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1週間、1年生の教育係は続いた。



リオ「どう?今年の新入りは骨の
   あるのがいそうかしら?」



『そうっすね〜
 男子は期待できそうなのは
 ちらほらと』



リオ「男子探してどうすんのよバカ!!!
   あんた、身体能力だけじゃなくて
   頭の中も男化してんの!?」




リオさんにポカンと殴られる。




『いった〜〜〜〜

 そうやってリオさんが殴って
 ばっかりだから「私がなんだって?

 …イエ、ナンデモアリマセン…。』






リオさんが殴ってばっかりだから
アホになる、と言いかけたが

リオさんの圧力によって
その言葉は飲み込むしかなかった。









虹村「じゃぁ今年もするか」


リオ「そうね」




『するって何を?』


新太「何ってナニだ(ガツン)

   …ゴメンナサイ」





リオさんの拳が新太の頭にめり込んだ。

リオさん容赦ないな…。







虹村「新1年生諸君、1週間外練って
   いうのも飽きただろう?」



青峰「フラストレーション溜まりまくり」


虹村「です!!!はどうした?」



青峰「で、ですっ!!!!(ヒヤヒヤ)」





リオ「ということで、体力テストの結果
   から平等にチームを組んだから
   チームごとに分かれて。




   始めるわよ、歓迎試合!!!!」





「「「歓迎試合〜〜〜!?!?」」」







新太「歓迎する気なんかねぇくせに」


『去年だってこの歓迎試合で
 半分は脱落したもんね』




そう、この歓迎試合とは、

先輩が後輩へ力の差を見せつける試合。

いわゆる地獄なのだ。







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