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2016/04/07
エイリアンの来襲。…いやぁ、各国のイメージってなかなかあってるものですね。

前の学期(9月~1月)の話だったんですけど、スピーチの授業がありました。

その学期最後の授業でね、ALT(うちはアメリカ人が教えてます)が、バン、とドアを破る勢いで教室に奇襲を仕掛け、叫びやがりました。

「エイリアンが来たぞヽ(゚Д゚)ノ!!」と。

そこでね、クラスの心がまとまりました。

(あ、アメリカ人だ、こいつ)

そして、ALTは続けるのです。

「この危機には全人類が立ち上がり、協力して戦わねばならぬ!スピーチで世界の人類の心を奮い立たせよ!世界の命運は君達に任された!ヒーローは君達だ!(※スピーチの授業です)」

そこで再び、

(あ、こいつ、アメリカ人だ)

と思うわけです。

ALTは印刷されたスピーチを手渡してきて、ご丁寧にエイリアン映画のワンシーンをカットしたものをクラスで流し、人間達が不安そうな目でこちらを見るシーンで止め、

「さぁ、ヒーローになれ!!」

(あ、こいつ、アメリカ人だ)

しかも、指名されてクラスメイト達がスピーチ原稿を読んでいくのに、「熱意が足りぬ!これでは戦えぬ!」とか「眠たい!」とか文句を言ってくるのです。可愛いアメリカ人め。

そして、ついにクラスメイトの一人が吹っ切れて熱いスピーチをして(これがきっかけで後に彼のあだ名はヒーローとなりました)、これで満足するだろと全員が思った途端、

愛くるしいアメリカ人が、

「はーはっは!我こそがエイリアンのボスだ!はーはっは!!貴様らには倒せぬ!!」

と高笑いをしました…。

そこで暁は思ったのです。

(お前がボスならスピーチで世界人民を奮い立たせて戦わせるより、今クラス全員(23人)でボコッた方が早くないか)

と。エイリアンのボス発言には誰も反応せず、滑っただけでした。その後、拗ねたALTは授業もせずエイリアン映画の続きを見せてくれました。

結局、何が言いたいかと言うと、

暁は今日も愉快な仲間たち(一部変人あり)と愉快な留学生活(一部ハプニングあり)を愉快に送っているのでした。
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