▼ 6
結果は
青峰「ハァハァハァ…つえぇ…」
新太「もうバテたのかよ…。
体力ねぇのなー…トレーニング20倍か?」
青峰「(ギク)
まだ終わってねぇ!!!!」
『青峰、その辺にしときなよ。
明日の練習ついてこれなくなるよ?』
あんただけ10倍なんだから、
と付け足すと真っ青になった。
青峰「マジで10倍…?」
新太「当たり前だろ?」
青峰「まじかよー!!!!!」
「青峰くん、まだ走ってるよ」
「もう5周終わったのにな」
「何周走るつもりだ?」
『あと45周くらいじゃない?』
「え!?50周するつもりなんですか!?」
「なんで!?」
『さぁ?賭け?』
翌日の練習で
新太は終始嬉しそうな顔をし、
青峰は他の1年生に不思議に見られながら
ひたすら走っていた。
青峰「くっそぉぉぉぉぉー!!!!!」
新太「ざまぁ!!!!」
『性格悪いな…。』
prev / next