KP:
では篝の寝室に行きましょうか。
暖房を全て止めてステンドグラスもぶち割ったので、扉を塞いでいた水銀もどきは何処かへと退散したようです。再び入れるようになっております。
水津晶夫:
やったぜ。
KP:
前回も描写したけどこの部屋にあるめぼしいものはシングルベッドとその上に眠る篝の亡骸、それからサイドチェストくらいですかね。
水津晶夫:
ご遺体に十字切るくらいはしとこうかな。とりあえず〈目星〉したい。
小鳥遊翠:
小鳥遊もそれを見てちょっと手を合わせておこうかな。わいも。
KP:
行儀がいい。ええで。
水津晶夫:
クリスチャンですから。
技能ロール:〈目星〉 1D100≦70 → 52 = 52 [成功] |
小鳥遊翠:
技能ロール:〈目星〉 1D100≦70 → 80 = 80 [失敗] |
小鳥遊翠:
あふん。
水津晶夫:
よっしゃ。
KP:
翠ちゃんの目星の成功率を見てると70%ってガバガバなんやなって……。
小鳥遊翠:
それな……アズマオウはどうする?
井上東:
うーん……いっとくか。
技能ロール:〈目星〉 1D100≦25 → 9 = 9 [成功] |
KP:
だからww
小鳥遊翠:
絶好調やな。
井上東:
ファンブルも来るでこれ!
KP:
めっちゃ成長するね……やったね……。では〈目星〉に成功したお二人は、サイドチェストから《錆びた鍵》をゲットします。
小さめの、普段あんまり見ないようなアンティークっぽいデザインの鍵ですね。
小鳥遊翠:
ごまだれ〜。他には何もない感じ?
KP:
特にはないかなーって思います。本当に寝るためだけに使っていた部屋という感じがしますな。
| 書庫の鍵……これですかね。
|
水津晶夫:
って手に取っとくぜ。
| 結構古い鍵なんですかね……開くかどうか、試しに行ってみましょうか……?
|
| そうやな、ほんなら行くか?
|
| そうですね、やってみる価値はあると思います。
|
| …………、行く意味が分かんないわ。……ほんとにあったんだ……。
|
小鳥遊翠:
他に何かやることないよね?
| ああ、書庫行くんなら、ついでに応接間も覗いてきたいんやけど。
|
KP:
ついでww
井上東:
服なくて寒いねん……。
水津晶夫:
それは頑張れ。耐えろ。
小鳥遊翠:
あぁそういう。裸見たさかと思った。
| ……ちょお待てなんやその目は! ちゃうで! あれ見たさに寄っていく訳ないやろ! もしあいつらおらんくなってたら服回収出来んかなって……だからやめろその目を!
|
| ……やだなあ、何も言ってないじゃないですか。ねえ?
|
水津晶夫:
って翠ちゃんの方見る。
| あっ、わ、私は大丈夫ですよ……! 流石に風邪引いちゃいますもんねっ……!
|
小鳥遊翠:
と慌てて言います。
| いや、そういう目をした……俺の目は誤魔化されんぞ……ほんまやで。流石の俺でもこのままやと風邪引いてまうわ。ま、あくまでついでやから、どっちでもいいっちゃいいんやけどな。
|
井上東:
疑わしげに二人を見ながら。
| いや、いいと思いますよ、そういうのも。ちょっと覗いていきましょうか。
|
KP:
遠回しにフォローしてて草。じゃあ先に応接間かな?
水津晶夫:
せやな。覗いときたいです。
KP:
あいあい。そうですね、扉を開けて覗いてみると、アズマオウの睨んだ通りあの裸体の人々は何故か居なくなってますね。
服は置き去りのままです。ささっと行って戻ってくるなら服は普通に取ってこれるよ。
水津晶夫:
おお。
小鳥遊翠:
すごいぞアズマオウ。
井上東:
やったぜ。じゃあ取ってこよ。
KP:
ここで装備していくかい?
| お、居なくなっとるやん! ホンマえらい目に遭わされたわ……。
|
井上東:
愚痴りながら着込む。
小鳥遊翠:
水津のシャツの上に……?
水津晶夫:
あっそういやそうだった。
井上東:
忘れてたわww 一旦脱ぐかね。
KP:
あきおと アズマオウは 初期装備に 戻った!
