KP:
では、ファンブルしてしまった東くんの耳はこんなものを捉えます。
ゴボゴボ、という粘着質な怪音が聞こえた気がした。
聴覚を苛む──いや、苛まれているのは聴覚ではなく脳のような気さえする。
その怪音は頭の中に直接入り込み、頭蓋骨の内側でガンガンと反響するようだった。
──気のせいか……?0/1のSANチェック、お願いします!(にっこり)
水津晶夫:
わぁいSANチェックだあ。
井上東:
いやああ。
小鳥遊翠:
井上……惜しい奴を亡くした……。
KP:
初のSANチェックロールがファンブル描写になるとは思っていませんでした。
井上東:
SANチェックロール 1D100≦50 → 74 = 74 [失敗] |
井上東:
ウッ……。
KP:
残念! ではSAN値を1減らしておいてくださいな。
| ……!? ……なに……ッ……?
|
井上東:
頭を押さえて、突然の感覚に目を瞑ります。
| 井上さん? どうかしました?
|
水津晶夫:
様子がおかしいのに気が付いて声かける。
| 井上さん、何かあったんですか?
|
小鳥遊翠:
水津の声に気付いて小鳥遊も声をかけます。
| ……いや……、今……急に変な音が聞こえて……あ、たまが……ックソ、何やねんコレ……!
|
井上東:
戸惑いを隠せない、といった様子で答えます。
| ……大丈夫ですか? しょうがないですよ、この家、何だか妙な雰囲気ですし、暖房も過剰だし……。無理はしないで、何かあったらいつでも俺に言ってくださいね?
|
| え、お、音……? 私には何も聞こえませんけど……どこからそんな……?
|
小鳥遊翠:
ときょろきょろ周りを見回します。
KP:
そうですね、もう一度耳を澄ますなら、ファンブルした東くん以外のお二人は今度は+20でロールしてみてもよいですよ。
水津晶夫:
じゃあいってみる。
技能ロール:〈聞き耳〉 1D100≦25+20 → 73 = 73 [失敗] |
水津晶夫:
駄目です。
小鳥遊翠:
私もリベンジ……。
技能ロール:〈聞き耳〉 1D100≦25+20 → 26 = 26 [成功] |
KP:
おっ。
小鳥遊翠・
水津晶夫:
おお。
井上東:
おお!
KP:
おめでとうございます! では東くんの様子を受けてもう一度耳を傾けてみると、翠ちゃんは二階の方から全く違う、少女のすすり泣くような声が聞こえることに気が付きます。
小鳥遊翠:
なんと……。
| ……あ。本当だ、何か聞こえます……二階の方から……! 子供が、女の子の泣き声が聞こえます!
|
| 泣き声? それはどうも、尋常じゃなさそうな……。
|
水津晶夫:
と言って二階の方を見る。教えてもらったら聞こえたりとかします?
KP:
言われてから集中してみたのなら聞こえていいですよ! ただ、具体的にどの部屋から、というのは分かりませんね。
| ……女の子の泣き声って……読めん人やな、篝先生は。
|
井上東:
と、疲れた様子で呟いて同じく二階を見ます。
| 本当ですって! よく聞いてください! もしかして……電話のあの子なんじゃ……。
|
| そうかもしれませんね……家主がいないことにはどうしようもないし、とりあえず、二階に行ってみましょうか?
|
| 行きましょうか。……ああもう、人を休日出勤させといて本人は居ない……挙句に家で女を泣かせてるってどういう了見やねん、あの人はもー……。
|
井上東:
愚痴りながら二階に上がろうとする。
小鳥遊翠:
小鳥遊も、そうですね……と後ろからついて行くことにします。
KP:
では、正面にステンドグラスの見える中央の大階段から二階に上がると、左手にめぼしい部屋が二つ、右手に大きな部屋が一つあるのが見えますね。吹き抜け構造になってる感じ。
ここまで来れば少女の泣き声もそれなりに聞こえます。どうやら左手の奥の部屋からのようです。
水津晶夫:
ほうほう。何か目につくものがあったりとかはしない感じ?
KP:
ステンドグラスくらいかなあ。あとはまあ廊下に観葉植物がちらほら。
水津晶夫:
いかん、翠ちゃんがまた割るかもしれない。
井上東:
翠ちゃん観葉植物絶対割るウーマンなの……?
