2015/06/11
毎年この季節になると思い出すんですよね。
まぁ、毎年って言えるほど何年も経っていないんですが。
今年で中国に来て二年が経ちます。留学生ではなく、一般生徒として受験して入学したから今はまだ一回生で、この秋から二回生になります。
中国に来たのが、二年前の7月13日。
いろんな不安があって、葛藤があって。
それでも夢を諦められずに必死に一歩踏み出した日でした。
中国で受験なんて受かる保証もなく、受かったとしても自分の実力がどこまで通用するかも分からない。
今考えたら無謀で馬鹿でしたね。
でも、無謀になって、馬鹿になって、当初視野にも入れていなかった山東大学で一番好きな英語を専攻することになって。
確かに楽しいことより苦しいことの方が多いのかもしれません。日本でやりたかったことを諦めたことだってありました。
なのに、これっぽっちも後悔しないって。
人間、こうも馬鹿になれるんですね、必死に追い求めるものが出来てしまうと。
夏や冬に日本に戻るので再会という意味ではありませんが、友人達には六年で必ず戻ると言ってあります。
受験で一年。大学で四年。卒業後に実践を積み重ねる最後の一年。
六年後には完全に戻る、と。
だから、サイトの名前を『僕がいなくなって六年目の春』にしたんですよね。置いてきたものを忘れないように。あの時の決意を忘れないように。
残り四年。長くも短い四年。
本当に頑張らなきゃなりませんね。
僕がいなくなって六年目の春、その時に戻ると約束しよう。夢を掴み、堂々と立っていることを約束しよう。