小鳥遊翠:
おめでとう!
水津晶夫:
よかった。
井上東:
やったあ。この部屋はもう特に何もない感じ?
KP:
もう屋敷内も随分寒くなってきていますがこれで大丈夫そうですね。ぶっちゃけここは調べても何も出てこないヨ!
小鳥遊翠:
そうか。じゃあちゃっちゃと書庫に行こう。
井上東:
からだあったか〜い。行くか。
KP:
鍵持ってるのあきおだっけ? 錆がかなり酷いですが、どうやら鍵穴にはちゃんと合うようですね。
水津晶夫:
おし、じゃあ開こうか。
KP:
鍵を回して扉を開けてみると、中には数多くの本棚が並び、床には本棚から転がり落ちた書物が山のように積み上がっています。足の踏み場もほとんどないくらいですね。
中はとても埃っぽく、ここ最近人間が立ち入ったような様子はありません。ぱっと見た感じ、本はどれも恐ろしく年季が入っているなあといった古びたものです。
小鳥遊翠:
なるほど。
水津晶夫:
ほう。図書館で何か分かったりする?
KP:
分かるわかる。〈図書館〉振れます。
水津晶夫:
よっしゃ振る。
技能ロール:〈図書館〉 1D100≦70 → 46 = 46 [成功] |
小鳥遊翠:
私も振るー。
技能ロール:〈図書館〉 1D100≦70 → 82 = 82 [失敗] |
小鳥遊翠:
ええうん。
KP:
翠ちゃんの出目が地味にヤバい気がする。振るのはいいんだけども全員図書館でいいのかい?
井上東:
図書館以外っていうと何だ、目星とか?
水津晶夫:
誰か〈目星〉、って言う前に翠ちゃんが振ってしもた。
小鳥遊翠:
くそぅ……悔しいから目星も振りたい……駄目やろか。
KP:
ww 〈図書館〉って一回のロールにつき数時間はかけて資料を探す技能なんだけどな。おまけに振っていいよ。
小鳥遊翠:
ありがとう……ありがとう……。
技能ロール:〈目星〉 1D100≦70 → 49 = 49 [成功] |
KP:
おっ成功。
小鳥遊翠:
よかった……。
KP:
アズマオウは何か振るかい?
井上東:
正直出遅れた感。とりあえずいいかな。
KP:
おっけー。ではあきおの図書館の結果から。
あきおは膨大な量の書物の中から一冊の分厚い本を見付けます。
水津晶夫:
引っ張り出そう。
KP:
埃を払って外から見た感じだと表紙にタイトルはなく、何か複雑な幾何学模様がプリントされていますね。
水津晶夫:
暗号のやつだ!
小鳥遊翠:
わくわくしてきたぞ!
KP:
おおー勘がいいな。中を開いてみても、全く見覚えのないような言語で文章が記されています。少なくとも探索者には到底読み取ることの出来ない文字の羅列ですね。
が、書斎で見付けたメモのことを思い出したなら、あのメモと照らし合わせてアルファベットと対応させれば読み取ることが出来るのでは? と気が付きます。
水津晶夫:
調べといて良かった。確かあのメモはあきおしか目にしてないはずなので、とりあえず一人で読みたいです。
KP:
置き換え先がアルファベットなので、置き換えた上で内容を解読するなら〈ほかの言語(英語)〉が必要ですな。
水津晶夫:
あっダメなやつww
KP:
日本語しか出来ないクォーターだもんな……。
小鳥遊翠:
僕持ってるよー。
水津晶夫:
英語難しい……置き換えた上で翠ちゃんに読んでもらうしかないか。
小鳥遊翠:
ちょっと低いけどがんばるわ……。
| 水津さん、何か見付けたんですか?
|
| ……この本、多分さっき書斎で見付けたこのメモと照らし合わせれば、何か文章になると思うんですが……。はは、恥ずかしながら俺英語はさっぱりで。お二人には読めますか?
|
水津晶夫:
って本の上にメモ置いて渡す。
| なるほど……さっぱりわからん!
|
水津晶夫:
アズマオウ……。
井上東:
にほんじんだから……しかたないね。
| あ……そういうことなら、私ちょっと英語かじってるので出来るかもしれません! 任せてください!
|
小鳥遊翠:
と、わくわくした感じでにっこり言います。
KP:
翠ちゃんかわいい。
井上東:
かわいい。ファンタジー作家はこういうの好きだろうね。
水津晶夫:
確かに。かわいい。
小鳥遊翠:
頼むで!