小鳥遊翠:
イノシシか何か?
KP:
ステンドグラスには一応耐久値が設定されているので一回や二回のファンブルじゃ割れないよ、とだけ言っておきましょう。なので安心してファンブルしていってね! なお観葉植物は。
水津晶夫:
観葉植物が危ない!
小鳥遊翠:
あれは事故だから……翠ちゃんっていうくらいだし緑は大切にするよ!?
KP:
ダイスの女神様が緑を大切にするかどうかは分からないんだよなあ。
水津晶夫:
声のする部屋行く? 行っちゃう?
小鳥遊翠:
声が聞こえる扉の前でもっかい聞き耳したい。
井上東:
私も。
KP:
よいぞ。
小鳥遊翠:
技能ロール:〈聞き耳〉 1D100≦25 → 48 = 48 [失敗] |
小鳥遊翠:
まぁ駄目か。
井上東:
技能ロール:〈聞き耳〉 1D100≦45 → 11 = 11 [成功] |
井上東:
おお!
水津晶夫:
でかした。
小鳥遊翠:
振り幅どうなってん。
KP:
マジかよ……えーでは。翠ちゃんには普通に、先程から聞こえる程度のすすり泣くような声しか聞こえませんでしたが、東くんはその声が何らか呟いているのを拾うことが出来ます。
| ──どうして……? なんでよっ、シドウ……!
|
KP:
ってな具合ですね。めっちゃ泣き喘いでる。
水津晶夫:
おやおや……。
小鳥遊翠:
まあまあ……。
井上東:
とりあえず、篝先生の名前を呼びながら泣いている、と二人に軽く伝えておきます。
| ……女性を泣かせるだなんて、尊敬できないなぁ。
|
水津晶夫:
って呟く。
KP:
あきお誰かを尊敬しそうな顔してなくない?(失礼)
水津晶夫:
す、するよ。するする。めっちゃする。多分。
井上東:
あきお、蟹と相性悪そう。
水津晶夫:
一瞬誰かと思ったわ。確かに悪そう。
小鳥遊翠:
個人的に一条と会わせてみたい。
KP:
その空間には入りたくない。
水津晶夫:
私も嫌だ。
小鳥遊翠:
私も嫌。
井上東:
私も。
| ど……、どうしましょう??
|
小鳥遊翠:
小鳥遊は二人を交互に見てます。
| そう、ですね……俺達は呼び出されたわけですし、とりあえず彼女に話を訊いてみましょうか。
|
水津晶夫:
と、東くんの方を見て言う。
| 彼女が僕らを呼び出した人物とはまだ確定してませんがね。ここで聞き耳立ててても事態は変わりませんし、それがいいでしょう。
|
井上東:
とドアの方を向いて。
KP:
それじゃあねえ。君達がそんな風に部屋の前で足踏みをしていると、急に目の前の扉が開きます。バンッと。
水津晶夫:
危ない。
小鳥遊翠:
ヒェッ。
井上東:
怖っ。
KP:
中から出てきたのは推測の通り、十代半ばの見た目をした女の子です。彼女はあなた方を一目見たかと思うと、きっと睨み付けてこう言います。
| ……ぶちぶちうるっさいわね、来るのがおっそいのよ。 もうとっくに手遅れだわ、役立たず。
|
KP:
眉間に皺を寄せ苛立ちを露わにしてそう毒づく彼女は、真っ白な髪、真っ白な肌、そして紅い瞳をしています。
あなた方は一目で、彼女こそが噂に聞く雪女その人である、と直感するでしょう。
水津晶夫:
お出ましだ……。
| ……電話で俺達を呼び出したのは、貴女かな?
|
| だったら何だっていうの? 間に合わなかった癖に。
|
| て、手遅れって一体……?
|
小鳥遊翠:
後退りながら話しかけます。
| ……手遅れは手遅れよ。アンタ達のせいなんだからっ……もっと早く来れなかったワケ!?
|
KP:
彼女は怒りを隠そうともせずお三方に敵意のようなものを向けていますが、その声は上擦っており、目尻には薄く涙が光っています。
| 手遅れ? ……じゃあ、獅童は……?
|
水津晶夫:
部屋を覗きたい。
| ……なんで俺たちを呼び出したんや?
