である」と思い込んでいるようだ。もしかして、「自分」は、安倍川夏海ではなく「安倍川夏海と思い込もうとしているクレ・ソウイチロウ」なのだろうか……。
怪異分野の《死》で恐怖判定を行うこと。
|
安倍川夏海:
うん……だよね……。
恐怖判定 指定特技:《死》 2D6≧9 → 6,1 = 7 [失敗] |
GM:
アアーッ!
安倍川夏海:
ウワーッ! え? やばない? バッドエンド表が見えてきた。
GM:
山札残り1枚まで来ましたねえ……さてどうなるか。
安倍川夏海:
ていうかなんでこんなDTに憧れ持っちゃったのソウイチロウくん……。角煮した。
GM:
うまそう。
安倍川夏海:
角煮おいしいなぁ〜(現実逃避)
GM:
がんばれ! がんばれ!
ではでは、恨み言を吐き続ける「あなた」が、「あなた」に明確な殺意を抱いて襲いかかってきます! クライマックスバトルじゃー!
安倍川夏海:
うわあ頑張るぅ……。
GM:
では、速度プロットをしようか。ソロだしオープン宣言でよいです。ぼくはランダムで決めるよ。
安倍川夏海:
1で!
GM:
うい! ではこちらは!
戦闘時速度プロット決定 あなた 1D6 → 1 = 1 |
戦闘時速度プロット
6:
5:
4:
3:
2:
1:安倍川夏海 あなた
|
安倍川夏海:
気が合う。危険感知つかう!
GM:
どうぞ! こちらも【危険感知】をするよ。
【危険感知】 指定特技:《追跡》 2D6≧5 → 3,6 = 9 [成功] |
GM:
わあい。
安倍川夏海:
【危険感知】 指定特技:《追跡》 2D6≧5 → 3,1 = 4 [失敗] |
GM:
ウッww
安倍川夏海:
ええ……。トリガー(半ギレ)
GM:
で、では……1ダメージを受けて頂いて……イエ〜〜〜イ!!!!
【パニック】 トリガー:自分がダメージを受ける。
あなたは、暴力が恐ろしい。戦闘になると、その心は酷く動揺してしまう。 自分が新たに【狂気】を公開するまで、戦闘中のファンブル値が1上昇する。
|
安倍川夏海:
なんなん……なんなん……肝心な時におまえ……マジ……。そんなんだから童貞なんだよ(全ギレ)
GM:
がん……がんばってほしい…………な童関無。
えーと先に、今回の戦闘ですが、終了条件が4つほどあります。
まあ普通に相手を倒すこと、自分が倒されること。加えて、戦闘からの自発的脱落(逃走)も可能です。ここまでは通常通りですね。
安倍川夏海:
おっ。ふむ。
GM:
また最後に、今回の戦闘は「3ラウンドが経過した時点で強制終了」となります! ワンチャンあるで! 頑張って!
安倍川夏海:
おっ?? 了解……。
GM:
では、同速だしお互いに1d6でも振って行動順を決めようか。
安倍川夏海:
へい。
GM:
おっじゃあそちらからどうぞやで。
安倍川夏海:
とーりあえず【基本攻撃】や。
GM:
こいこい!
安倍川夏海:
【基本攻撃】 指定特技:《射撃》 2D6≧5 → 6,6 = 12 [スペシャル] |
GM:
ヒアッ。
安倍川夏海:
!? ど、どうしたなっちゃん?
GM:
すごい(すごい) えー、スペシャルなので生命力か正気度を1点回復出来ますね。ついでにダメージが倍になるので当たれば2d6か……。
安倍川夏海:
えーじゃあ正気度回復しとく……。
GM:
オッケイです。じゃあ回避判定を。指定特技の《射撃》は持っているので+1の修正が入ります。
回避判定 速度:1 2D6≧5 → (4,2)+1 = 7 [成功] |
安倍川夏海:
ですよね。
GM:
まあ避けるよね。ではこちらも【基本攻撃】じゃー!
【基本攻撃】 指定特技:《射撃》 2D6≧5 → 3,4 = 7 [成功] |
GM:
避けてどうぞ!
安倍川夏海:
回避判定 速度:1 2D6≧5 → (4,5)+1 = 10 [成功] |
安倍川夏海:
やったぜ!
GM:
避けよるわ。1ラウンド目終了! 自発的脱落の宣言はございますでしょうか。
安倍川夏海:
ございませんでござる。
GM:
おっ、しないのか。では2ラウンド目どうぞ!
安倍川夏海:
状況が何も分かってないから相手を勝者にするのが怖い。【基本攻撃】します。
GM:
なるほど。どうぞ!
安倍川夏海:
【基本攻撃】 指定特技:《射撃》 2D6≧5 → 6,3 = 9 [成功] |
GM:
高いな! 回避するで。
回避判定 速度:1 2D6≧5 → (6,2)+1 = 9 [成功] |
安倍川夏海:
だよね……。
GM:
うんまあ。うん。だいぶスローペースな戦闘なんだろうな……1だし……。
安倍川夏海:
のんびりやさんかな……。
GM:
そしてこちらも【基本攻撃】。
【基本攻撃】 指定特技:《射撃》 2D6≧5 → 4,6 = 10 [成功] |
GM:
高い高い。
安倍川夏海:
こわい。回避!
回避判定 速度:1 2D6≧5 → (4,5)+1 = 10 [成功] |
GM:
高い! 避けよる!
さて、軽く2ラウンド目終了でございます。自発的脱落は? 因みにこちらは妨害しますよ。
安倍川夏海:
急に高くなったな……逆に怖い。
どうしよう……。なんかもうわからなくなってきた……これが奇書……。
GM:
これが奇書(まほうのじゅもん)
安倍川夏海:
じゃあ脱落チャレンジしようかな……。
GM:
おお。では妨害が入るので知覚分野から指定特技をランダムに選んで判定になります。
指定特技決定 分野:知覚 2D6 → 1,6 = 7 ⇒[《物音》] |
GM:
《物音》ですね!
安倍川夏海:
目標値6や!
逃走判定 指定特技:《物音》 2D6≧6 → 2,6 = 8 [成功] |
安倍川夏海:
おお。
GM:
おっ、おめでとう! では《物音》で気を逸らしたり、《物音》を立てないように方向を転換するなどして、あなたは「あなた」と距離を取ることに成功します。
安倍川夏海:
やったぜ。なのか?
GM:
咄嗟に逃げ出したあなたの背に、「あなた」の声は最後まで、こう語り掛けます。
| 『さぁ』 『貴方は一体誰だ』 『貴方の名前は?』
|
GM:
その言葉に、あなたはきっと答えるでしょう。
さあ。あなたの名前は何ですか?
| そんなの、決まってるだろっ! ……俺はっ、俺は……安倍川夏海だ! クレソウイチロウなんて知らない!
|
GM:
「あなた」がそう叫んだ瞬間────意識はホワイトアウトし、
気が付けば、古本屋の隅、古びた棚の前であなたは──
安倍川夏海は、立ち尽くしていました。
安倍川夏海:
ヘァ……。
GM:
おおかた、本を立ち読みしながらうたた寝でもしていたのでしょう。
辺りを見渡せば本棚が所狭しと並び、熟した紙とインクのにおいがします。此処はもう、あの窮屈な病院ではありません。
しかし、行き場のなくなった手のひらに、読んでいた筈のあの「正気を失う」という本はありません。
何処に消えてしまったのか、見当も付きません。古本屋の店主は、顰めた眉をぴくりと動かしながら居眠りをしています。
あなたは、無事に日常に戻る事が出来たのです────。