技能ロール:〈ほかの言語(英語)〉 1D100≦61 → 97 = 97 [ファンブル] |
小鳥遊翠:
うそん。
KP:
エッ。
水津晶夫:
わらえる(わらえない)
小鳥遊翠:
出目やばない……?
KP:
ふぁ、ん、ンーーーーーファンブル…………ファンブルか………………。
井上東:
ええww 本燃えそう。
小鳥遊翠:
すまない……すまない……。
KP:
じゃあ……そうだな……内容を解読しようと本に若干のめり込みすぎた翠ちゃんは、なんと勢い余って本の数十ページ分をバリッといってしまいました、ということで。破れた分はばさばさっと床に落ちますね。
水津晶夫:
あー……。
KP:
ちょい翠ちゃん〈幸運〉振ってみ。
小鳥遊翠:
技能ロール:〈幸運〉 1D100≦70 → 89 = 89 [失敗] |
KP:
ヒエ……。
水津晶夫:
うわぁ。
小鳥遊翠:
;; 泣いていい……?
KP:
泣いていいよ……。
井上東:
つ ハンカチ
さっき振ってないし、ここで助け舟出せませんかね?
KP:
うーん、ファンブルからの幸運失敗だからなあ……。どのように助ける?
井上東:
こっちの幸運で何とか……いや50%しかないけど。
KP:
うーん……。う、うーん。
井上東:
だめか……だよな……。傍観してます。
KP:
正直、ファンブルって「致命的失敗」の意なので、ファンブった上で救済措置の幸運まで失敗されてしまうとKPとしてはいくら助けたくてもどうにも……ウン……。
水津晶夫:
7割って当てにならねえなぁ……。
井上東:
しょうがないね……。
小鳥遊翠:
申し訳ねぇ……。
| うわっ!? あぁーッ嘘!? ごめんなさいごめんなさい!
|
小鳥遊翠:
ベリッ、バサバサバサッ、として涙目で固まってます。
井上東:
かわいいから許す。
| わっ、……随分古い本だったみたいですね、ページが傷んでたのかな……。しょうがないですよ、気にしないでください。
|
水津晶夫:
と言って落ちたページを拾う。余裕で許せる。
| おぉ!? 何してんねん!? ……あっちゃ〜……やってもうたな……まぁしゃあないわな。
|
井上東:
一緒に拾います。
KP:
うーん、じゃあそうだな。
| …………何、それ。見せて。
|
KP:
と、アニちゃんは二人の拾う紙束を取ろうとしてくるよ。
| 何か、暗号みたいなものが書いてあるんですよ。
|
水津晶夫:
って渡す。
| すみません、アニさん……篝さんの私物をバラバラにしてしまいました……。
|
| なんやアニ、まさかとは思うが何か分かるんか?
|
| ……………………、………………。
|
KP:
アニは受け取ったページを神妙な面持ちで読み進めますが、その内にただでさえ白いはずの顔がなお青白くなっていくのが見て取れます。
| ……アニさん? 読めるんですか? ……何が書いてあるんですか?
|
小鳥遊翠:
小鳥遊は心配そうにアニちゃんを見てる。
| ………………駄目。何でもない。 やっぱりアンタ達、今すぐ帰って。すぐよ。ここは、アンタ達が居ていい場所じゃないわ。
|
| しつこいぞお前。言ったやろ、お前を置いて行かれへんって。 それにここまで巻き込まれたら、真相突き止めんと記者の名が廃るっちゅーもんや。まだ帰らんぞ、俺は!
|
| 何でもないって、……とてもそうは見えませんが。それに、ここまで来て今更普通に帰るなんて、出来ませんって。
|
| あ、アニさん……どうしても気になって、ドジを踏んでしまいましたが……私もお二人と同じ意見です。 ……もしかして、アニさん、そこに書いてあるものが読めたのではないですか……?