|
井上東:
と、雪女に問いかけます。
| ごめんなさい。急いで来たつもりだったんですけど、雪も降ってて……篝さんに何かあったんですか?
|
| ……ふん。自分達の目で見てみなさいよ。
|
KP:
彼女はそう言って扉を開け放し、部屋の中に誘います。
小鳥遊翠:
恐る恐る部屋に入る。
水津晶夫:
入りますぜ。
KP:
部屋の中は簡素なもので、シングルのベッドとタンスを兼ねたサイドチェストくらいしかありません。
ベッドの上を覗き込むと、そこには目を閉じたまま動かない篝獅童の姿があります。
水津晶夫:
脈を確認したい。
KP:
まあ脈は伺えませんね。〈医学〉が振れます。
水津晶夫:
振っとく。
技能ロール:〈医学〉 1D100≦70 → 49 = 49 [成功] |
水津晶夫:
成功だぜ。
小鳥遊翠:
行動が迅速すぎて笑った。催眠術師すごい。
KP:
おっ。ではあきおはその皮膚の冷たさや色などから、篝の死因が重い低体温症による「凍死」であると判断できます。
| ……凍死、か。
|
| 篝さん……! そんな……!
|
小鳥遊翠:
と口を覆う。
KP:
また、脈をはかりに篝の亡骸に触れたあきおくんはその肌に、ただ体温が失われて冷たいというだけでなく、何か底知れない悪寒の走るような冷気を感じるでしょう。 0/1でSANチェックお願いします。
水津晶夫:
オッフ……。
SANチェックロール 1D100≦85 → 63 = 63 [成功] |
水津晶夫:
やったね。
小鳥遊翠:
おお。
| 凍死にしても、これは何かおかしい、ような……嫌な感じだ。
|
水津晶夫:
ってわりと冷静に呟く。
| ……アタシじゃどうしようもなかった。アタシじゃもうシドウに触れられなかったから、アンタ達を呼んだのに! どうしてよ! もっと早く来てくれたら、シドウは助かったかもしれないのに……!
|
KP:
そう怒りを露わにして、彼女は何度もあなた方を詰ってきますね。
| 触れられない? ……不躾な質問で申し訳ないんですが、貴女は一体、獅童の……何なんです?
|
| ……どうだっていいでしょ、そんなの。 なんでナマエも知らないアンタ達なんかにそんなこと話さなきゃいけないの?
|
| っと、失礼、俺としたことが……名前を訊くときはまず自分から、ですよね。……俺は水津晶夫っていいます。獅童には、良くしてもらってたんだけど……。
|
| あ、わ、私は篝さんとは作家仲間で、小鳥遊翠といいます…!
|
井上東:
東はそれを黙って見てる。
| ふうん? べっつにどうでもいいけど。 …………アタシは、アニ。シドウがそう名付けてくれたの。それだけ。……それだけよ。
|
| ……アニさん。来るのが遅くなって本当に申し訳ありませんでした。 でも、教えてください。こうなる前、私達が来る前に、篝さんに一体何があったんでしょうか……?
|
| 、何がもクソもないわよ。アタシが、 ………………アタシが殺したのよ、シドウを。
|
| っお前が……なんでそんな事したんや! なんで篝さんを……!
|
| 井上さん、落ち着いて。……これは、彼女を責めてもどうしようもない問題な気がします。
|
| ッどうだっていいでしょ、そんなこと! 何よアンタ、木偶の坊の癖に! ……アタシだって、殺したかったワケじゃないわよ……だから、アンタ達を呼んだって言ってるのに……ッ。
|
KP:
と、恨めしそうに呟いています。
| アニさんも、どうか落ち着いてください。 ……獅童のことは、本当に申し訳無いことをしたと思っています。どうしてこうなったのか、貴女が獅童と会ったときのことから、教えて貰うことは出来ないでしょうか?