|
| ……アンタ達こそしつこいわね、会って一日も経ってないのによくアタシみたいなのにそこまで入れ込めるもんだわ。人ってみんなオヒトヨシなの? ばっかみたい。 読めたところで、何? アンタ達が知る必要なんてないわよ。
|
小鳥遊翠:
これは……説得とか言いくるめとかじゃないとダメなやつかな……。
井上東:
振っていいなら〈説得〉振りたい。
KP:
〈説得〉とか〈言いくるめ〉は……そうね……RPによる……かな……。
水津晶夫:
アズマックスの説得が一番高いな。85%。
井上東:
まじか……。
小鳥遊翠:
流石記者。
| 必要ないって何やね……って、ちゃうわ、ちゃうねん。キレてどうする、俺。……落ち着け。 ……アニ、お前は事あるごとにそうやって突き放そうとするけどな。会って一日も経っとらんけど、これだけは分かるで。 お人好しは、お前のほうや。俺らを助けたり、今もこうやって逃がそうとしてくれてる。お前のそういうところを見て、放っといて帰るっちゅーんが、無理な話やねん。
|
| だって俺、まだお前になんの恩も返しとらん。 その本に何が書いてあったのか、教えてくれんか。一人で考えようとすんな。一緒に考えさせてくれ。 ……お前の力にならせてくれや。
|
KP:
うっう〜〜ん。熱い……うれしい……。
水津晶夫:
ナイス説得! ヒュー!
小鳥遊翠:
熱い関西人RP最高。
KP:
いやなあ……そうだなあ……。〈説得〉の-35%で……振ってみて頂けると……。
井上東:
穀ポ補正いけませんか?
KP:
穀ポかァ〜! 穀ポなァ〜! じゃあ-25%でいいです。
井上東:
よっしゃ……こい……。
技能ロール:〈説得〉 1D100≦85-25 → 13 = 13 [成功] |
井上東:
ッシャオラァ!
KP:
アズマオウやばくない?
水津晶夫:
わあ穀ポなくてもいけてた。
小鳥遊翠:
かっけぇ……惚れちゃう……。
水津晶夫:
惚れちゃう……。
井上東:
俺様の出目に惚れな!
KP:
翠ちゃんのダイス運全部アズマオウに行ってる感じがある。
小鳥遊翠:
せやな。許さん。
井上東:
許してや……。
| …………ほんっと、ばか。そっちが勝手に助かってるだけじゃないの。べつに逃がそうとか、思ってないし。恥ずかしいヤツ……。
|
KP:
と言って、まあ、そうね、説得に成功されてしまったのでざっくり何が書いてあったかは語ってくれるかな……。
| ……あのね。アタシは────
……アタシは……化け物なんだって。
|
■古のものの記述
我々は穢れたるUbbo-Sathlaを地の底に封じた。 しかし、神の罠に込められた魔力は無限ではない。神の罠は然るべき時に然るべき方法を以って再起動されねばならない。 必要なものは血と祈りである。石柱に血を捧げ、詠唱せよ。
(文章の下に呪文《旧き印》が記載されている)
かつて我らOld oneが南極に建造した神の罠が経年劣化により破損し、檻の隙間からUbbo-Sathlaの一部が沁み出した。かの者の欠片はUbbo-Sathlaに奉仕する者と化し、我らはその者をAnimiculiと呼称した。 Animiculiは極めて低温であり、他の生物の熱量を奪い死へと至らしめる。Animiculiは父なるUbbo-Sathlaと見えない導線によって結ばれている。Animiculiはその導線を通して熱量を父へと送り、Ubbo-Sathlaを再び目覚めさせるのである。
|
KP:
といった感じのことを、拙くアバウトに零してくれました。わたしがめっちゃ甘っちょろいKPでよかったな!
水津晶夫:
優しいKPさんありがとう……なるほど。地下の大空洞ってこれか。
KP:
よく覚えてたなそんなの(正直忘れてる奴いるだろうなと思ってた)
井上東:
(正直忘れてた)
小鳥遊翠:
お、覚えてたよ(震え声)
水津晶夫:
(私以外忘れてるだろうなと思ってた)
KP:
ホンマに優しいぞワイ! 難易度ベリーイージーやぞ! 本来ならファンブルからの幸運失敗の時点で挽回の余地ゼロだからな!
井上東:
ありがとう……ありがとう……。
小鳥遊翠:
ありがとう……。
水津晶夫:
本当助かる……。
| だから……きっと、アタシも同じなのよ。あの、泥みたいな気持ち悪いヤツと。 ……分かったでしょ。こんな、こんなとこに居たっていいことないわ。シドウみたいに、……死にたくなかったら、さっさと帰って。
|
| ……話してくれて、ありがとうございます。 ……でも、俺はどうしてもアニさんを化け物だなんて思えない。というより、そんなこと、関係ないじゃないですか。お二人もそう思いません?
|
水津晶夫:
ねえ? って二人に問いかける。
| せや、そんなん関係あるかい! まぁそりゃちょっとびっくらこいたけどな、仕事じゃあるまいしお前の素性なんかどーでもええわ。 お前がどんな存在だろうが、関係あらへん。お前の中身はお前なんやからな! そんなお前の力になりたいと思ったんや、何か文句あるか、コラ!
|
井上東:
とアニに吠えます。
| ……ふふ、井上さんも言葉はちょっとぶっきらぼうだけど、言っていることは優しいです……そうですね。私たちが危機に陥ったとき、アニさんは何度も手を差し伸べてくださいました。 アニさんは、あれとは違うと思いますよ……?
|
| 〜〜っ、ほんと、ほんっ、と…………ばか! アタシが勝手ならアンタ達も大概だわ! ばか! そんなっ、簡単に言わないでよ……!
|
KP:
ここらでお知らせしておきますね。翠ちゃんが成功した目星の情報ですが、床に散らばった本をどかして片付けると地下への階段が見付かります。
井上東:
おお! きた!
水津晶夫:
目星成功してたの忘れてた。
小鳥遊翠:
翠ちゃんファンブルで完全に上書きされてたな。
KP:
わたしもこれどういう流れに誘導すればいいんだ……ってめちゃめちゃ苦悩した。
井上東:
ほんとありがとう……。
水津晶夫:
なんかもう申し訳ねえ……。
KP:
ダイスの女神様の恐ろしさの片鱗を垣間見たぜ……。
小鳥遊翠:
あれは本当にすまんかった。とすると、翠ちゃんが階段を見付けた直後に水津に話しかけられて、「そういえば……! ここに階段があったんですよ!」って感じか……?
井上東:
なるほど。
| 地の底に封じた……とか書いてありましたよね。じゃあこの階段、もしかして……。
|
水津晶夫:
階段の先を覗き込むように見てる。
小鳥遊翠:
い、行く……?
KP:
まっくらくらいくらいやで。
水津晶夫:
まっくら森やな……目星ー、じゃ何も分からなそうだなぁ……。
小鳥遊翠:
〈聞き耳〉してみたい。
井上東:
私も。
KP:
〈聞き耳〉か。振ってよいぞ。
井上東:
技能ロール:〈聞き耳〉 1D100≦45 → 81 = 81 [失敗] |
水津晶夫:
たっか。
井上東:
オウフ。翠ちゃんに任せた。
小鳥遊翠:
技能ロール:〈聞き耳〉 1D100≦25 → 77 = 77 [失敗] |
井上東:
お前もか!
KP:
たけえよ……。なーんもきこえんな!
小鳥遊翠:
んんまぁ初期値だしぃ……。大丈夫かなぁ……。
井上東:
ここにきて難聴。何か投げ入れて音聞きたいけど、この耳だと何も聞けなさそうやな。
KP:
んまあそうね、何かしら近くにある適当なものを投げ入れたなら普通に カーン……カーン……カーン…… みたいな音がしてその内聞こえなくなるんじゃないかな。
水津晶夫:
深そうだな。そういえばアズマオウ、ライター持ってるとか言ってなかったっけ? 微々たるものかもしれんが無いよかマシくらいの明りは望めるのでは?
井上東:
持っとるで! 携帯の光とかでもいいのでは?
小鳥遊翠:
あぁ、なるほど。そういや私もスマホ持ってたわ。
水津晶夫:
文明の利器。
KP:
カメラのフラッシュとかわりと強いしな。
小鳥遊翠:
まぁ光源は多いに越したことはないかも。あきおも携帯くらいは持ってそうだけど。
水津晶夫:
持ってるよ。う〜ん、突っ立っててもしゃあないし下りたいな。
井上東:
下りるか……やり残したこともないしな。……ないよね、うん。
水津晶夫:
ないと思いたい。
小鳥遊翠:
覚悟決めるか……。