|
| ……イヤ。もういい。シドウを助けるために呼んだのに、これじゃ用無し。 アンタ達がここに居る意味なんてもうないわ。すぐ帰って。……帰るべきよ、こんなところ。
|
KP:
彼女はそう言って早々に帰ることを促してきます。篝との云々かんぬんについては、例え〈言いくるめ〉や〈説得〉をされても語りたくないようです。
小鳥遊翠:
手強い……。
KP:
じゃあ、こんなところかな。息巻くアニが服の袖を伸ばしてまでぐいぐいとあなた方を部屋の外に出そうとすると、突如部屋に異変が発生します。
あの、東くんは一度聞いたことのある奇怪な音。
ゴボゴボという粘着質な気味の悪い音が、今度はあなた方全員の脳を揺らすように響き始めます。
水津晶夫:
うわぁ。
KP:
更に恐ろしいことに、あなた方はその怪音が一定の法則、言語的リズムに則って発されていることに「何故か」気付いてしまうでしょう。
そう、その怪音は人智では到底測り知れぬ何者かによって発された、れっきとした「言語」であったのだ、と。
という訳で、冒涜的な怪音に襲われた探索者達は1/1D4のSANチェックをお願いします!
小鳥遊翠:
ヒェ……。
SANチェックロール 1D100≦70 → 57 = 57 [成功] |
水津晶夫:
こわい……。
SANチェックロール 1D100≦85 → 78 = 78 [成功] |
水津晶夫:
セーフ!
井上東:
むり……。
SANチェックロール 1D100≦49 → 4 = 4 [成功] |
井上東:
おっ!?
水津晶夫:
ウケる。
KP:
アズマオウなんなの。
井上東:
誰がアズマオウやねん。今回落差激しい。なんなの。
小鳥遊翠:
すぎょい。二回目だから慣れたのかな?
KP:
全員成功かあ。チェッ。1減らしておいてくださいな。
さて。怪音を聞いたのはあなた方だけではなく、アニもまた同様に不快感に顔を歪ませ頭を抱えてしまっています。
しかし、アニだけはその「言語」を理解出来ているようで、辺りをきょろきょろと見回し虚空に向かって叫び始めます。
| はぁ!? ふざけないで! アタシはアンタの指図なんか受けないし、アンタはアタシのパパじゃない! アタシのパパはっ……!
|
KP:
そこまで言って、はっと表情を変えて探索者達の方を一瞥し、口をつぐんでしまいます。
そしてそのアニの言葉に応えるように、再び冒涜的な音が部屋中に響き渡ります。あなた方は何故か、その音、声に込められた怒りを理解してしまうでしょう。
その直後、部屋の空気が突如ひんやりと冷たくなります。
ふと見れば、寝室の床からじわじわと染み出すのは、水銀じみた液状の物質。それが壁に、天井に、窓に、ゆっくりと這い登ってその全てを埋め尽くさんと広がっていくのを、あなた方の目は捉えるでしょう。
水津晶夫:
うわぁやばい。
KP:
床上浸水の如く寝室の床に溜まっていく液状の物質は、そしてついにあなた方の足首を絡め取ろうとミミズや蛇を思わせる触腕を伸ばしてきます。
それに触れられたあなた方は、南極の氷の奥の奥に押し込まれたような冷気を感じ、一瞬は魂までもが凍りついたと錯覚します。
この怪奇現象に直面した探索者は1D3/1D6のSANチェックをお願いします!
水津晶夫:
わぁい……。
SANチェックロール 1D100≦84 → 32 = 32 [成功] |
小鳥遊翠:
やばい……やばすぎる……。
SANチェックロール 1D100≦69 → 24 = 24 [成功] |
井上東:
ウワア。
SANチェックロール 1D100≦48 → 99 = 99 [失敗] |
井上東:
ウワア!!!!
水津晶夫:
まてやおい。
KP:
アズマオウwwww
井上東:
なぁにこれぇ……。
小鳥遊翠:
ダイスの女神に好かれてる。
KP:
今回の振り幅ちょっとやばすぎるな……成功したあきお、翠ちゃんは1d3、失敗したアズマオウは1d6で減少どうぞ。
井上東:
ウワア……。
水津晶夫:
小鳥遊翠:
水津晶夫:
マジで振り幅ww 水津より減少値少ないじゃないか……。
KP:
減らねえww 本当に何なんだ君は?
井上東:
こっちが聞きたいんですけど! なにこれ!
小鳥遊翠:
草。
| っ早く、部屋を出るわよ! 急いで!!
|
KP:
アニは顔色を変えて声を張り上げますね。
水津晶夫:
その声でハッとして部屋を出ようとします。
小鳥遊翠:
「ひっ……いやぁ……」と後を追いかけます。
井上東:
「何やねん!」と若干キレ気味に走り出します。
KP:
三者三様の反応が面白い。
では、部屋を出ようとする君達に、その水銀のような泥溜まりが不気味な触腕を伸ばしてきます。
が、その動きは非常に緩慢であり、DEX4との対抗に成功すれば訳なく逃げ切ることが出来るでしょう。
DEXが9の翠ちゃんは75%、10の東くんは80%でロールして成功したら逃げ切れますね。16のあきおは自動成功です。おめでとう。
水津晶夫:
妙に高いDEXが生かされた。
井上東:
DEX対抗ロール 能動:10 vs 受動:4 1D100≦80 → 55 = 55 [成功] |
小鳥遊翠:
うえぇ……頼むぅ……。
DEX対抗ロール 能動:9 vs 受動:4 1D100≦75 → 71 = 71 [成功] |
KP:
セーフ!
小鳥遊翠:
あっぶね。
水津晶夫:
よかった。
井上東:
よかった……。
| 早くこの家を出て!! 急いで!!
|
KP:
そう言ってアニはエントランスホールへ降り、正面玄関の方へ駆けていきます。
水津晶夫:
アニちゃんも出ていこうとしてんのかな?
KP:
アニちゃんは出られるとしてもここに残りますね。
まあ探索者達がアニを追ってみれば、正面玄関には先程も見た水銀状の「何か」が扉を覆うように付着して塞がれており、逃げることは出来ない訳ですが。
水津晶夫:
出れねえ。
小鳥遊翠:
なんてこったい……。
| どこか他に出口は無いの!?
|
小鳥遊翠:
とアニちゃんに叫びます。
| っ……扉は正面にしか無いわ。でも、どこかの部屋に、まだ塞がれていない窓があるかもしれない……。
|
| 探しましょう!! それしかないです!
|
水津晶夫:
「何か」が攻撃してくる気配は今はもうないんかな?
KP:
扉や窓に付着しているものは余程近付かない限りは攻撃してこないようですね。逃がさないことに専念している感じ。
水津晶夫:
ほうほう。
小鳥遊翠:
どこか開いている部屋ってあるん?
KP:
屋敷の中を探索するなら、アニちゃんがある程度ナビしてくれます。大まかな地図を貼りますのでご参考までに。こちらですね。
水津晶夫:
確認した〜。
井上東:
確認したぜい。
小鳥遊翠:
確認しました! 分かりやすい。
| どうしても俺達を逃がしたくないみたいだ……今はとりあえず、他の窓を探すしかないですね。いつまたアレが襲ってくるか分からないのが、ちょっと困りますが。
|
| ……仕方ないわ。出口、探すのは手伝ってあげる。 ここでアンタ達に死なれたら、アタシが気分悪いもの。
|
KP:
アニちゃん曰く、書庫には複雑な鍵がかかっている。それ以外の部屋は入れるはず。とのこと。
それから、先程逃げてきた篝の寝室の扉は正面玄関と同じように水銀もどきが陣取っているので、今は入れなくなってますね。
お待たせしました、漸く探索パートです。
| ありがとうございます、アニさん……! 書庫は後にして、一階から虱潰しに探すのが良いと思うのですが……皆さんはどうですか?
|
| そうですね、二階はまだ危ないかも……。
|
水津晶夫:
キッチン見に行きたいな。
小鳥遊翠:
良いと思う。二階怖い……行きたくない……。アズマオウさんもそれで良い?
| キッチン行こうか!
|
井上東:
あっ……間違えてアズマオウが喋ってしまった。おもしろい。
KP:
突然積極的になるアズマオウ。
水津晶夫:
急に元気になったな。お腹空いてたのか?
井上東:
アズマオウは一応無口っていう設定あるんで……お腹空いてたのかな……。
小鳥遊翠:
やばい。ツボった。お腹痛い。
| ……じゃ、じゃあ行きましょうか。
|
| ……何やその目は……あーもうヤケクソや、なんでこんな目にあってんねん俺が! 何したっちゅーねん! 行くで! キッチン!
|
井上東:
と言ってずんずん歩き出します。
KP:
急にかわいい。
水津晶夫:
なんかかわいい。そんな様子のアズマオウを見てちょっと微笑みながらついていくよ。
小鳥遊翠:
アズマオウさんおもしろいなぁ。